スキャルピングに関する「よくあるご質問」をまとめました。
トレード手法について
A.理想はリスクリワード比率「1:3」と言われていますが、正解はありません。
例えば、手法の勝率が80%であればリスクリワード比率「1:1」でも十分に利益を得られます。また、トレーダーの特性によっても、損切り幅と利確幅の理想的なバランスは異なります。ポジションを保有し続けるのが苦手な方は、リスクリワード比率「1:1」をルールとして、勝率を高めるトレードがよいでしょう。
A.アリです。ただし、リスクは大きくなる点には注意しましょう。
指標発表の数秒前はスプレッドが広がるので、ストップロスの設定が近ければちょっとした値動きで損切りになることもあります。ハイレバレッジでエントリーする場合は、海外FX口座のボーナスを活用するとリスクを抑えて利益を狙えます。
A.どちらが向いているかはトレードスタイルによって異なります。
エントリーや決済のタイミングがシビアなスキャルピングの場合は、成行注文が向いています。一方で、ある程度大きな波を狙うスイングトレードは、指値注文も選択肢に入るでしょう。また、仕事や家事でチャートの監視時間が限られる方も、指値注文を活用すればうまく相場を立ち回れる可能性が高まります。
A.リスクリワード比率1:2以上のスキャル手法だと、勝率50%でも十分に利益を残せます。
例えば損切りを5pips、利確を10pipsで設定したとしましょう。トレードを100回おこなって勝率が50%の場合、損失は合計250pips、利益は合計500pipsとなります。利益から損失を差し引くと250pips残るため、十分に利益を残せます。
一方でリスクリワード比率1:1以下のスキャル手法の場合は、勝率50%だと利益が残せません。
A.ボラティリティが低い日はトレードを見送ることを考えましょう。
ボラティリティが低いのは市場参加者が少ないことを意味し、テクニカルが効きづらくなります。例えば、アメリカやユーロ圏などの国が休場の場合は、ボラティリティが低くなりがちなのでトレードは控えたほうがよいでしょう。
価格変動率を表すテクニカル指標もあるので、ボラティリティを測る際に目安にするのもひとつです。以下の記事で「ヒストリカルボラティリティ」について解説しています。
A.ニューストレードとスキャルピングの相性はよいです。
ニューストレードとは、経済指標発表時の大きな値動きを狙うトレードを指します。タイミングがシビアなので難しいものの、動きに乗れると短期間に大きな利益を得られます。
A.はい。スキャルピングで安定して月利5%は狙えます。
損切りや損失額を設定してリスク管理をしたうえで、期待値の高いトレードをし続ければ月利5%は十分に可能です。ただし、レバレッジをかけられる海外FXを利用することが前提です。
最初は難しいかもしれませんが、大きな利益を狙わないことや過去のトレードを振り返ることで、徐々に安定して利益を狙えるようになります。スキャルピングFXの勝ち方とコツを以下の記事で紹介しています。
A.場合によってはありです。
ナンピンポジションの平均取得単価を下げられるメリットがありますが、相場がもし反転しなければ雪だるま式に損失が増えるリスクがあります。とくにハイレバレッジで取引することが多いスキャルピングでは、ロスカットのリスクが高まります。
ただし、手法ルールにナンピンを組み込んでいる場合やレンジ相場では有効に使える局面もあるでしょう。ナンピンする際は、リスク管理を徹底しておくことをおすすめします。
A.ブレイクした方向に付いていき、逆行し始めたらすぐに利確しましょう。
スキャルピングの基本は、価格が動いた方向への順張りです。レンジブレイクを狙うことで勝ち逃げしやすくなります。ただしダマシもあるので、正確にレンジブレイクを捉えられるようにスキャルピングの経験を積み重ねましょう。
A.自身が得意とするテクニカルな優位性を持つパターンを待つことが基本です。
例えば、移動平均線のゴールデンクロス、レジスタンスラインのブレイクなどが挙げられます。衝動的にエントリーせず、明確な「根拠」があるポイントに絞ることで、トレードの質が高まります。
A. 可能です。
ただ、雇用統計はまったく予測がつかないのでトレードで利益をあげるのは簡単ではありません。
ただし、結果発表後は強いトレンドを作りやすいため、慣れてくると短期で利益を狙うスキャルピングでは狙いやすいと言えます。
発表後の値動きに「クセ」もあるため、それらを把握することで大きな値幅を取りやすいタイミングだと私は考えます。
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A. 無理です。
私は「損切りがスキャルで最も必要な技術」だと思っています。
スキャルピングの場合、1回で取る値幅が狭いために取引量を大きくしてトレードします。なので、思惑と逆にチャートが動いた場合は素早い損切りが必須になります。
「たぶん、戻るだろう」といった希望的観測を持たずに素早く損切りをして資金を守り、次への収益チャンスへとつなぐようにしましょう。
A. スキャルピングに慣れるまでは「損切りルールの徹底」は重要です。
初心者の方ほど損切りへの躊躇があるため「コツコツドカン」と言われる大負けをしてしまうので、損切りルールを明確に設定し、躊躇なく実行できる経験を積みましょう。
損切りは「次への可能性をつなぐポジティブな行為」と考えて積極的に行う必要があります。そのためには、機械的に損切りを行えるメンタリティが重要になってきます。
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A. ポジションを保有する時間の違いです。
数分〜数10分以内ならスキャルピング、数時間〜その日中で決済する取引をデイトレードと呼びます。
その他の違いには「①利確・損切りする値幅」と「②投資資金・レバレッジ」も違いがある。
デイトレードは目標とする利益確定ラインを設定の上でエントリーするのに比べ、スキャルピングはハイレバを活用した大きな玉で確実な利食いを行い、小さな利益を重ねていきます。
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A. やはり画面が小さい点でスキャルピングのしづらさはあります。
ただし、スマホだけでFXをする比率が30%を超えたというレポートもあり、今後さらにスマホでのFXが主流になってきます。
現段階でもMT4/MT5のスマホ向けインジケーターも進化をしているので、それらの調査&導入を続ける必要があります。
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A. 利益額は人それぞれだが、目標値は5〜10pips以上を。
利益の額は取引量によって変わってくるので、スキャルピングの利益は獲得pipsで計算することが多くなります。
で、その目標とする獲得pipsは初心者と上級者で変わってくると私は考えます。
スキャルピング初心者の方はエントリーと同時に指値とストップ注文を入れて、あらかじめ決めた幅(5〜10pips)で利益を確定した方が良いと思います。
一方、中上級者の方はチャートに伸びる余地があれば、5〜10pips以上の値幅を狙うべきだと思います。詳しくは下記にてご説明しています。
A. 一般的には1日に30回〜100回以上
1日の取引の回数はスキャルパーによってそれぞれです。
一般的には1日に30回〜100回以上とも言われているようですが、私の場合は10回ほどで終わる日もあれば、300回近くトレードする日もあります。
トレードの回数が多いスキャルパーには、XMが提供するXMポイントが貯まりやすいというメリットがあります。
XMポイントとは
A. 逆張りを狙ったスキャルピングも有効です。
トレンドの転換点(反発時)は短時間で大きくチャートが伸びるので、うまく逆張りでトレンドをつかんだ場合は値幅を期待できます。
ただし、スキャルピングの基本は「順張り」であり、トレンドの転換点は「ダマシ」も多いので、スキャル初心者の方は逆張りを避けたエントリーから始めた方が無難ではあります。
A. 向き不向きはあると思います。
1分足チャートで判断をするスキャルピングが勝てるかどうかは、残念ながらその人次第です。
ただし、別の記事でも紹介している通り、FXは1日に15pipsでも積み上げていけば大きく稼げる投資対象です。
なので、1回のトレードで3〜5pipsを獲れれば十分と言え、3〜5pipsの値幅は1分足チャートの中でも多発するため、1分足チャートを観察しながらのスキャルピングは有効だと言えます。
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テクニカル分析について
A.不可能ではありませんが、大きな損失につながるリスクがあります。
大きなトレンドが発生した際には逆張りが機能しなくなってしまうためです。他のインジケーターや上位足の方向性を確認するなど、複数の根拠を組み合わせることで、勝率を大きく高めることができます。
A.はい、可能です。
ローソク足の形や並びから投資家心理を読み解くプライスアクションは、全てのテクニカル指標の根源であり、最も早く相場の変化を捉えられます。ただし、習熟するには多くの経験と検証が必要となる上級者向けのスキルです。
A.はい、短期足チャートにおいても非常に有効なツールです。
引いたラインがサポートやレジスタンスとして機能し、反発を狙った逆張りや、ブレイクを狙った順張りの根拠となります。多くの市場参加者が意識するため、信頼性が高い分析手法です。
A.はい、トレードノートは自分のトレードを客観視し、改善するための最高の材料になります。
「なぜエントリーしたのか」「なぜ負けたのか」を言語化することで、自分の勝ちパターンや負け癖を明確に把握できます。これは感覚的なトレードから脱却するために不可欠な作業です。以下の記事で、トレードノートの付け方を解説しています。
A.はい、非常に有効です。
ダブルトップや三尊天井といったパターンは、短期足でも相場の転換点を示唆するサインとなります。ただし、短期足であるほど「ダマシ」も増えるため、パターンの完成を焦らずにしっかりと見極めることが重要です。
A.はい、トレンドの終焉をいち早く察知する先行指標として非常に有効です。
価格は高値を更新しているのに、オシレーターは高値を切り下げているといった逆行現象(ダイバージェンス)は、トレンド転換の強力なサインとなり得ます。
A.トレンド系とオシレーター系の組み合わせが王道です。
例えば、移動平均線で相場の大きな流れを把握し、RSIやストキャスティクスで短期的な買われすぎ・売られすぎを判断してエントリーのタイミングを計る、といった補完的な使い方が有効です。
以下の記事でスキャルピングに使えるインジケーターを紹介しています。
A.逆張りエントリーを控えたり、エントリータイミングを遅らせたりするのが有効です。
ほかには、複数のテクニカル分析を使うことやエントリーを小分けにすることでもダマシを回避しやすくなります。とはいえダマシをすべて避けるのは不可能なので、割り切って損切りすることも重要です。
A. スキャルピングの基本は「順張り」です。
トレンドができた後でエントリーして確実に利益を確定するスタンスがスキャルピングです。
慣れてくると反発を狙った逆張りもエントリーポイントとなり、値幅が取りやすい場面も多く存在します。
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A. レンジ相場はスキャルパーの稼ぎ場です。
レンジ相場は変動要因の少ない時間帯によく発生し、一般的にはエントリーチャンスが少ないとされますが、レンジ内での往復が見えているため、スキャルピングでは利益を取りやすい相場です。
さらに、レンジをブレイクした場面もエントリーポイントとなるため、レンジ相場では集中してトレードすることをお勧めします。
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A. 私はチャートは1つの時間足ではなく、複数のチャートを見るマルチタイムフレーム分析を行います。
長期・中期・短期の足チャートそれぞれを分析することで総合的なトレード判断を行うチャート分析手法
その中でも、スキャルピングをする場合は「1分足チャート」と「1時間足チャート」を観察することをオススメしています。
この2つの時間足チャートからシグナルが出た時がエントリーのチャンスです。
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A. 分析ツールに正解はありません。
数多くあるテクニカル分析ツールをまずは試してみて、自分に合う方法を見つけてください。
なお、私は一つのインジケータで判断せずに、複数の分析ツールでシグナルが出た場合にエントリーする方法を推奨しています。
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スキャルパーの性格について
A.エントリーから決済までの一連の流れを「取引ルール」として具体的に言語化し、それを遵守することです。
「なんとなく上がりそう」といった感覚を排除し、ルールに合致した時だけエントリーするという作業を繰り返すことで、感情の介入を防ぎます。
A.それはルール通りに利益を確定できた「よいトレード」だったと認識を改めることが重要です。
頂点や底を完璧に捉えることは不可能です。「まだ伸びたのに」という機会損失を悔やむより、着実に利益を確保できた事実を評価しましょう。
A.決まりはありませんが、明確なルールとして事前に設定しておくべきです。
「3連敗したらPCを閉じる」「1日の許容損失額に達したら止める」など、自分なりのルールを設けることで、熱くなって損失を拡大させる最悪の事態を防ぐことができます。
A.その心理状態が「リベンジトレード」という最も危険な罠だと自覚し、即座にトレードを中断することです。
一度冷静になるためにPCから離れ、なぜ負けたのかを分析しましょう。損失を取り返そうと焦るトレードは、まず間違いなく傷口を広げます。
A.トレードに不要な情報を物理的に遮断することが効果的です。
スマートフォンの通知を切り、SNSやニュースサイトは見ないなど、チャートと向き合う環境を整えましょう。また、適度な休憩を挟んで心身をリフレッシュさせることも重要です。
A.決断が遅い、感情の起伏が激しい、ルールを守れないといった特徴を持つ人は苦戦する傾向があります。
一瞬の判断ミスが損失に直結するため、常に冷静でいられる精神的な安定性と、決めたことをやり遂げる自己規律が不可欠です。
A.リスクを管理下に置くことで恐怖はコントロールできます。
恐怖の根源は「想定以上の損失を出すこと」にあります。これを解消するには、1回のトレードで失っても許容できる金額(例:総資金の1%など)を事前に決め、その範囲内のロットでしか取引しないことです。
A.本当です。
連勝による高揚感は「自分は相場が読める」という万能感につながり、無謀なロットでのエントリーや、根拠の薄いトレードを誘発します。このような油断や慢心が、それまで積み上げた利益を失う原因となるため、常に謙虚な姿勢が求められます。
A. 月間50pips取れれば生計を立てられます。
手元資金が多いトレーダーは月間50pipsでも取れれば、十分に専業トレーダーとして生計を立てられると思います。
また仮に手元資金がないトレーダーでも、1日に15pipsを獲れれば複利効果で相当な額に資金を増やすことができます。
スキャルピングとは、小さな利益を積み重ねることで最終的に大きな利益に変える投資手法です。
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その他のよくあるご質問項目
A. 十分に可能です。
FX相場の本番は日本時間の夜10時前後からです。この時間は昼間にお仕事をしている方がちょうどトレードに時間を使えるタイミングです。
値動きがあるほど利益を狙えるスキャルピングにとっては、効率の良い時間帯と言えます。
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A. ついつい無駄なポジションを保有してしまう悪習
ポジポジ病とは、ポジションを保有していないと落ちつかず、ついつい無駄なポジションを保有してしまう悪習です。
スキャルピングでは逆にポジションを保有する時間は短く、トレード中は多くの時間を「チャート観察(分析)」に費やし、適切なエントリーのタイミングを見計らっています。
A. スキャルピングに反射神経は必須です。
相場の動きに合わせて素早く利確&損切りするスキャルパーにはゲーマー出身者の人が多くいます。
また、長時間に渡ってチャートを眺めてトレードチャンスを狙うスキャルピングには、反射神経に加えて集中力も必要になってきます。
A. 特別な勉強はない
スキャルピングに特化した勉強はありません。学ぶべきはFXの基本的なものと同じです。
スキャルピングの技術を上げるためには、経験値しかないと私は考えます。さまざまな注文方法や分析手法を試して、失敗と成功の体験を繰り返すことが最大の勉強になると思います。
数多くのエントリー回数を重ねるごとに適切なポイントが徐々に見えてきます。
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A. 基本的にFXで勝てる人は10%だと言われており、ほとんどの人が勝てません。
特にスキャルピングで勝てないと言われる理由は以下の3点です。
②スキャルはやみくもにエントリーしやすい
③スキャルにはトレード経験が必要
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A. 機械的にトレードができる人
私が思うスキャルピングが上手い人は「機械的にトレードができる人」です。
一回のトレードで一喜一憂せずに、ゲーム感覚で淡々とトレードをできる人が向いていると思います。
感情的になることで損切りが遅れたり、負けを取り返そうとして大負けしてしまうので、与沢翼さんのようにお金をお金と考えず、数字を積み上げる作業として捉えるべきだと思います。
通貨・口座・業者について
A.はい、不利になります。
クリックしてから注文がサーバーに届くまでの遅延(レイテンシー)は、意図しない価格での約定(スリッページ)を引き起こします。0.1秒の遅れが勝敗を分けるスキャルピングにおいて、高速で安定した通信環境は必須です。
A.違法ではありません。
リスク分散や、通貨ペアごとに最も有利なスプレッドの業者を使い分けるなど、戦略的な理由で複数口座を運用するトレーダーは多いです。ただし、業者間のレート差を狙った両建てなどは利用規約で禁止されている場合があるので注意が必要です。
A.はい、有利な部分が多いと言えます。
国内口座より遥かに高いレバレッジ、そして追証なしのゼロカットシステムは、少ない資金で大きな利益を狙うスキャルパーにとって大きな魅力です。ただし、信託保全がないことやスプレッドの広さなどのリスクも理解しておく必要があります。なお、多くの国内FX業者はスキャルピングを禁止しています。
A.はい、避けるのが賢明です。
特に午前4時~8時30分頃のオセアニア時間は市場参加者が極端に少なく、流動性が著しく低下します。これによりスプレッドが広がり、突発的な価格変動も起きやすいため、リスクの高い環境と言えます。
A.ハイレバレッジのスキャルはリスクが高くなります。
少ない資金効率を極限まで高められる一方、資金を失うスピードも速まる諸刃の剣です。高いレバレッジをかけるということは、わずかな逆行でも強制ロスカットに遭うリスクが常に伴います。
徹底した損切りルールの遵守が絶対条件となります。海外FX業者のゼロカットシステムを活用しましょう。
A.手法の有効性検証や、取引ツールの操作習熟といった点では非常に有益です。
ただし、自己資金を失う痛みやプレッシャーがないため、メンタル面の強化にはなりません。デモで勝てることが本番での成功を保証するわけではないと理解しておく必要があります。
A.主に市場の流動性が低下する時間帯です。
具体的には、日本時間の早朝、週末のクローズ間際と週明けのオープン直後、そして重要な経済指標の発表前後には、リスク回避のためにスプレッドが通常より大きく広がる傾向があります。
A.高速な約定と安定した動作のために、ある程度のスペックは必要です。
複数のチャートやツールを同時に動かすなら、CPUはCore i5以上、メモリは最低8GB、できれば16GB以上が推奨されます。モニターも複数枚あると分析効率が格段に上がります。
A.世界二大市場であるロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯(日本時間21時~深夜2時頃)がゴールデンタイムです。
取引量が最も多くなり流動性が高まるため、値動きが活発になり、スキャルピングにとって絶好の機会が訪れます。
A.ドルストレート通貨ペアに比べると難易度は上がります。
クロス円(例:EUR/JPY)は、EUR/USDとUSD/JPYの2つの通貨ペアから合成されてレートが作られるため、値動きが複雑になりがちで、スプレッドもドルストレートより広い傾向にあります。ただし、慣れてくると値動きの傾向が掴めるので、スキャルピングに向いていないわけではありません。
A.どちらも世界トップクラスの取引量を誇り、スキャルピングに適しています。
比較的値動きが穏やかで、トレンドが分かりやすいUSD/JPYを好む初心者が多いです。一方で、世界で最も取引されているEUR/USDの方がテクニカルがはまりやすく、チャンスが多いと感じる人もいます。
A.現在ではMT5が優勢です。
MT4に比べて動作速度が格段に速く、時間足の種類も多いため、より精密な分析が可能です。カスタムインジケーターの豊富さではまだMT4に軍配が上がりますが、総合的な性能ではMT5がスキャルピングに適しています。
A. マーケットを分析するためには複数のモニタがあった方が便利です。
ただし、MT4/MT5は一つのプラットフォームで分析からトレードまでを完結するため、ノートパソコン1台でも十分にスキャルピングはできます。
私の周りでもPC1台&モニタ1枚の専業トレーダーも多く、スマホだけでトレードする投資家も年々増加しているようです。
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A. はい。外為どっとコムでスキャルピングは利用可能です。
しかし国内FX会社の中でもスプレッドが広がりやすく、約定力も並のため、スキャルピングを行うのであれば、他のFX会社を検討してもよいでしょう。
A. 大きなトレンドが生まれ継続しやすい
原油(オイル)はCFD銘柄の中でも変動が激しくスキャルピングでトレードする人が多いようです。
原油相場の特徴として、OPECなどの宣言によってトレンドが大きく進み出し、そのトレンドが長く継続しやすい傾向にあります。
ただし、原油チャートは上下大きく触れながらのトレンドを形成することがあるので、ある程度、維持率に余裕を持ったスキャルピングがお勧めです。
A. はい。みんなのFXでスキャルピングは利用可能です。
国内FX会社の中ではそれほど知名度が高くはありませんが、スプレッドが狭く、約定率99%と約定率も高いため、スキャルピングに向いています。運営会社のトレイダーズ証券のセミナーではスキャルピングの方法を解説しており、スキャルピングを推奨している会社という印象です。
A. はい。ヒロセ通商でスキャルピングは利用可能です。
国内FX会社の中でもスプレッドが狭い方です。
超高速のスピード注文機能があるため、ヒロセ通商はスキャルピングに向いている国内FX会社の1つだと言えるでしょう。
A. 私は約定力を重視します。
日本のFX業界では「業者間でのスプレッド競争」もあって、世界的に見ても非常に狭いスプレッドが提供されています。
スキャルピングにおいてのスプレッドはとても重要ですが、決済時にスリッページが発生する業者では結果的にコストが上がってしまいます。そのため、目先のスプレッドに惑わされず、スプレッドと同じくらい「約定力の高さ」を重視すべきです。
【詳しくはこちらをご覧ください】
A. はい。日経先物でのスキャルピングも可能です。
なお、日経225などをトレードするスキャルパーは証券会社で取引する人が多いようです。
私がスキャルピングFXをしているXM社も、日経225(nikkei225)を提供をしていますがスプレッドが広いのが難点です。
ただ、XMのNYダウ先物(US30)のスプレッドはとても狭くスキャルピング向きの銘柄です。
A. あります。
ただし、(私が実際に購入して使用したことがないので断定はできませんが)世の中にある自動売買システムの大半はインチキだと思っています。
私は、継続的に利益を出し続ける自動売買(EA)システムの話を聞いたことがありません。ましてやスキャルピングの場合はさらに安定的な収益は難しいと思います。
A. はい。VPSの活用はお勧めです。
通常時の相場では感じませんが、指標発表後などのボラティリティが高い相場では違いを感じることができます。
なお、XMなら下記の条件を満たすと無料でVPSを利用できます。
XMで無料で専用VPSが使える条件
無料であることに加えて、日本国内のVPS業者を使うよりも速いので、私も3年以上は活用しています。
XMでのスキャルピングを始める
A. 「スプレッド(取引手数料)」+「スリッページ分」=「取引コスト」です。
FX会社を選ぶときは、スプレッドにばかり注目がいくと思いますが、実は「スリページ」で発生するコストもバカになりません。
スリッページとは、注文した価格とはズレて約定してしまうことです。相場変動が激しいときはこのスリページ幅が大きくなり、スキャルピングにとっては重大なコストとなります。
私が「スプレッドは広いが約定力の高い海外FX(XM)」でスキャルピングをする理由の一つです。
A. 1万円あればスキャルはできます。
資金には余裕があるほど良いですが、仮に手元資金が1万円でもスキャルピングは十分にできます。
レバレッジ1000倍の海外FXを利用すれば1万円で10万通貨分のトレードができます。
10万通貨であれば10pips抜けると1万円の利益が出ます。1日で10pipsを獲れるタイミングはドル円でも最低5回はあるので、十分な1万円でも十分な手元資金であることが分かると思います。
A. 通貨ペアの選ぶ時のポイントは以下の3点です。
2)ボラタリティがある
3)市場参加者(取引をするトレーダー)が多い
これらに当てはまる通貨ペアはユーロドル&ドル円です。
ただし、最近はボラタリティの高いポンドストレートやNYダウ平均なども面白いと思っています。
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A. はい。GMOクリック証券でスキャルピングは可能です。
ネットではGMOクリック証券ではスキャルピングができないという情報が出回っているようです。
しかし1日の取引上限以内(2000万通貨)であれば、スキャルピングができます。
A. FX会社ごとの注文処理方法の問題
スキャルピングを禁止するFX会社は国内企業に限られています。
なお、国内FX会社がNGとする理由は、スキャルピングをされるとFX会社に「注文を処理しきれないリスク」と「損失を受けるリスク」の2つが掛かるからです。
FX会社が個人投資家からの注文を処理する際には2つの種類があり、国内FXと海外FXでその方式が変わります。
国内FX会社ではスキャルが禁止され、海外FXではスキャルを許可されている理由はその違いにあるのです。
A. いいえ。できません。
DMM FXは約款で「短時間での注文を繰り返し行う行為」を禁止ており、実際にスキャルピングを行なっていたところ、口座が凍結されてしまったという方もいるようです。
スキャルピングを行いたいのであれば、DMM FX以外のFX会社を選びましょう。
雑学・その他について
A.トレーダーのライフスタイルや性格によって異なります。
相場分析に時間を割けるなら、柔軟な判断ができる裁量トレードの方が効率的な場合があります。一方、日中忙しい人にとっては、寝ている間も取引してくれるEAの方が効率的と言えるでしょう。
A.実現しているプロトレーダーは存在しますが、決して簡単ではありません。
相場の世界は常に変化し続けるため、手法の優位性も続くとは限りません。勝ち続けるには、変化に対応し続ける学習意欲と、強靭なメンタルを生涯にわたって維持する必要があります。
A.詳細であるほど、後の分析に役立ちます。
損益結果だけでなく、エントリー根拠(使用したインジケーター等)、決済理由、その時の感情、見送ったトレードなどを記録することで、自身の思考プロセスを客観的に見直し、改善点を発見できます。
A.才能や学習時間による個人差が非常に大きいですが、少なくとも1年間の真剣な取り組みは必要だと考えるべきです。
「すぐに稼げる」といった甘い考えは捨て、正しい知識の学習、地道な過去検証、そして実践と反省を繰り返す覚悟が求められます。
A.一概に優劣はつけられません。
EAは感情を排して24時間ルール通りに取引を実行できる点で人間に勝りますが、急な相場変動や要人発言といった定性的な変化に対応できない弱点があります。それぞれの長所と短所を理解して活用することが重要です。
A.ほぼ例外なく、過去チャートを用いた徹底的な検証(バックテスト)を行っています。
自分の手法が過去の相場で通用したのかを何百、何千回と検証し、優位性を確認します。この地道な作業が、本番のトレードにおける自信の裏付けとなります。
A.有益な情報源となり得ますが、発信者の情報を鵜呑みにしないことが絶対条件です。
成功体験談の裏には無数の失敗が隠されています。表面的な「聖杯」探しに終始せず、さまざまな情報を自分なりに噛み砕いて、自身のトレードに落とし込む姿勢が重要です。
A. はい、疲れます。。
スキャルピングの最大の弱点はトレード自体が疲れることだと思います。
「集中してモニタを見て、チャンスが来たら即エントリー」という作業を続けるので当然ながら疲れます。
アラート機能などを活用して多少の楽をすることも可能ですが、あらゆる通貨ペアでの収益チャンスを物にしようと思うとチャートの監視が必要で疲労が貯まります。
A. テクニカル分析やインジケーターの使い方
スキャルピングはテクニカル分析のみでトレード判断をするので、テクニカル分析やインジケーターの使い方を学ぶべきだと思います。
その中でも「エントリーのタイミング」を見つけることが最も重要であり、私はスキャルピングの父と呼ばれるボブ・ボルマンのスキャルピング手法を推奨しています。
A. 1回のスキャルで積み上げた利益をすべてなくしてしまうこと
FXでの失敗例として「コツコツドカン」という表現があります。
これは、取引を繰り返して「コツコツ」と貯めた利益を一回のトレードで「ドカン」と失ってしまう場面のことを指します。
この失敗は取引量の多いスキャルピングの時ほど顕著で、損切りをし損ねると一瞬の間に「コツコツドカン」でロスカットとなってしまうことがあります。
これを避けるために、ポジション保有と同時に損切り設定を行うことがスキャルピングの基本動作となります。
スキャルピング
(別称:スキャル、スキャ)
スキャルピングは英語の「皮むき(Scalping)」はがルーツとなっており、小さな利益を積み上げるトレード手法を「1枚1枚と皮を剥がすイメージ」に例えたのが語源のようです。
日本人トレーダーの5人に1人が選ぶXM