「XMでスキャルピングをしたいけど、どう?」と疑問に思っている方向けにXMとスキャルピングについて紹介していきます。
スプレッドが広いと言われるXMがスキャルピングに向いている理由とスキャルピングに向いている口座について知りたい方は参考にしてください。
XMはスキャルピング禁止ではない
スキャルピングとは?
スキャルピングはFXの取引手法の1つです。
スキャルピングとは
1回のトレードあたりの利益が小さい分、損失も小さくなるという長所もあります。
しかし取引回数が多いため、売買コストがかかり、トレードを重ねれば誤発注が増える可能性があるのが短所です。
スキャルピングで利益を得るには相場にボラリティーがある必要があります。しかし一方で値動きが激しい相場ではスプレッドの拡大や、一時的に相場が逆行して損切りやロスカットの原因になります。そのためニューヨーク市場ではなく、東京市場やロンドン市場など「一定のボラリティーがあるものの、値動きが激しすぎない」相場でのトレードが人気となっています。
素直な動きをする相場でコツコツと稼ぐのがスキャルピングの基本
スキャルピングのトレード手法にはいくつかの種類がありますが、ファンダメンタルズはあまり考慮せずに、テクニカル指標を利用してトレードを行うことが多くなります。
チャートだけを分析して反射的にトレードするのが特徴
市場分析や投資家心理を読みとく必要がないため、スキャルピングはデイトレードやスイングトレードと比較して、勉強や経験が収益に反映されやすい取引手法だといえるでしょう。
XMのようなMT4対応の海外FX会社であれば、インジケーターを利用したテクニカル分析を簡単に行えます。
XMでスキャルが禁止されていない背景
XMではスキャルピングは禁止されていません。XMがスキャルを許容できている理由は、XMがNDD(ノーディーリングデスク)方式を採用しているからです。
なお、NDD方式に関する詳しい説明は下記の記事をご参照ください。
FX会社はNDD方式もしくはDD方式のいずれかの注文処理方式を採用しています。
DD方式とは国内のFX会社が多く採用しており、トレーダーの注文を受けてディーラーがカバー取引を行う仕組みです。一方で、NDD方式は海外のFX会社が採用する仕組みでトレーダーの注文をそのまま市場(リクイディティプロバイダー)に流す注文管理方法です。
DD方式ではトレーダーの注文が増えすぎると、カバー取引の対応が難しくなります。またカバー取引が間に合わなかった結果、トレーダーの利益がFX会社の損失になることも多くなります。そのため多くのDD方式を採用する国内のFX会社ではスキャルピングを禁止にしています。
国内FX会社の注文処理には人が介するからスキャルをされるとリスクになるのね。。
一方でXMはNDD方式で、注文をそのまま市場に流しています。トレーダーの注文が増えても、問題なく処理可能です。
またNDD方式のXMではスプレッドを利益の源泉としているため、トレーダーがスキャルピングで何往復もトレードを行ってくれればXMの利益になります。
スキャルピングに対する考え方の違い
NDD方式のXM:注文量が多いから収益チャンスが増える
つまりXMにはスキャルピングを禁止する理由はなく、推奨するメリットがあるということです。
XMでスキャルピングをする3つのメリット
小さな値幅を狙うスキャルではハイレバが有効
XMの特徴に業界最大クラスのハイレバレッジと、高い約定力があります。そしてこの2つの特徴はスキャルピングに利用するFX会社としてふさわしい特徴です。
スキャルピングは1回のトレードの利確幅が小さいものの、取引回数を重ねることで小さな利益を積み重ねて大きな利益を狙います。そこで利益を増やすため有効なのがハイレバレッジです。
XMではレバレッジを最大1,000倍まで利用できるので、仮に値幅が10pipsでも十分な利益につながります。
XMで10pipsの値幅を抜いた時の利益
ドル円を10ロット持つために必要な証拠金:約15万円
10ロットで10pips抜いた利益:+10万円
わずか15万円で1億円分のドル円を買えるのが強みだね!
10pipsを取ること自体は決して難しくないもんね
なお、ハイレバレッジでの収益性がイメージできていない方は下記の記事をご覧ください。
海外FXの中でトップレベルの約定力
さらにXMの約定力の高さもスキャルピングを行ううえで大きな武器になります。
XMの約定力は平均値(秒)0.336 最高値(秒)0.019 執行率(%)99.92と高く、ここが日本人トレーダーに支持される理由です。経済指標の発表時などの相場を除いて、XMを利用していて約定力に不満を覚えることは少ないと思います。
XMの約定力が高いのは資本力を武器に多くのリクイディティプロバイダーを抱えているからです。
リクイディティプロバイダーとは
リクイディティプロバイダーが多ければ多いほど、条件に合うリクイディティプロバイダーを見つけるのが容易になり、注文の処理が早くなる仕組みです。
約定力が低く、注文が滑ってしまえば、小さな利確幅がさらに小さくなり、十分な利益を獲得するのは難しくなります。
プロのスキャルピング投資家ほど国内FXのスリッページを嫌って、高い約定力のXMを選んでいるよ
ゼロカットがリスクを限定
ハイレバレッジでスキャルピングをすると当然ながらリスクは高まります。
しかしXMはゼロカットシステムがあるため、ハイレバレッジを利用した結果、どれだけ大きな損失が発生しても元本以上のマイナスが出ることはありません。
ただし、XMではゼロカットの乱用は禁止しているから注意しましょうね
指標発表時などではドル円でさえも一瞬で100pipsほどの値動きをすることがあります。
10ロットのドル円を保有していたなら、100万円の収益チャンスと損失リスクがあるが、ゼロカットのおかげで最大の損失額は15万円に抑えることができます。
このゼロカットの乱用は禁止されているものの、上手に活用するとXMほどスキャルピングで稼ぎやすい会社はないとも言えます。
スプレッドは広いがXMポイントが貯まる
XMでのスキャルピングには「スプレッドが広い」という短所があります。スプレッドが広いと、利確幅を取ることができても、スプレッドのせいで得られる利益は小さくなります。
しかしXMは取引ごとにXMポイントと呼ばれる独自ポイントが貯まるサービスを提供しています。
取引をするごとにボーナスが貯まるFX会社は世界でもXMだけ!
受け取られるXMポイントは会員グレードによって異なりますが、最上ランクのELITEランクになると、10ロットの取引で200XMポイントを受け取り可能です。そして200XMポイントは約66ドル分(約7,000円)のボーナスと交換できます。
スキャルピングは取引額が大きいからXMポイントもすぐに貯まる!
XMポイントの詳しいサービス紹介は下記のページをご参照ください。
なお、XMポイントに関して2つのルールがあるので注意しましょう。
1つ目がこの後に紹介するゼロ口座ではXMポイントが貯まらないことです。そして2つ目の注意点として、10分以内のトレードではXMポイントが貯まりません。
本来はXMポイントを貯めるには有利なスキャルパーも超短期スキャルピングを繰り返すタイプの方は、XMポイントがなかなか貯まらないということがあるでしょう。
注意すべきXMポイントの2つのルール
②10分以上のポジション保有時にのみ付与される
XMでスキャルピングをする時に選ぶべき口座は?
ゼロ口座 | スタンダード口座 | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 |
ドル円平均スプレッド | 1.1pips(手数料含む) | 1.6pips 0.97pips(XMポイントを差し引いた時) |
ボーナス | 口座開設ボーナス | 口座開設ボーナス 入金ボーナス XMポイント |
最低入金額 | 100ドル | 5ドル |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
ゼロ口座でのスキャルピングを検証
専業などのプロの高速トレード向き
XMのゼロ口座はスキャルピングをメインとするトレーダーに人気の低スプレッドのECN方式の口座です。
ECN方式とは
スタンダード口座と比較して最大レバレッジが低く、XMポイントが貯まらないという短所があるが、取引コストが低い(スプレッドが狭い)という大きなメリットがあります。
ボーナスなどもなく、プロのスキャルピング投資家向けと言える
スタンダード口座と異なり最大レバレッジは500倍です。最大レバレッジ500倍は多くの海外FX会社よりも高い水準です。ほとんどの方にとっては十分でしょう。
ゼロ口座ではスプレッドは0に近い値ですが、取引手数料がプラスで必要です。ただし、取引手数料を考慮しても、ゼロ口座はスタンダード口座やマイクロ口座と比較して取引コストを抑えることが可能です。
1回のトレードの利確幅が小さいスキャルピングにおいては、取引コストは非常に重要になります。
わずかなコスト差でも取引回数が多いとバカにならない!
XMの魅力であるXMポイントは貯まらない
ゼロ口座のデメリットはXMポイントが貯まらないことです。ただ1分足や5分足でスキャルピングを行う方はポジション保有時間が10分以下になることも多いはずなので、いずれにせよルールによってXMポイントが貯まりません。
10分以内の超短期スキャルピングが中心なら、XMポイントも貯まらないしコストの低いゼロ口座がおすすめ!
そのためポジション保有時間が10分以下のトレードがメインの方にとってはXMポイントは関係ないので、取引コストの低いゼロ口座を利用することをおすすめします。
スタンダード口座でのスキャルピングを検証
トータルコストはゼロ口座より低い
スタンダード口座はSTP方式の文字通りスタンダードな口座です。ゼロ口座と比較してスプレッドが広いというデメリットがありますが、最大レバレッジが1,000倍と高く、XMポイントが貯まるというメリットがあります。
スプレッドはゼロ口座と比較すると広いです。日本人利用者に人気のドル円の平均スプレッドは、ゼロ口座は1.1pips(取引手数料を含む)の一方でスタンダード口座は1.6pipsと、0.5pipsほどの差となっています。0.5pipsの差は決して小さくありません。
取引コストだけを見るとゼロ口座の方がお得だよね?
しかしスタンダード口座では、1ロットあたり6.7ドル(0.67pips)分のXMポイントが付与されます。ドル円の実質取引コストは1.6pipsから0.67pipsを引いた0.93pipsといえ、ゼロ口座よりも取引コストが低いといえるでしょう。
XMポイント分を考慮するとスタンダード口座の方がお得なの!
スキャルピングで貯まるXMポイントは大きい
スキャルピングでも10分以上のポジションを保有することが投資家の方には、XMポイントが貯まる方にはスタンダード口座をおすすめします。
繰り返しになりますが、取引量の多いスキャルピングは非常に多くのXMポイントが貯まるので、XMの魅力を最大限に享受できることになります。
さらにXMポイントは口座ごとではなくアカウントごとに貯まり、好きな口座にボーナスを振り分けることができます。ゆえに、そのボーナスだけでリスクを取ったスキャルピングも可能となります。
XMポイントが貯まるとボーナスだけを使った大勝負もできる
なおスタンダード口座なら13,000円分の口座開設ボーナスに加えて、累計約105万円分の入金ボーナスを受け取り可能なのも大きな魅力となっています。
また、業界最大クラスの最大1,000倍のハイレバレッジを利用できるため、資金が少ない方でも大きな利益を狙えて助かります。
XMでスキャルピングをするコツ
通常の口座とは別に追加口座を作る
XMでスキャルピングをする際には、通常の口座とは別に追加口座を作ることをおすすめします。
スキャルピングと通常のスイングトレードではポジションの保有時間だけではなくレバレッジの掛け方(リスクの取り方)や収益の狙い方がまったく違ってきます。
なので、戦略やリスク度が違うそれらのトレードは口座を分けて行うべきです。
XMでは簡単に追加口座を作れるので、少額からハイレバレッジのスキャルピングを今の口座とは別口座で始めてみましょう。
すでにXMの口座をお持ちの方は追加口座はマイページから簡単に作成できます。
入金額は少なく「ハイレバ&ゼロカット」で勝負
XMの魅力の1つは最低入金額が低いこと。入金額は少なめにゼロカットを利用して、ハイレバレッジで勝負ができるのもXMのスキャルの特徴です。
XMでは1万円強の証拠金で約1,000万円のトレードができるので、ローリスクでハイリターンのスキャルピングが可能です。
(ゼロカットの悪用はダメですが)少額の入金をした口座で「ハイレバレッジ+ゼロカット」の環境でスキャルピングができる、数少ないFX会社がXMです。
リスクを下げる一番の方法は入金額を下げること!XMでは少ない証拠金でも十分なスキャルピングができる!
貯まったXMポイントのみでトレードできる
通常ボーナスのみでトレードを行うことはできません。しかし上でも触れた通り、XMポイントはアカウント共通です。
XMポイントによるトレード専用の口座を作成し、その口座内でXMポイントをボーナスに交換すれば、ボーナスのみを利用したトレードができます。
ボーナスのみが入った口座のため、XMの長所であるハイレバレッジを利用したトレードを行って仮にゼロカットになっても損失はありません。
また10ロットの取引で7,000円分のXMポイントが貯まります。スキャルピングを日常的に行っていれば、10万円分ほどのXMポイントは比較的簡単に貯まります。
スキャルピングをするならXMポイントが貯まるXMでした方がいい
ハイレバレッジを利用したXMでのスキャルピングは、隠れたメリットが沢山あるので上手に活用しましょう。