世界の基軸通貨であるUSドルの動向が反映されるのがドルインデックス(USDX)です。多くの勝ち組トレーダーは、ドルインデックスを分析し活用したトレードをしています。
そのFXで勝つための強力な武器となるドルインデックスの正しい使い方をこちらのページで紹介します。
なお、XMではドルインデックス自体を直接トレードすることもできます。
ドルインデックスとは
ドルインデックスは、ユーロやポンド、円、カナダドルなどの主要国の通貨と比較したドルの強弱を表しています。
ドルインデックスとは
ドルインデックス=ドルの強弱ということね!
ドルインデックスには、「ニューヨーク証券取引所」のものと、「アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)」のものの2種類があります。ニューヨーク証券取引所のドルインデックスは「リアルタイム」、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のものは「1日1回のみ」の更新となっています。
リアルタイムで更新されるニューヨーク証券取引所のドルインデックスが、基本的にFXのトレードで使用されます。
そして多くの勝ち組トレーダーが、リアルタイムで更新されるドルインデックスを使用してFXのトレードをしています。
勝ち組トレーダーはドルインデックス使っているのね!
また、リアルタイムで更新されるドルインデックス自体をトレードすることも可能です。
ドルインデックスの使い方
ドルインデックスは使い方によっては、トレードで非常に有効な武器になります。
通貨の強弱を見る
ドルインデックスを見れば、他の通貨との相対的なドルの強弱がすぐにわかります。
ドルインデックスのチャートが上昇トレンドであれば、「ドルが強い」、反対に下落トレンドであれば「ドルが弱い」と判断できます。
言い方を変えると、ドルインデックスの上昇は「ドルが買われている」ことを意味します。逆にドルインデックスの下落は「ドルが売られている」ことを意味します。
「ドルインデックスが上昇=ドルが強い」「ドルインデックスが下落=ドルが弱い」ということ!
「ドル円のチャートを見れば、ドルインデックスのチャートを見なくてもドルの強さが分かるのでは?」と思われる方も多いと思います。
しかし、ドル円のチャートが上昇している時に「ドルが買われているのか」もしくは「円が売られているのか」という上昇している理由の判断は、ドル円のチャートを見るだけではできません。
しかしドルインデックスのチャートを見れば「ドルインデックスのチャートが上昇トレンド=ドルが買われている」というように、ドルの強さを判断することができます。
ドルインデックスを見れば、ドル円の変動理由がわかる!
テクニカル分析を活用する
「ドルインデックスより、個々の通貨の強さがわかる通貨強弱の方が便利では?」と思われる方もいらっしゃると思います。しかし、ドルインデックスのメリットはドルの状況をテクニカル分析で把握できる点です。
基軸通貨のドルが強いか弱いかは、すべての通貨ペアに影響を及ぼす大事な情報なので、ドルインデックスの動向を把握することで為替市場全体を俯瞰しやすくなると言えます。
ドルの勢いを時系列で把握できるメリットは大きい!
ドルインデックスのメリット
・テクニカル分析を使用することができる
ドルインデックスでドルの強弱を判断できるようにしましょう。
FX相場との相関関係
FX相場を動かす要因は、通貨ペアごとの強弱によるものです。ただし、通貨ペアの動きだけでは詳しい変動要因までを把握することはできません。
例えば、
- ドル円が上昇=「ドルが買われている」or「円が売られている」
- ユーロドルが上昇=「ユーロが買われている」or「ドルが売られている」
といったように上昇の理由を断定することができません。
しかし、ドルインデックスを使えばドルの強弱を把握できるので、FX相場に影響を与えているのが、どちらの通貨ペアなのか(ドル買いorドル売り)を判断できます。
世界はドル主導で動くからドルインデックスで株式の動向もつかめる!
ドルインデックスの動きで相場予想をする方法
ドル円の分析の場合
例えば、ドル円が上昇しているとします。その時に考えられる理由は以下の2つです。
- ドルが買われている
- 円が売られている
次に、ドルインデックスを見ると「チャートが上昇していた」とします。ドルインデックスの上昇はドルが買われていることを意味します。
そのため、ドル円は「ドルが買われている」ため上昇したと判断することができます。
ユーロドルの分析の場合
例えば、ユーロドルが上昇しているとします。その時に考えられる理由は以下の2つです。
- ユーロが買われている
- ドルが売られている
次に、ドルインデックスを見ると「チャートが下落していた」とします。ドルインデックスの下落はドルが売られていることを意味します。
そのため、ユーロドルは「ドルが売られている」ため下落したと判断することができます。
ドルインデックスとユーロドルの関係
ドルインデックスはユーロドルと逆相関となることが多いです。これはドルインデックスの約半分がユーロで構成されているからです。
そのため、ドルインデックスのチャートから判断して、ユーロドルをトレードしたり、逆にユーロドルのチャートから判断したりして、ドルインデックスのトレードを行うことも有効です。
ドルインデックスとユーロドル以外の通貨ペアとの相関や逆相関もチェックしておこう
XMでドルインデックス(USDX)を取引する
XMのドルインデックス(USDX)の取引情報
XMではドルインデックス自体をトレードすることができます。
<XMのドルインデックス (USDX)詳細情報>
銘柄 | USDX (ドルインデックス) |
---|---|
シンボル | USDX |
レバレッジ | 最大100倍 |
値動きの最小値 | USD 0.01 |
最低スプレッド | 0.05 |
トレード時間 (日本時間&夏時間) |
月曜9:05~土曜5:10 メンテナンス時間 5:56~9:04 ※冬時間は上記からマイナス1時間 |
ドルインデックス(USDX)のトレードまでの手順
②MT4もしくはMT5をダウンロードしてログイン
③「気配値表示」から「USDX」(ドルインデックス)をクリックで注文
以上の手順でドルインデックスをトレードすることができます。
FXと同じ手順だから誰でもできるね
XMのドルインデックス(USDX)で稼ぐコツ
ドルインデックスのチャートが分かりやすい形であれば、ドルインデックス自体のトレードをしてみましょう。
ドルインデックスのトレードのポイント
- XMではドルインデックス自体をトレード可能
- テクニカル分析が有効
- ユーロドルと逆相関になることが多い
- テクニカル分析はユーロドルもおこなっておく
ドルインデックスのトレードでも、FXでのトレードと同じでテクニカル分析が有効です。
例えば、サポートラインやレジスタンスライン、移動平均線など基本的なテクニカル分析が機能していることが、ドルインデックスのチャートを見るとすぐにお分かりいただけると思います。
なお、ドルインデックスのチャートは200日移動平均線(200SMA)が機能することが多いと言われています。
FXと同じで、ドルインデックスのチャートでもテクニカル分析が有効!
下のチャートはドルインデックスの日足チャートです。チャートに表示されている赤線が200日移動平均線がレジスタンスラインになっています。
また、ドルインデックスはユーロドルと逆相関となることが多いので、ドルインデックスのトレードではユーロドルの動きにも注意しましょう。
ドルインデックスのトレードではドルインデックスとユーロドルのチャートの両方をテクニカル分析してから、トレードを行うことが重要です。
ドルインデックスチャートをMT4に表示する方法
ドルインデックスのチャートをMT4に表示させる方法について解説します。ドルインデックスは、FXと同じくリアルタイムで価格が更新されます。
パソコンの場合
まず、MT4にログインしたら、画面左上の「表示」ボタンを押し、「通貨ペアリスト」をクリックします。
次に、「CFD Future」をクリックします。
「USDX-◯◯◯」(◯は先物の期限になります)をダブルクリックします。
最後に、「気配値表示」の一番最後に「USDX-◯◯◯」と表示されているのを確認してください。リアルタイムで価格が更新されたら、トレードの準備は完了です。
「気配値表示」の「USDX-◯◯◯」をダブルクリックすると、トレードをすることができます。
スマホの場合
まず、MT4にログインしたら、「気配値」画面の右上にある「+」ボタンを押します。
次に、「シンボル追加」画面の「CFD Future」を押します。
「USDX-◯◯◯」(◯は先物の期限になります)の左にある「+」ボタンを押します。
最後に、「気配値」画面の一番最後に「USDX-◯◯◯」と表示されているのを確認してください。リアルタイムで価格が更新されたら、トレードの準備は完了です。
「気配値」画面の「USDX-◯◯◯」を押すと、トレードをすることができます。
これでXMのドルインデックス(USDX)をトレードできる環境は整いました。