海外FXでは、通貨ペアと同様にゴールド(GOLD/金)の取引も可能です。ゴールド価格が動きやすい時間帯は通常のFX取引とは微妙に異なるため、ゴールド取引で稼ぐには適切な時間帯を知ることが大切です。
市場の開場時間や特徴に合わせて取引することで、効率よく利益を狙えるでしょう。今回は、ゴールド取引におすすめの時間帯や、避けるべき時間帯について詳しく解説します。
XMなら最大1,000倍のレバレッジでゴールド取引ができ、今なら新規口座開設で13,000円のボーナスももらえます。スキャルピング取引の制限がないXMで、ゴールド取引を始めみてはいかがでしょうか。
ゴールド価格に影響力を持つ市場とは
ロンドン市場(LBMA)とニューヨーク市場(COMEX)が世界のゴールド取引の中心となっており、両市場合わせて世界全体の取引量の8割以上を占めています。
そのほか、上海市場などアジアの市場も少しずつ影響力を増していますが、ゴールドの価格は現在もイギリスとアメリカの2大市場の動向に大きく左右されます。
ゴールド価格を決めるのはロンドンとシカゴ、上海!
ゴールド価格が動く時間帯
ゴールドの価格は、取り扱われる各市場がオープンする時間に最も動きが大きくなります。
<GOLD先物 リアルタイムチャート:15分足>
特に、以下の市場は取引出来高に比例してオープン時の値動きも大きくなるため、多くのトレーダーに注目されやすい時間帯です。
<ゴールド取引におすすめの時間帯>
市場 | 開場時間(日本時間) | おすすめ度 | 特徴 |
---|---|---|---|
上海市場 | 10:00~ | ★★☆ | 買い勢力が強い傾向 |
ロンドン市場 | 【夏時間】15:00~ 【冬時間】16:00~ |
★★★ | 取引出来高が最大 |
NY市場 | 【夏時間】20:30~ 【冬時間】21:30~ |
★★★ | 初心者におすすめ |
シカゴ・マーカンタイル | 【夏時間】21:00~ 【冬時間】22:00~ |
★★☆ | 荒い値動きもあり |
※夏時間:3月~11月 冬時間:11月~3月
NY市場はトレンドがわかりやすくなる傾向にあるため、初心者にもっともおすすめです。仕事や育児などで日中に取引できない場合でも、NY市場に絞れば取引できます。
スキャルピングだと市場を絞っても取引機会の心配がないね!
上海市場開場:10:00~
上海市場は、午前10時(日本時間)に開場され、開場直後からゴールドの値動きが活発になります。
大きな判断材料がない場合、基本的に買いの勢力が強くなるパターンが多く、午前中は上方向を目指すことが多くなります。
ゴールドは1度トレンドが発生すると継続しやすいため、開場後に買い勢力が強ければ流れに乗って短時間で利益を抜くのがおすすめです。
ちなみに、ゴールドとドル円は逆相関関係になりやすいよ!
ロコ・ロンドン:16:00~
取引出来高が1番大きいロンドン市場は16時(日本時間)に開場し、そこからゴールドの値動きはより活発になります。
「ロンドン勢」と呼ばれるトレーダーがこの時間から市場に参加をはじめ、ゴールドの値動きはよりダイナミックになります。
それまでに発生していたトレンドが急変することも珍しくないので、ゴールドの取引に慣れていないトレーダーには要注意の時間帯です。
CFD初心者は16時前は要注意!
NY市場開場:21:30~(初心者におすすめ)
NY市場がオープンする21:30前後の時間は、発生したトレンドが継続しやすく、ゴールド取引の初心者にもおすすめの時間帯です。
ゴールドは一度発生したトレンドが継続しやすい特性があり、ボラティリティも大きいNY市場の開場時間は短時間でも大きな利益を狙えます。
FX初心者がゴールドで稼ぐなら、NY市場の開場時間を目安にスキャルピングで取引するのがおすすめです。
ゴールド取引は21:00〜23:00がおすすめ!
シカゴ・マーカンタイル取引所:22:00~
欧米のシカゴ・マーカンタイル取引所は、NY市場のオープンに近い22時(日本時間)に開場します。
米国の株式や米ドルの強弱など複数の要素が合わさり、ゴールドの相場が動く流れを作りやすい時間帯です。
要人発言や指標発表などが重なると、上昇から一転下降に転じるような荒い値動きも珍しくありません。
ニューヨークとシカゴは1時間の時差があるよ!
ゴールド取引を避けた方が良い時間帯
ゴールドを取引する市場が切り替わる時間帯は値動きが荒くなりやすく、巻き込まれるのを避けるためにトレードを控えましょう。
特にゴールドの占有率が高いロコ・ロンドンの16時前は、相場が急転換することも珍しくありません。
既にポジションを抱えている場合は、市場が切り替わるまでに決済しておき、切り替え後に再度値動きを確認してからエントリーを狙いましょう。
市場が切り替わる時間帯はエントリーを見送ろう!
XMのゴールドの取引時間に関するよくある質問
海外FX業者のXM(XMTrading)のFXは為替差益を中心に扱うトレーダーが多く、ゴールド特有の取引条件はあまり知られていません。
ゴールドのFX取引を始めるにあたって、よくある質問をまとめてご紹介します。
XMのゴールドの取引時間は?
XMでゴールドを取引できる時間は、日本時間の7時05分~翌朝の5時55分(金曜日は5時50分)です。
月曜日〜木曜日 | 金曜日 | |
---|---|---|
夏時間 (3月〜11月) |
7:05〜翌5:55 | 7:05〜翌5:50 |
冬時間 (11月〜3月) |
8:05〜翌6:55 | 08:05〜翌6:50 |
サマータイム制が導入されている欧米では11月~3月が冬時間となり、それぞれ1時間ずつ遅くなるので注意しましょう。
欧米の経済指標の時間もずれるから注意!
なお、サマータイム制への切り替えは米国時間で3月の第2日曜日、冬時間への切り替えは米国時間で11月の第1日曜日となるのが一般的です。切り替えの日程はXMの公式サイトでお知らせされるので、時期の直前になれば確認しておきましょう。
XMのゴールドは24時間取引できる?
XMでは早朝の1時間を除いて、ほぼ23時間ゴールドの取引が可能です。扱っているのはゴールドの現物価格のみで、ドル建ての金価格が取引対象です。
海外FX会社のXMでゴールドは「GOLD(XAUUSD)」と「XAUEUR」というペアでFXトレードするので、米ドルの相場変動の影響を受けるのを認識しておきましょう。ゴールドの取引は、基本的に「GOLD(XAUUSD)」を指すことが多いといえます。
取引できる時間の合計はFX通貨ペアとほぼ同じだね!
XMのゴールドは休場がある?
XMでゴールドを取引できるのは平日のみで、クリスマスの12月25日と新年の1月1日は完全に休場となります。
米国の記念日などで欧米市場が休場の日でも、ゴールドは短縮取引で市場の立会いが行われており、XMでは遅めの開場や早めの閉場で対応しています。
なお、短縮取引日はNY市場のオープン前に、ゴールドの取引が終了することもあるので注意が必要です。
休場直前などは市場参加者が減って値動きに規則性がなくなるので注意!
XMのゴールド市場はなぜ金曜日だけ早めに終わる?
XMでは、ゴールド価格の急変動から投資家を守るために、最も流動性の低い金曜日の閉場直前は10分早く終了しています。
ゴールドの価格を決めるシカゴ・マーカンタイル取引所の取引時間が7時00分~翌朝の6時00分なので、流動性が低くなり価格が急変する開場と閉場の直後直前は、XMでゴールドの取引ができないように設定されています。
流動性の低い時間帯は基本的に取引はやめておこう!
ゴールド価格が動く時間帯 まとめ
ゴールドは取り扱われる市場のオープン時に荒い値動きとなりやすく、予想に反すればすぐにロスカットに遭うことも珍しくありません。金取引経験が浅いうちは、米国株式市場が開場する21:30前後の時間を狙ったトレンド順張りのトレードがおすすめです。
ゴールドのボラティリティの高さはCFD商品でNo.1!
ボラティリティの高いゴールドは少額の資金からでも大きく稼げるCFD商品なので、時間ごとの特徴を押さえながらエントリーポイントを慎重に見極めて利益を狙いましょう。時間ごとの特徴をすべて捉えるのは難しいため、まずは1つに絞ることをおすすめします。スキャルピング取引なら、時間を絞っても十分な取引機会を得られます。
ゴールドはスキャルピング含めどんなトレードスタイルでもOK!
スキャルピング取引を制限している業者も多いなか、XMでは制限されていません。さらに、ゴールドはボラティリティに対するスプレッドが低いため、スキャルピングでも取引コストを抑えられます。今なら新規で口座開設すると13,000円のボーナスがもらえます。これを機に、XMの新規口座を開設しておきましょう。