2025年もいよいよ最後の月となりました。12月は、市場がもっとも注目している「今年最後のFOMC」が開催される重要な月です。とくに今月は、月初にFOMCがおこなわれ、その後に雇用統計とCPIという重要指標が続くという、結果の答え合わせがリアルタイムでできる珍しいスケジュールとなっています。
12月10日のFOMCで示された金融政策の方向性が、その後の雇用統計(16日)とCPI(18日)で答え合わせされる形になります。FRBの判断が正しかったのか、市場の反応はどうなるのか、この3つのイベントが今月の相場を決定づけます。また、クリスマス休暇を控えて市場参加者が減るため、突発的な値動きにも注意が必要です。
米国市場では「サンタクロース・ラリー」と呼ばれる年末の株高シーズンに入ります。FOMC通過後は機関投資家の売りが一巡し、新年への期待感から買いが入りやすくなる時期です。今回は、1年の総決算となる12月の主要経済指標と、XM(エックスエム)のハイレバレッジを活かしたトレード戦略を紹介していきます。

今月の注目経済指標【2025年12月】
今月の主要な経済指標は、以下のとおりです。
| 日付 | 指標名 | 予想値 | 前回値 | 注目度 | 狙い目通貨ペア |
|---|---|---|---|---|---|
| 12月10日(水) | 米FOMC政策金利発表 | 3.50-3.75% | 3.75-4.00% | ★★★★★ | 全通貨ペア |
| 12月16日(火) | 米雇用統計 | – | 11月非農業部門雇用者数変化(前月比)11.9万人 | ★★★★★ | ・USDJPY ・EURUSD |
| 12月18日(木) | 米消費者物価指数(CPI) | – | 前年比2.6% | ★★★★★ | ・USDJPY ・GOLD |
| 12月19日(金) | 日銀金融政策決定会合 | 据え置き | 0.25% | ★★★ | ・USDJPY ・EURJPY |
とくに注目されている経済指標(2025年12月)
・米雇用統計(FOMC判断の答え合わせ)
・米CPI(インフレ動向の最終確認)
それぞれ解説します。
米FOMC政策金利発表【12月10日(水)】
12月10日(水)28:00(日本時間、11日午前4時)は、今年最後のFOMC政策金利発表です。今回は金利の決定だけでなく、今後の金利見通しを示した「ドットチャート」も公表されます。来年2026年に向けてどのようなペースで金利を動かしていくのか、その見通し次第で年末年始のドルの方向性が決まります。
とくに注目されるのは、パウエル議長の会見で示される「今後の利下げペース」です。市場予想よりもタカ派(利下げに慎重)な姿勢を示せばドル買いが進み、逆にハト派(利下げに積極的)な姿勢ならドル売りの流れになるでしょう。

米雇用統計【12月16日(火)】
12月16日(火)22:30(日本時間)の雇用統計は、FOMC後の最初の重要経済指標です。FOMCで示された金融政策の方向性が、実際の経済状況と合っているかを確認する「答え合わせ」の役割を果たします。
もしFOMCでハト派的な姿勢を示したのに雇用が予想以上に強ければ、「利下げを急ぐ必要はなかった」という見方からドル買い戻しが進む可能性があります。逆に、タカ派的だったのに雇用が悪化していれば、「もっと利下げすべきだった」という批判とともにドル売りが加速するでしょう。

米CPI(消費者物価指数)【12月18日(木)】
12月18日(木)22:30(日本時間)発表予定の米CPIは、今月最後の重要イベントです。FOMC後、雇用統計に続く2つ目の「答え合わせ」として、インフレ動向が注目されます。
もしインフレ率が予想より高ければ、FOMCの判断が甘かったという見方から市場は混乱し、ゴールド(金)などが売られる可能性があります。逆にインフレが順調に落ち着いていれば、FRBの政策が機能していることが確認され、リスク資産への資金流入が期待できます。

XMを活用する今月の3つの戦略【2025年12月】
XMを使う場合、今月は以下のような戦略や銘柄での取引がおすすめです。
XMを活用する今月の戦略
・雇用統計・CPIでの答え合わせを狙う逆張り戦略
・年末の流動性低下に備えた短期決戦
ひとつずつ見ていきましょう。
FOMC後の方向性に順張りする戦略
12月10日のFOMCで示された方向性に素直に従う「順張り戦略」が、もっとも基本的なアプローチです。FOMCでハト派的(利下げに積極的)な姿勢が示されればドル売り・株買い、タカ派的(利下げに慎重)な姿勢ならドル買い・株売りという形でポジションを取ります。
とくに年末は「サンタクロース・ラリー」という株高シーズンのため、FOMCがハト派的な内容なら米国株価指数(US30、US500など)の買いチャンスが大きく広がります。XMのCFD取引なら、少ない証拠金で効率よくこの上昇トレンドを捉えることができます。
ポイント
・ハト派なら株価指数(US30、US500)の買いチャンス
・タカ派ならドル買い(USDJPY上昇)を狙う

雇用統計・CPIでの答え合わせを狙う逆張り戦略
FOMC後の雇用統計(16日)とCPI(18日)で、FRBの判断とは「逆の結果」が出た場合を狙う逆張り戦略も有効です。たとえば、FOMCでハト派的だったのに雇用が予想以上に強かった場合、「利下げは不要だった」という見方からドル買い戻しが入ります。
この戦略のポイントは、FOMCの内容をしっかり記憶しておき、雇用統計やCPIの結果が出た瞬間に「FRBの判断とズレているかどうか」を素早く判断することです。XMのゼロカットシステムがあるため、万が一予想が外れても入金額以上の損失は発生せず、思い切った勝負ができます。
ポイント
・FRBの判断と経済指標にズレがあれば、修正の動きを狙う
・瞬発力が求められるため、XMの高い約定力が活きる

年末の流動性低下に備えた短期決戦
12月後半、とくにクリスマス休暇(25日前後)に入ると市場参加者が極端に減り、相場の流動性が低下します。流動性が低いと、少しの注文で価格が大きく飛んだり、スプレッドが広がりやすくなったりするため注意が必要です。
長期でポジションを保有し続けるよりも、利益が出たらこまめに確定する「短期決戦」のスタイルが適しています。XMの約定力の高さを活かして、スキャルピングやデイトレードで手堅く利益を積み重ねるのが、年末相場を安全に乗り切るコツです。
ポイント
・長期保有よりも短期決戦で利益確定を優先
・XMの高い約定力を活かしたスキャルピング・デイトレードが有効

XMのボーナスキャンペーン【2025年12月】
2025年12月に開催しているXMのボーナスキャンペーンは、以下のとおりです。
XMのボーナスキャンペーン【2025年12月】
・100%+20%入金ボーナス
年末のトレード資金として、ぜひ活用してください。
新規口座開設ボーナス15,000円
XMでは現在、初めて口座を開設する方全員に15,000円分のトレード資金をプレゼントしています。入金をしなくても受け取れるため、「自分のお金を使うのは怖い」という方でもリスクゼロでトレードを始められます。
口座開設から30日以内にボーナスを請求する必要があり、本人確認書類の提出と口座の有効化が完了した後に受け取れます。12月のFOMC相場や年末ラリーを、このボーナスを使ってノーリスクで体験してみてはいかがでしょうか。

100%+20%入金ボーナス
すでに入金ボーナス枠を使い切っている方も、不定期で枠がリセット(復活)されている可能性があります。100%ボーナスは500ドル(約7〜8万円)までの入金に対して、同額のボーナスが付与されます。20%ボーナスは、100%ボーナスの上限を超えた分に対し、最大10,000ドルまで付与されます。
このボーナスには「クッション機能」がついているため、証拠金として有効に使えます。年末の相場変動に耐えるための余力維持率を高めるためにも、入金ボーナスをフル活用して資金効率を上げましょう。

【2025年12月】注目経済指標とXMで狙う今月の戦略 まとめ
2025年12月は、10日のFOMCで示された方向性が、その後の雇用統計(16日)とCPI(18日)で答え合わせされるという、非常に興味深い展開が予想されます。FRBの判断が正しかったのか、それとも市場とのズレが生じるのか、この3つのイベントで今年最後の大相場が形成されます。
XMのボーナスやハイレバレッジをうまく活用すれば、少額資金からでも今年最後の大きな利益を狙うことができます。FOMC後の順張り戦略、雇用統計・CPIでの答え合わせを狙う逆張り戦略、そしてクリスマス以降の短期決戦で、12月の相場を攻略しましょう。

とくにFOMC通過後のサンタクロース・ラリーは過去のデータでも証明されている傾向で、適切なタイミングで参入すれば大きな利益を狙えます。適切なリスク管理をしながら、XMの優れた取引環境を活用して、12月の相場変動で成果を目指しましょう。
終わりよければすべてよし。XMでしっかりと準備を整えて、2025年のトレードを最高の形で締めくくりましょう。
