海外FX業者のXM(XMTrading)では、原油先物(WTI OIL)もハイレバレッジで取引可能です。原油は中上級者から高い人気を誇り、海外FXで稼いでいるプロトレーダーは原油やゴールドなどのCFDトレードがメインともいわれています。
今回の記事では、初めて原油取引(スキャルピング・デイトレード)に挑戦する方や、銘柄を原油に絞って10万円チャレンジに挑戦する方に向けて、原油トレードで押さえるべきポイントやおすすめのトレード手法、実際に証拠金を10倍に増やして100万円の利益を上げたデモトレード例をご紹介します。
原油はCFD取引デビューにおすすめ!
本記事で紹介するトレード例
・前半に大きく稼ぐ10万円チャレンジ
XMの原油(エネルギー)のCFDトレード手法とは?
XMの10万円チャレンジとは?
10万円チャレンジとは「最初に入金した10万円をどこまで増やせるか」というチャレンジです。1万円チャレンジの中上級者版として知られています。
目標金額は、証拠金10倍の100万円を稼ぐことです。条件は「10万円からスタート」のみなので、通貨ペアやロット数、トレード手法などの制約はありません。
数ある海外FX会社の中から、XMが1万円チャレンジや10万円チャレンジに選ばれている理由については、下記の記事をご覧ください。
XMで原油(エネルギー)取引がおすすめの理由
先述した通り、原油先物(WTI OIL)は、XMをメイン口座として利用する海外FX中上級者の方々から高い人気を博しています。FXの原油取引が稼げる理由は以下の通りです。
原油取引が稼げる理由
・一方向にトレンドが出やすい
・XMならスワップポイントが発生しない
ボラティリティが大きい
原油先物(WTI OIL)は、XMの取扱銘柄の中でトップクラスにボラティリティが大きいので、スキャルピングでも大きな利益を狙えます。
XMの最大レバレッジは、FXが1,000倍で、原油先物は66.6倍です。原油は価格変動率が高いので、利益を大きくするために限界までレバレッジをかける必要もなく、リスク管理の点からも有利にトレードを進められます。
原油やゴールドはボラの高さが有名!
一方向にトレンドが出やすい
原油先物(WTI OIL)は、一度トレンドが発生すると、数日間〜数週間継続する傾向があるので、スイングトレードにも適しています。
そのため、中期から長期の取引ではトレンドフォローを徹底することで、比較的容易に利益を伸ばせられます。
XMならスワップポイントが発生しない
XMでは、4種類の原油(WTI Oil・WTI Oil Mini・Brent Crude Oil・London Gas Oil)が取引可能です。XMの原油CFD商品は、全ての口座タイプでスワップフリーです。
XMの原油は全てスワップフリー!
XMでは、売りポジションでも買いポジションでも、スワップを気にすることなく日を跨いだトレードできます。
XMの原油(エネルギー)のCFDトレード手法のポイント
原油取引の3つのポイント
・夜間(特に水曜日の深夜)に大きく動く
・スキャルでもデイトレでも稼げる
証拠金10倍を狙うのに必要なpips
XMの原油は1pips変動すると、1ドル(約135円)の損益が発生します。最大レバレッジは66.6倍ですが、保有ロット数によって実効レバレッジは変化します。
実効レバレッジごとに、証拠金10倍にするために必要なpipsを計算してみました。シミュレーションでは、1日50pips獲得し、発生した利益は次の日の証拠金に加算しています。
まずは1日50pips抜きを目標に!
レバレッジ40倍の場合
原油取引では、強制ロスカットに遭いにくく余裕をもったトレードを行うために、実効レバレッジ40倍がおすすめです。
1万円チャレンジの場合、実効レバレッジ40倍では、1日50pips獲得すると10日間で470pips越えになり証拠金10倍達成です。10万円チャレンジの場合も、獲得するpipsやトレードスタンスは変わりません。
ロット数 | 利益 | 証拠金 | |
---|---|---|---|
1日目 | 0.41 | 2,778円 | 12,778円 |
2日目 | 0.53 | 3,549円 | 16,327円 |
3日目 | 0.67 | 4,535円 | 20,862円 |
4日目 | 0.86 | 5,795円 | 26,657円 |
5日目 | 1.1 | 7,405円 | 34,062円 |
6日目 | 1.4 | 9,461円 | 43,524円 |
7日目 | 1.79 | 12,090円 | 55,614円 |
8日目 | 2.29 | 15,448円 | 71,062円 |
9日目 | 2.92 | 19,740円 | 90,802円 |
10日目 | 3.73 | 25,223円 | 116,025円 |
レバレッジ20倍の場合
さらにリスクを抑えたい場合は、実効レバレッジ20倍にするのも有効です。レバレッジ20倍では、1日50pips抜きで合計890pips獲得すると証拠金が10倍になります。
ロット数 | 利益 | 証拠金 | |
---|---|---|---|
1日目 | 0.2 | 1,350円 | 11,350円 |
2日目 | 0.23 | 1,552円 | 12,902円 |
3日目 | 0.27 | 1,793円 | 14,695円 |
4日目 | 0.3 | 2,041円 | 16,736円 |
5日目 | 0.34 | 2,324円 | 19,060円 |
6日目 | 0.39 | 2,647円 | 21,707円 |
7日目 | 0.45 | 3,015円 | 24,722円 |
8日目 | 0.51 | 3,434円 | 28,206円 |
9日目 | 0.58 | 3,917円 | 32,123円 |
10日目 | 0.66 | 4,461円 | 36,584円 |
11日目 | 0.75 | 5,081円 | 41,665円 |
12日目 | 0.86 | 5,805円 | 47,470円 |
13日目 | 0.98 | 6,593円 | 54,063円 |
14日目 | 1.11 | 7,493円 | 61,556円 |
15日目 | 1.27 | 8,549円 | 70,105円 |
16日目 | 1.44 | 9,737円 | 79,842円 |
17日目 | 1.64 | 11,089円 | 90,931円 |
18日目 | 1.87 | 12,623円 | 103,554円 |
レバレッジ66.6倍の場合
XMの原油トレードの最大レバレッジ66.6倍の場合、1日50pips抜くと6日目にはほぼ証拠金10倍が達成できます。
ロット数 | 利益 | 証拠金 | |
---|---|---|---|
1日目 | 0.68 | 4,620円 | 14,620円 |
2日目 | 1 | 6,750円 | 21,370円 |
3日目 | 1.46 | 9,884円 | 31,254円 |
4日目 | 2.14 | 14,445円 | 45,699円 |
5日目 | 3.13 | 21,136 | 66,835円 |
6日目 | 4.58 | 30,911円 | 97,746円 |
7日目 | 6.7 | 45,208円 | 142,954円 |
6日目までの獲得pipsは300pipsで、7日目に3pips獲得すれば、証拠金がぴったり10万円になる計算です。
複利の力で効率よく利益を伸ばそう!
夜間(特に水曜日の深夜)に相場は大きく動く
原油相場も為替相場と同じく、ニューヨークタイムが最も大きく動きます。ニューヨークタイムは個人投資家、機関投資家といった世界中の投資家が参戦するので値動きが活発になるためです。
中でも毎週水曜日の深夜は、米国エネルギー情報局(EIA)が原油在庫統計の発表を行うことから、相場が大きな動きを見せます。
FX初心者の方は、水曜日の深夜は原油トレードを控えることも有効です。
10万円チャレンジならスキャルピングとデイトレードのどちらがおすすめ?
原油の10万円チャレンジでは、どのような時間軸でトレードを行ってもOKですが、短期トレードを考えている方が多いと思います。
トレンド相場で反発を狙うのが得意な方、レンジ相場での取引が得意な方は、スキャルピングで小さな利ザヤを抜いていくのがおすすめです。
一方、トレンドフォローをメインのトレード手法としている方は、大きな波を取りやすいデイトレードがおすすめです。
スキャルでもデイトレでもOK!
XMの原油(エネルギー)のおすすめCFDトレード手法3選【スキャルピング編】
原油のおすすめスキャルピング手法
・東京時間の逆張りトレード
・ブレイクアウトを狙ったトレード
移動平均線からの乖離を狙ったトレード
原油取引に関わらず、相場は移動平均線から離れたりくっついたりする性質があります。この性質を利用する非常にシンプルな手法が、移動平均線から乖離した時を狙ってエントリーするというものです。
移動平均線から下方向に乖離した時は買いでエントリー、上方向に乖離した時は売りでエントリーを行います。利益確定は移動平均線に近づいたら、早めに行いましょう。
原油の場合、強いトレンドが発生した時は、移動平均線から乖離したままで戻らないことがあるので注意が必要です。基本的には方向感がない相場でエントリーして、損切りは早めに行いましょう。
シンプルだからCFD初心者におすすめ!
東京時間の逆張りトレード
欧米の投資家勢が参戦しない東京時間は、原油市場が活発に動くことはほとんどありません。上昇したと思えば、下落するというレンジ相場になることが多くなります。このような相場では、レンジの上限と下限を見極めることで、逆張りトレードが活きてきます。
まずは反転ポイントを目安に、レンジの上限と下限を設定します。上限と下限に水平線を引いたら、逆張りでエントリーを行います。
利益確定はレンジの真ん中付近を目安として、確実に利益を得ることを心がけましょう。一方で水平線をブレイクしたら、損切りは早めに行います。
ブレイクアウトを狙ったトレード
FX同様、原油CFDでもブレイク後、ブレイクした方向に大きなトレンドが形成されることが多くあります。
方向感がない相場が現れたら、下のチャートのように水平線を引いておきましょう。水平線を下抜けしたら、売りでエントリーを仕掛けます。ダマシに遭う可能性もあるので、しっかりブレイクしたことを確認してからエントリーしましょう。
上のチャートのように、ダマシ回避のために、ブレイク後の戻りを狙うのもおすすめです。その後、トレンドがひと段落したら利益確定を行います。エントリー後、トレンドが続かず価格が水平線に戻ってきたら、すぐに損切りを行いましょう。
リスクを最大限抑えたい方におすすめ!
XMの原油(エネルギー)のおすすめCFDトレード手法3選【デイトレード編】
原油のおすすめデイトレード手法
・指標発表後の順張りトレード
・バンドウォーク発生時のトレード
日足チャートレンジ上限下限を狙ってエントリー
デイトレードでは、大きな流れを確認しておくことが重要です。原油は特に日足レベルのテクニカルが効きやすいので、必ずチェックしておきましょう。
下のチャートは4時間足です。日足で見た時のレンジ上限下限に水平線を引いてみました。レンジ相場では水平線で反転する性質があるので、これを利用してみます。
レンジ下限を表わす水平線では買いエントリー、レンジ上限を表わす水平線では売りエントリーを行います。
デイトレードなので、予想通り反転して含み益が出たらすぐに利益確定しましょう。一方で水平線で反転せず、トレンドが発生したらすぐに損切りを行うようにしてください。
指標発表後の順張りトレード
指標発表後は、ボラティリティが高くなるので原油のトレードチャンスです。下のチャートは、5月の米国CPI(消費者物価指数)発表時のものです。
CPIの結果はほぼ予想通りでしたが、指標発表後は下落トレンドが発生しています。トレンドについていき、反発するところまでポジションを持ち続けましょう。
指標発表後は投資家たちの思惑が錯綜するため、相場が荒れることも珍しくありません。エントリー後、相場が逆行するようであれば早めに損切りするのがおすすめです。
米国CPIは毎月15日の前後に発表!
バンドウォーク発生時のトレード
強いトレンド発生時は、大きなトレードチャンスになります。強いトレンドが発生している時、ボリンジャーバンドではローソク足が±2σに沿って値動きするバンドウォークが出現します。
下のチャートでは、-2σに沿って値動きするバンドウォークが出現しています。
バンドウォークが出現したら、売りエントリーしましょう。バンドウォーク終了までポジションを持ち続け、利益を伸ばすことを心がけましょう。
XMの原油(エネルギー)のCFDトレード手法で10万円チャレンジに挑戦【その①】
ここからは、実際に原油先物(WTI OIL)の10万円チャレンジに挑戦して、証拠金10倍を達成したトレード例をご紹介します。
リスクを抑えながらコツコツと稼ぐトレードスタンスの方におすすめです。
銘柄を1つに絞れば、戦略を立てやすくなるからおすすめ!
1回目:下落トレンドラインを目安に戻り売り
15分チャートを開くと、下落トレンドラインに沿って値下がりしている様子が見られました。戻り売りを狙い、ライン付近で売りエントリーを行います。
エントリー後、原油価格が大きく下落しました。大衆心理的に利益確定が入って大きく反発する可能性があったので、利益確定を行いました。
1回目:下落トレンドラインを目安に戻り売り | |
---|---|
取引 | 売り |
ロット数 | 0.68ロット |
pips | +110pips |
利益 | +100,980円 |
今回は下落トレンドラインで反転しましたが、反転せずブレイクするようであればすぐに損切りするのがおすすめです。
2回目:オーバーシュートからの反発を狙う
原油相場では地政学的リスクなどの下落要因がなくても、大きな下落を見せる時があり、このような場合は相場の買い戻しの流れについていくことで利益を上げられます。
2回目:オーバーシュートからの反発を狙う | |
---|---|
取引 | 買い |
ロット数 | 1ロット |
pips | +150pips |
利益 | +202,500円 |
オーバーシュート発生前の価格に戻ったら、戻り売り圧力が強まることがよくあるので利益確定します。エントリー後、反発が弱く下ヒゲに沿って下落が続くようであればすぐに損切りしましょう。
3回目:雇用統計後の順張りトレード
5月5日の米国雇用統計では、非常に良好な結果が見られました。雇用条件の改善は、景気改善→原油需要増加という市場予測が働くので、原油価格を押し上げる方向に働きます。
エントリーは買い方向で考えますが、指標発表直後は値動きが荒れることがよくあるので様子を見ます。一度反落して下ヒゲをつけたのを確認してから、買いでエントリーしました。
2回目:オーバーシュートからの反発を狙う | |
---|---|
取引 | 買い |
ロット数 | 1ロット |
pips | +150pips |
利益 | +202,500円 |
上昇中はポジションを持ち続け、高値更新に失敗&大陰線の出現など、上値が重くなってきたら利益確定を行います。
トレード手法でも解説したように、指標発表後は予想しにくい値動きが見られることがあります。エントリー後、予想と反対に動くようであれば早めに損切りしましょう。
合計3回の取引で証拠金は105万5,260円になったので、10万円チャレンジは成功です。
XMの原油(エネルギー)のCFDトレード手法で10万円チャレンジに挑戦【その②】
次は、前半に大きく稼いで後半は着実に利益を上げたいトレードスタンスの方におすすめの手法をご紹介します。
1回目:レンジ上限でエントリーするスイングトレード
日足チャートで綺麗なレンジ相場を形成していたので、レンジ上限で反落したのを確認してから売りエントリーを行いました。
1回目:レンジ上限でエントリーするスイングトレード | |
---|---|
取引 | 売り |
ロット数 | 6.8ロット |
pips | +400pips |
利益 | +367,200円 |
5日間ほどポジションを持ち続け、レンジの下限付近で利益確定を行いました。一方、損切りの目安はレンジ上限を上抜けしたポイントです。
日足チャートはテクニカルが効きやすいので、短期トレードメインの方もスイングトレードデビューに活用してみるのがおすすめです。
2回目:移動平均線のゴールデンクロスでエントリー
次は、20MAが75MAを上抜けするゴールデンクロスを目安に買いエントリーしてみました。ゴールデンクロスはトレンド転換の合図として有名なので、大きなトレードチャンスになります。
2回目:移動平均線のゴールデンクロスでエントリー | |
---|---|
取引 | 買い |
ロット数 | 20ロット |
pips | +170pips |
利益 | +459,000円 |
利益確定は、上昇の勢いが弱まってきたところで行いました。今回はサイン通りに上昇しましたが、上昇の勢いが続かず20MAが75MAを下抜けたら、損切りを行いましょう。
注意点は、ゴールデンクロスのダマシの存在です。ダマシを防ぐために、1時間足以上のチャートで分析することをおすすめします。
3回目:水平線ブレイクを狙うデイトレード
レンジ相場の下限に引いておいた水平線は、レンジ相場においてはサポートとして機能します。そのため、サポートとして機能する水平線を下抜けしたら、下落トレンド発生と考えることができます。
今回は、水平線を下抜けた直後に売りでエントリーしました。
3回目:水平線ブレイクを狙うデイトレード | |
---|---|
取引 | 売り |
ロット数 | 40ロット |
pips | +25pips |
利益 | +135,000円 |
水平線下抜け後、期待していたほど大きなトレンドにはなりませんでしたが、利益を出せました。
大きく反発した後は、水平線まで戻ってくる可能性があるので早めに利確しておくことが大切です。一方、損切りについては、水平線を上抜けしたタイミングを目安とします。
この取引で証拠金が106万1,200円となり、10万円チャレンジ成功です。
原油なら3回の取引でリスクを抑えながら100万円稼ぐのも可能!
XMの原油(エネルギー)のCFDトレード手法 まと
今回の記事では、原油トレードのコツや1万円チャレンジ&10万円チャレンジのおすすめトレード手法をご紹介しました。
原油はボラティリティが非常に高い商品ですが、スキャルピングとデイトレードの両方で利益を上げられるので、CFDトレードデビューにはおすすめの銘柄です。