XMでは、最大レバレッジ500倍で日経225のCFD取引が可能です。

日経225とは、日本株の代表的指標で、同じく米国株式の代表的指標であるNYダウと相関性があります。なので株式取引をすでに始めている方には、馴染みのある金融商品でしょう。

今回の記事では、XMで日経225のCFD取引をする魅力やメリット・注意点について解説します。

XMの日経225 CFD取引とは？（現物と先物の違い）

CFD取引とは「Contract For Diffence」の頭文字をとったもので、日本語では「差金決済取引」といいます。

「差金決済取引」とは、価格差によって利益を得る取引方法です。現物の受け渡しを伴わないため、取引コストが安いのが特徴です。

CFD取引には、FXや株などの金融に関するものと、農産物や天然資源などに関するものの2種類があります。

XMの日経225は、日本株の代表的指数に派生する金融商品としてのCFD取引です。

CFD取引と先物取引は似ていますが、細かい点で違いがあります。CFD取引の基礎を知りたい方は、以下のページをご覧ください。

現物（Cash）と先物（Future）の違い

日経225などの世界各国の株式指数取引には、「現物」と「先物」の2種類があります。

「現物」は、市場での実物の取引です。その時々の時価で取引される物理的な売買を指します。

一方、「先物」は、デリバディブ（派生商品）の1つで、一定の期日までに「その商品の将来の価格」を売買します。先物には実物がなく、将来の価値だけを売買します。

一般的に、株式指数のみ現物取引可能で、その他の金融商品は先物取引となります。

XMの日経225（JP225）の基本情報

日経225（JP225）は、日本の上場企業の上位225社の株価を反映した指数です。

日本の株価指数としてはもっともメジャーで、さらに225社への分散投資なので、個別株よりもローリスクで投資できます。

日経225の先物と現物では、配当金やスワップポイントの有無、スプレッドの広さなどが変わってくるため、XMで取引する前に確認しておきましょう。

配当金

日経225の現物（JP225Cash）は保有するだけで配当金を受け取れます。

配当金のスケジュール（発生日・配当金額）については、XMの株価指数ページの「指数配当金」の欄で確認できます。

この欄には、一週間で支払われる配当金のみ表示されるので注意が必要です。

配当の単位は、ドルで表示されます。

例えば、配当金の表示が「1.222」の場合、1ドル＝110円だとすると、もらえる配当金は134.42円（1.222ドル×110）です。

ショートポジションを持っている時に配当が発生すると、逆に同じだけ支払わなければいけないので注意しましょう。また、先物には配当金がない点にも注意です。

スワップポイント

XMの日経225の現物のスワップポイントは、ロング・ショートで異なります。

例えば、1ドル=140円の時に10Lot分ロングポジションを持っていた場合、スワップポイントは「-3,206円（-2.29×140×10Lot）」になります。

特に長期保有する際は、スワップポイントに注意して取引しましょう。

なお、XM日経225のスワップポイントは日々変化するのでご注意ください。今日のスワップを確認する場合はこちら（XMの公式ホームページ）から。

スプレッド

XMの日経225のスプレッドは、現物・先物で異なります。スプレッドとは通貨の売値と買値の差で、取引するたびに発生する取引手数料のようなものです。

週明けや経済指標の発表時など、取引する人が増えるタイミングではスプレッドが広がりやすく、不利になるので注意しましょう。

XMにおける日経225の取引時間は次の通りです。

基本的には平日の早朝以外は取引可能です。

なお、サマータイムの具体的な時期は、3月の最終日曜日〜10月の最終日曜日までで、この時期は取引時間が1時間だけズレると覚えておきましょう。

ロットと必要証拠金

じつは国内の証券会社には、日経先物のロット数に「最低下限」の設定があります。

XMでは最大1万2,500ロット（MT5では1万ロット）まで取引可能です。また、ハイレバレッジを調整しながら、少額取引も大きなロット数で取引できます。

なお、XMの現物指数CFDの必要証拠金率は、最大レバレッジ100倍か、最大レバレッジ500倍により計算方法が変わります。

XMでは、「S&P500（US500）」・「ナスダック（NASDAQ/US100）」・「US30(ダウ平均/NYダウ)」などのCFDが、海外FX業者屈指の最大レバレッジ500倍で取引可能です。少額からもトレードできるため、初めてのCFDトレードにはぜひXMをご活用ください。

XMで日経225の先物CFD取引が人気の3つの理由

日経225CFD取引の魅力に大きく3つあります。

値動きの予想を立てやすい

通貨交換レートを対象とするFXと比べて、日本を代表する株式を対象としている日経225は、企業収益という明確な根拠をもとに、内外からの投資資金の市場への流入で決まる指標です。

企業収益に影響する材料として、国内金利や外国為替、前日のニューヨーク株式市場の流れなどをきちんと把握しておけば、値動きの予想を立てやすいのが日経225です。

日経225に関する情報は入手しやすい

日経225は、日本を代表する優良企業225社の業績をもとにした指標です。

こうした会社の経営状況や決算内容の情報や評判は、インターネットやさまざまな媒体で公開されており、日本に住んでいるのであれば関連情報を入手するのに苦労しない点が特徴です。

FXと比べてトレンドが生じる環境が整いやすい

FXの場合は、様々な要因や憶測で瞬間的に変動することが多く、何が材料で動いたのかわからないこともあります。

これに対し、日本国内の景気や貿易動向の影響が大きい日経225は、国内の金利を政策的に下げる状況下や、前日のロンドン・ニューヨークで円安外貨高に為替が動いた翌日は、値上がりトレンドが出る、逆の場合は値下がりトレンドが出ると容易に想像できます。

そうした予想が容易ということを元に、取引に参入する人が多くなることは、結果的にトレンドが続きやすい（相場環境が整いやすい）と言えます。

XMで日経225の先物CFD取引がおすすめの理由

XMトレーディングで日経225取引をするメリットは、以下のとおりです。

1ロットからトレード可能

XMトレーディングは国内証券会社と比較して、売買できる最小ロットがとても小さく、1ロットからトレードできます。

国内証券会社の場合はレバレッジが低いので必要証拠金もそれだけ多く必要となり、最小売買ロットも通常100ロットから1000ロットと大きく、トレードを始める上での敷居が低いと言えます。

レバレッジ500倍！少ない証拠金でも取引できる

FXほどではありませんが、500倍という高いレバレッジを使って少ない証拠金でも取引できるのがXM（XMTrading）で日経225、CFD取引をするメリットです。

国内の「日経先物ラージ」や「日経先物ミニ」の場合は20〜30倍での取引となるので資金効率は10倍以上も違ってきます。

ゼロカット制度で日経225にも追証がない

日経225取引でも追証はありません。FXと同じでゼロカットで取引を終了します。特に国内で日経225や先物を取引されていた方は、このゼロカット制度の重要性を実感できます。

ゼロカットのメリット・仕組みを知りたい方は、以下のページをご覧ください。

取引頻度に応じてボーナスが付与される

XMトレーディングでは口座開設ボーナス、入金ボーナスに加えて、取引をするたびにボーナスとして使えるXMポイントが貯まります。

XMでは、FXと同じ感覚で日経225のCFD取引を行うので、初めての方でも抵抗なく取引を始められ、取引量が多いトレーダーほど豊富なボーナスを得ることができます。

XMで日経225の先物CFD取引をする際の注意点

日経225、CFD取引をする際の注意点に次のことがあります。

日経225の取引コストは若干高め

XMの日経225、CFD取引ではFXと同様にスプレッドが実質的な取引コストとなります。

XMの日経225は先物で1ロット24円、現物で1ロット12円となっていて、これは国内証券会社（0.3銭前後）と比較して高めです。

ただし、NYダウ平均（US30）のスプレッドは非常に狭く、NYダウをトレードするために他社からXMに乗り換えるトレーダーも多いようです。

国内証券の場合は、最小取引単位が100ロットから1000ロットと大きくので、大きな証拠金が必要になるものの、取引コストだけを見ると国内証券会社の方が安くなります。

日経225・FXは取引時間が異なる

XMトレーディングの日経225、CFD取引ではFXと同様のトレードができますが、取引時間がFXと少し異なることに注意が必要です。

XMの日経225では夏時間、冬時間それぞれの取引可能時間は次のようになります。

ちなみにFXでは夏時間、冬時間それぞれの取引可能時間は次のようになっています。

日経225先物には決済期限がある

日経225先物は、3カ月単位で販売される商品なので決済期限に注意しましょう。

例えば、XMのJP225先物の場合、「JP225MAR24」と記載されている場合は、MARは3月、数字の23は西暦（2024年）を意味しています。

決済月は「3の倍数」の3・6・9・12月で、決済日は第2週（基本的に金曜日）と決まっています。

決済日（SQ）は休日等の関係でズレることもあるため、XM公式サイトの「取引商品内の株価指数先物カレンダー」で確認しましょう。

また、JP225先物のポジションを決済日まで保有した状態にすると、取引最終日の翌日（早朝時間帯）に自動決済されてしまい、MT4などで確認できなくなります。

現物にはマイナススワップが発生する

XMでの取引においてデメリットとなるのが「CFD取引時のマイナススワップ」です。

「現物」のみスワップが付くのですが、買いも売りも共にスワップはマイナスとなります。またこのマイナススワップが小さくなく、ロールオーバーした際には大きな負担となります。

ゆえに中長期での取引を想定する場合は「先物（Future）」でポジションを持ち、スキャルやデイトレなどの短期取引の場合は「現物（Cash）」での取引を選択すべきです。

また、先物の場合は限月という期限があり、期日がきたら強制的に反対売買をされるので、その期間にも注意を払ってポジションを持ちましょう。

なお、現物では配当金がもらえますが、先物は配布されません。スワップポイントは、現物はロングでもショートでもマイナスですが、先物はスワップポイント自体が生じません。

FXとは別の口座でトレードすべき

FXとCFDでは取引時間や最大レバレッジが違うため、別口座で管理しましょう。2倍以上のレバレッジの違いは大きく、同一口座で管理すると変動に対するリスク管理が難しくなります。

XMでは複数口座を持つことが簡単にできるので、資金管理＆リスクヘッジのためにも追加口座の開設を検討しましょう。