スワップポイント(Swap Point)とは、通貨ペアを保有すると発生する金利のことを指します。たとえば、ちょっとマイナーな通貨ペアですが、XMでユーロ/トルコリラを10万通貨だけショートし保有することで、約2,786円のスワップポイントを毎日得ることができます。
最大レバレッジ1,000倍のXMでは、スワップポイントを活用したスワップ投資も少ない資金で可能です。スワップ狙いのFXをするために知っておくべきXM特有の条件など、いろいろと紹介してきます。
XMのスワップポイントのルール(2024年8月現在)
XMトレーディングのスワップポイントの説明に入る前に、基本的なスワップポイントについての説明を簡単にしておきます。
スワップポイントとは何か
FXは2つの通貨を利用した金融商品です。その各通貨には「政策金利」と呼ばれる金利があり、通貨ペアごとにその金利に基づいた金利の差が生じます。スワップポイントとは各通貨ペアに発生する金利差をする調整する差額のことを指します。
<政策金利ランキング>
順位 | 国名・通貨名称(通貨コード) | 政策金利 |
---|---|---|
1 | トルコ・リラ(TRY) | 50.00% |
2 | メキシコ・ペソ(MXN) | 11.00% |
3 | ブラジル・レアル(BRL) | 10.50% |
4 | 南アフリカ・ランド(ZAR) | 8.25% |
4 | 香港・香港ドル(HKD) | 5.75% |
6 | ニュージーランド・ニュージーランドドル(NZD) | 5.50% |
7 | アメリカ・アメリカドル(USD) | 5.25%~5.50% |
8 | イギリス・ポンド(GBP) | 5.25% |
9 | カナダ・カナダドル(CAD) | 5.00% |
10 | 欧州・ユーロ(EUR) | 3.75%・4.25%・4.50% |
11 | オーストラリア・オーストラリアドル(AUD) | 4.35% |
スワップポイントで利益がでるのはなぜ?
このスワップポイントは通貨ペアを売ったり買ったりすることで発生します。政策金利が安い低金利通貨であるAと金利が高い高金利通貨であるBの通貨ペア「A/B」を例にして考えてみましょう。
この通貨ペアであるA/Bをショート(売り)する場合は「金利が低い通貨のAを売って、金利が高いBの通貨を買う」ことになり、結果的にはプラスの金利を得ることができる、つまりスワップポイントを得ることができます。
反対に、ABをロング(買い)する場合には、金利差はマイナスとなるため、スワップポイントをこちら側が支払うことになります。
スワップポイントはいつ付与されるのか?
基本的にスワップポイントは日当たりで付与されます。ある決まった時間をまたいでポジションを持ち越した時にスワップポイントが加算される仕組みです。では、その決まった時間というのは、以下の時間です。
スワップポイント付与のタイミング
・(冬時間:11月~2月)日本時間の朝7時
※海外はサマータイムを導入しているため、上記のような夏時間と冬時間があります。
上記の時間さえ保有すればスワップポイントを受け取れるので、例えば11月に朝6時55分にエントリーして7時過ぎに決済した場合でもスワップポイントを獲得することができますよ。
XMの「スワップポイント3倍デー」は水曜日
FXは土日は世界の市場が閉場しているため取引ができません。しかしながら、スワップポイントは日割りで計算されるため、土日も含まれます。
であれば、土日分はどうなるのか?ですが、そのスワップは水曜日(木曜日の朝)にまとめて加算されることになります。つまり、水曜日は通常のスワップポイントと土日の2回分、計3回分のスワップポイントを前倒しで得ることができるのです。
ただし、これは必ずしもプラスの場合だけではなく、マイナスで支払う場合も同じですから注意が必要です。
なお、この日は「スワップ3倍デー」と呼ばれ、大口の金融機関も含めたスワップ狙いのポジションが増える傾向にあります。
XMのスワップポイントを検証
簡単にスワップポイントの説明をしてきましたが、ここから具体的なXMトレーディングのスワップポイントについて紹介してきましょう。
XMの通貨ペアごとのスワップポイント状況
XMのスワップポイントの仕組みは他のFX会社と変わりません。ただし、スワップポイント自体は各社バラバラのため同じ通貨ペアでも金額の違いがあります。
以下には、現在の主な通貨ペアのスワップポイントを表示します。条件としては、各通貨ペアは10万通貨として、日本円での損益を示します。
■メジャー通貨ペアのスワップポイント
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
USD/JPY(ドル円) | 1,089円 | -3,661円 |
EUR/USD(ユーロドル) | -1,120円 | 174円 |
GBP/USD(ポンドドル) | -604円 | -480円 |
EUR/JPY(ユーロ円) | 725円 | -3,015円 |
GBP/JPY(ポンド円) | 1,252円 | -4,458円 |
XMでは大きなスワップポイントをもらえる高金利通貨があります。それらを以下に紹介しておきます。このように高金利通貨はスワップポイントの額が大きくなります。
■高金利通貨ペアのスワップポイント
順位 | 通貨ペア | ポジション | スワップポイント |
---|---|---|---|
1位 | ユーロ/トルコリラ(EURTRY) | 売り | 3,118円 |
2位 | 英ポンド/日本円(GBPJPY) | 買い | 1,252円 |
3位 | USドル/トルコリラ(USDTRY) | 売り | 1,205円 |
4位 | USドル/メキシコペソ(USDMXN) | 売り | 1,159円 |
上記の現在でスワップ投資をする時におすすめの通貨ペアを紹介しています。興味がある方は下記の記事をご覧ください。
例えば、ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)をショートした場合は、10万通貨(1ロット)で、11,428円です。
この通貨ペアを毎日保有するだけで、何もせずに4,463円を得ることができるなんて、非常に魅力的ですよね。このようなスワップポイントを目的とした投資方法もあります。
複数口座も簡単に作れるXMはスワップ専用口座を作るのにベスト!
XMでスワップポイントを稼ぐテクニック
スワップポイントを上手く活用すれば、ポジションを保有するだけで稼ぐことができます。ここではXMでスワップポイント狙いでのトレードで稼ぐことができるのかについて紹介してきます。
XMの通貨ペアの特徴を把握する
例えば、XMトレーディングで最も高いスワップポイントの通貨ペアをユーロ/ハンガリーフォリントの売りとします。10万通貨保有した場合、1日で約2,518円ほどの収入になります。
しかし、XMではユーロ/ハンガリーフォリントのスプレッドは広い時で300〜350pips、通常でも290pips以上ととても広くなります。ドル円のスプレッドが2pipsであることを考えると相当に広いスプレッドと言えます。
仮に10万通貨で取引をする場合には、290pipsのスプレッドの場合であれば、10万通貨のポジションを持った瞬間に、約38,570円ほどの含み損を抱えることになります。ユーロ/ハンガリーフォリントの場合、毎日約2,192円のスワップが加算されるので、14日間たてば含み損が解消してスワップポイントの含み益が発生し始めますが、スプレッド差損は小さくありません。
特徴①高金利通貨のスプレッドは広い
ここで紹介したのは、ユーロ/ハンガリーフォリントですが同じようにリラを使った通貨ペア(USドル/トルコリラ)や南アフリカランド、メキシコのペソなどの通貨ペアはスワップポイントが高く設定されていますが、ユーロ/ハンガリーフォリントと同様にほぼすべての高金利通貨のスプレッドが広く設定されています。
ただ(XMを擁護するわけではないですが)高金利通貨がなぜ高金利なのかというと、ファンダメンタル的にリスクが高いからです。つまり、政治的に不安定、経済的に不安定などのリスクがあるため、金利を高くしないと借り手がないということになります。したがって、通貨ペアの値動きも非常に激しくなってきますので、リスク管理を徹底しておかないと上手くいきません。
特徴②メジャー通貨のスワップポイントは低い
もう1つあるXMトレーディングのスワップポイントの特徴は、メジャー通貨ペアは比較的にスワップポイントが低いということが挙げられます。
XMのメジャー通貨のスワップポイント率を国内のFX業者と比較した場合、外為どっとコム社などの国内FXの付与率が高い企業の80〜85%の付与率となり、他の海外FX業者と比較しても決して高い方ではありません。
ただし、メジャー通貨のスワップポイントが低いことはメリットでもあります。例えばドル円で長期のショートポジションを保有したい場合に支払うスワップポイントは少なく収益は出しやすくなるため、メジャー通貨のスワップは低い方が有り難い場面も多くなります。
XMには「高金利通貨はスプレッドが広く」「メジャー通貨はスワップが低い」という弱点があるんだね…
高金利通貨を狙った長期投資が狙い目
まず、XMトレーディングでスワップを狙う場合はスワップの低いメジャー通貨は避けるべきです。メジャー通貨で取引を行う場合には、スワップポイントを意識してトレードせずに為替差益を狙ったトレードを中心に考えるべきだと言えます。
XMトレーディングのハイレバレッジを活かして「スワップ率の良い高金利通貨」を長期保有するトレード手法がベストだと思います。仮にスプレッドが広くても、その影響が小さくなるほどの高いスワップポイントと高レバレッジを活かすべきです。
スワップポイント比較(XMと国内FX)
XMと他業者のスワップポイントについて比較していきます。国内業者とXMと同じ海外業者とで比較していきますが、前提として、国内業者の方がスワップポイントは比較的大きい傾向があります。
というのも、国内業者は、DD方式の相対取引を採用していて、スプレッドが極端に小さいため。ただ、海外業者ならではのスワップポイントの利点などもありますので、国内業者と海外業者、XMとの比較という観点から紹介していきますね。
国内FXとXMのスワップポイントの比較
国内業者の特徴として、圧倒的に通貨ペアが少なく、マイナー通貨はクロス円しかない場合が多くなっています。
そのため、TRY(トルコリラ)やZAR(南アフリカランド)といった高金利の通貨を取り扱っている国内業者自体が少なく、またユーロ/トルコリラや米ドル/トルコリラといったクロス円以外の通貨ペアは、取り扱っている国内業者は多くありません。
さらに、海外業者とは違い国内FX業者には「追証」のリスクがあります。特に、リラやランドといった高金利通貨を扱う場合、大きな経済変動で暴落・暴騰が起きた場合、レバレッジが低くても借金を抱えてしまう可能性があります。
逆に、XM含め海外業者の場合はスプレッドは広いが通貨ペアが豊富で、最大レバレッジが大きい点が特徴です。加えて、海外FXにはゼロカット制度もあるため最悪の場合でも借金を背負うことはなく、少ない資金で十分な収益性のあるスワップ投資ができると言えます。
その特徴を踏まえた上で、XMと国内業者(ヒロセ通商と外為どっとコム)のスワップポイントをメジャー通貨と高金利通貨の2つの目線で比較してみましょう。
メジャー通貨ペアのスワップポイント比較
XM 買い |
XM 売り |
ヒロセ 買い |
ヒロセ 売り |
外為どっとコム 買い |
外為どっとコム 売り |
|
---|---|---|---|---|---|---|
USD/JPY(ドル円) | 1,089円 | -3,661円 | 20円 | -31円 | 245円 | -275円 |
EUR/USD(ユーロドル) | -1,120円 | 174円 | -7.5円 | 6円 | -88円 | 58円 |
GBP/USD(ポンドドル) | -604円 | -480円 | -4.4円 | 0円 | -23円 | 1円 |
EUR/JPY(ユーロ円) | 725円 | -3,015円 | 16円 | -23円 | 210円 | -230円 |
GBP/JPY(ポンド円) | 1,252円 | -4,458円 | 23円 | -33円 | 260円 | -290円 |
10万通貨あたりで円換算
メジャー通貨ペアは、金利差が小さいのでスワップポイントがXM、国内業者共に低くなっています。
高金利通貨ペアのスワップポイント比較
XM 買い |
XM 売り |
ヒロセ 買い |
ヒロセ 売り |
外為どっとコム 買い |
外為どっとコム 売り |
|
---|---|---|---|---|---|---|
ユーロ/ハンガリーフォリント(EUR/HUF) | -5,423円 | 1,604円 | – | – | – | – |
ポンド/日本円(GBP/JPY) | 1,252円 | -4,458円 | -23円 | 33円 | 260円 | -290円 |
米ドル/ハンガリーフォリント(USD/HUF) | -4,743円 | 1,230円 | -45円 | -86円 | -45円 | -86円 |
※10万通貨あたりで円換算
スワップポイントは毎日変動しますが、XMの方が圧倒的に大きいことが分かります。
国内の業者はスプレッドが極端に低いがスワップ投資においてスプレッドの差は誤差の範囲。レバレッジが高く国内FXの30倍以上も資金効率がいい海外FXの「高金利通貨のスワップ狙いはとても有効」と言えます。
高金利通貨ではスワップ差はないため、レバレッジの違いを活かした「海外FXでのスワップ投資」が効果的!
XMのスワップポイント投資の注意点
XMのスワップポイントは、ほったらかしでも収益が発生するので、とても魅力的です。ただ、スワップポイントのデメリットや危険性なども気になる方も多いと思います。そこで、XMのスワップポイントで気をつける点やリスクについて紹介していきます。
スワップポイントだけの出金はできない
XMのスワップポイントは、ポジションを保有している状態で、スワップポイントだけを引き出すことはできません。あくまで、ポジション保有中は含み益という扱いになり、ポジションを決済したタイミングで初めてスワップポイントが付与されます。
複数のポジションを保有して、必要になった分だけのポジションを決済・出金するということも可能です。
スワップポイント3倍のマイナススワップに要注意
意外と経験者でもやってしまうことですが、買いポジションと売りポジションを間違えると、スワップポイントがマイナスになってしまうことがあります。
特に、ポイントが3倍になる水曜日は、マイナススワップも同じく3倍になってしまうので、要注意です。
両建てでは総合スワップポイントがマイナスに
スワップポイントの話を初めて聞いた方は、「両建てをすれば稼げる!」と思った方もいるかもしれません。ただ、両建てしてのスワップポイントはトータルしてマイナスになることが圧倒的に多くなっています。
XMと別の業者との間でスワップポイントの差が開いていることはありますが、スワップの差異を利用した両建て・アービトラージはXMでは禁止されています。
あくまでXMの利用規約を守ったうえでスワップポイントの運用を行ってください。
大きすぎるレバレッジは要注意!
スワップポイントはロット数が多いほど受け取るスワップも増えます。そのため、XMの最大1,000倍のレバレッジを活用すると、少ない証拠金でも多くのスワップポイントをもらうことができます。
ただ、レバレッジを上げるとその分、経済変動などファンダメンタル的に苦しくなった時、大きな損失を受けることになりかねません。
XMには国内業者と違いゼロカットがありますが、スワップ狙いの投資ではロスカットリスクが高いポジション量を持つことはお勧めできません。ゆえに、高レバレッジに惑わされずに最適な証拠金維持率をキープすることをおすすめします。
スワップ投資では「維持率2000%ほど」は確保しておきたい!
複数の口座を使ってリスクを分散!
FX取引では常にリスクがつきものですが、トルコリラや南アフリカランドといった高金利通貨はファンダメンタル的なリスクはさらに大きくなります。
そのため、トルコ経済や南アフリカの選挙など、政治情勢が大きく動く場合はXMでもレバレッジ規制がかけられることがあります。高金利通貨は、ドルや円とは比べ物にならないほどレートの上下が激しいため、一発でロスカットということにもなりかねません。
XMでは複数の口座を持つことが簡単なので、通貨ペアごとに口座を分けてリスクを分散させたスワップ投資をしましょう。
スワップポイントは変動する
スワップポイントは一定ではなく、常に変動しています。そのため、日によって受け取れる金額が変わってきます。
また、数カ月に1度各国の中央銀行は政策金利を発表しますが、その内容によってはスワップポイントが上下に大きく変動します。今はスワップポイントが高いという通貨でも、オーストラリアドルのように1年後にはスワップポイントが大きく下がってしまったということもありえます。
最近は金利変動が激しいから情勢を常にチェックしないと
ほったらかしで稼げるのがスワップポイントの大きな強みですが、最低限自分が保有する通貨の国の情勢やファンダメンタル分析は欠かさないことを強く勧めます。
XM スワップポイントの確認方法
スワップ計算機の使い方
XMは数多くの通貨ペアでの取引が可能です。その通貨ごとにスワップポイントを設定しているのですが、それらはどこで確認できるのでしょうか?
確認する方法は大きく3つあります。
1)XMトレーディングが提供するスワップ計算機
ひとつはXMの公式ウェブサイトで、「スワップ計算機」というページがあります。
画面上で口座の基本通貨・通貨ペア・口座タイプ・ロット数量を入力すると、基本通貨にあったスワップポイントを買いと売りで表示されることができます。
2)スワップをMT4で確認する方法
MT4の画面からもスワップポイントは確認できます。トレード画面上部のタブ「表示」→「気配値表示」をクリックします。すると、左側に通貨ペアが一覧表になって表示されます。そこで、知りたいスワップポイントの通貨ペアを探して、右クリックから「仕様」を選択します。
すると、以下のような画面に移行して、スワップポイントを確認することができます。
3)スワップをMT4アプリで確認する方法
3つめはスマートフォンなどのMT4アプリでの確認方法です。これは通貨ペアをタップすると「詳細」という項目がでてきますので選択してください。
すると、画面下部に「スワップロング」「スワップショート」と表示されます。
スワップポイントは日々変化するので長期投資をする前にはチェックしてからポジションを持とう!
スワップ確認時の注意点
ただし、2つ目・3つ目はあくまでの表示方法がスワップポイントなので、実際にいくらの金額が発生するのかは計算する必要があります。
例えば、EUR/USDであれば、買いスワップポイントが“-10”となっていた場合、これはUSDの単位であるため、日本円に換算する必要があります。計算式は以下の通りです。
このように、ロット数やその時の日本円のレートなどの条件を考慮しなければなりません。
それに対して、ひとつ目のXMのスワップ計算機の場合であれば、日本円でいくらになるのかを換算してくれるので上手に活用しましょう。
スワップ投資お勧め通貨ペアはユーロ/トルコリラ
ユーロ/トルコリラのスワップは1日で2,786円に
以前まで、XMのスワップポイントを狙った投資をするならユーロ/トルコリラ(売り)の通貨ペアが狙い目でした。一時期、スワップポイントは1日で2,786円も貯まりました。
<ユーロ/トルコリラの週足チャート>
具体的にXMでユーロ/トルコリラのスワップ投資をした場合のコストと収益性を考えていきましょう。上記は当時のユーロ/トルコリラの週足チャートです。
あまりショートで保有すべきチャートではありませんが、仮にこの時点から長期のスワップ投資を始めた場合を想定していきます。
なお、スワップもスプレッドも変動するので前提条件を固定して考えていきます。
スプレッド:0.03000トルコリラ(10万通貨でのコスト:ー約38,000円)
スワップポイント:+2,786円/日
保有ポジション量:10万通貨
ポジション:ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY) ショート
レート:21.66399トルコリラ
必要最低証拠金:149,604円
レバレッジ:1,000倍(スタンダード口座)
保証金総額(資金):50万円
2,786円✖️365日=1,016,890円
ロスカットレート:22.09899トルコリラ (-4350pips)
なお、こちらの試算はスワップポイントの利益分を考慮していないため、保有日数が経つほどに資産が増えため、ロスカットラインは上がっていきます。仮に1年後のスワップ利益を加えた保証金総額は約166万円となっており、その時点で1年後のロスカットラインは「23.94949トルコリラ(-22855pips)」まで上がる計算となります。
XMに南アフリカランド円はない
補足情報ですが、スワップ投資として日本人に人気の通貨ペア「南アフリカランド円(ZAR/JPY)」はXMトレーディングには用意されていません。
南アフリカランドのクロス通貨ペアは下記の2つです。
XMが扱う南アフリカランドの通貨ペア
・ユーロ/南アフリカランド(EUR/ZAR)
こちらの通貨ペアのスワップは下記のような額です。
売りスワップ | 買いスワップ | |
---|---|---|
USD/ZAR | 25円 | -2,363円 |
EUR/ZAR | 646円 | -3,128円 |
今スワップ投資するならユーロ/ハンガリーフォリントの売りがおすすめ!
スワップポイントとしては、ユーロ/南アフリカランド(EUR/ZAR)の方がお得ですが、チャートや相場の状況に応じてUSドル/トルコリラ(USD/TRY)をチェックしても良いかもしれません。
XMの「スワップポイント」よくあるご質問
スワップポイントが発生しても残高が増えない理由は?
XMのスワップポイントは決済後、証拠金残高に追加されます。
なのでポジションを保有したままでは、スワップポイントは反映されません。
XMの通貨ペアごとのスワップ値はどこで見れる?
通貨ペアごとのスワップ値は、XMの公式ホームページの「スワップ計算ツール」で確認できます。
また、スワップ計算機を利用すれば、スワップポイントの日本円での計算(換算)も可能です。
XMのスワップポイントは両建てでも付く?
XMでは両建てでもスワップポイントが発生します。
XMのスワップポイントが付与される時間は?
XMのスワップポイントは、日本時間の午前7時(サマータイムは6時)に付与されます。
また、土日やゴールデンウィークなど日本の祝日は、水曜日に調節されるて付与されます。
XMではレバレッジを活かしたスワップ投資が有効
以上のように、XMトレーディングのスワップポイントについて解説してきました。
ドル円やユーロドルなどのメジャー通貨を使ってのスワップポイント投資は難しいかもしれませんが、ユーロ/トルコリラなどの高金利通貨でのスワップポイント狙いの投資が可能です。
とはいえ、決してスワップポイントが高いとは言えないXMでスワップ投資を行うのであれば、レバレッジを効かして少ない資金(50万円)で長期投資(1年)を行い、ユーロ/トルコリラでのスワップ利益(134万円)を狙うような投資スタンスがオススメです。
XMが扱うFX通貨ペア57種のご紹介
XMでは57の通貨ペアをトレードできます。これらすべてにスワップポイントが発生します。それぞれの通貨ペアのスワップポイントはXMのスワップ一覧ページにご確認ください。
メジャー通貨ペア 5種
シンボル | 内容 |
---|---|
EUR/USD | ユーロ/米ドル |
GBP/USD | ポンド/米ドル |
AUD/USD | 豪ドル/米ドル |
USD/JPY | 米ドル/円 |
USD/CHF | 米ドル/スイスフラン |
JPY関連通貨ペア 7種
シンボル | 内容 |
---|---|
AUD/JPY | 豪ドル/円 |
CAD/JPY | 加ドル/円 |
CHF/JPY | スイスフラン/円 |
EUR/JPY | ユーロ/円 |
GBP/JPY | ポンド/円 |
NZD/JPY | NZドル/円 |
SGD/JPY | シンガポールドル/円 |
米ドル関連通貨ペア 13種
シンボル | 内容 |
---|---|
USD/CAD | 米ドル/加ドル |
USD/CNH | 米ドル/元 |
USD/DKK | 米ドル /デンマーククローネ |
USD/HKD | 米ドル /香港ドル |
USD/HUF | 米ドル /ハンガリーフォリント |
USD/MXN | 米ドル/メキシコペソ |
USD/NOK | 米ドル/ノルウェークローネ |
USD/PLN | 米ドル/ポーランドズロチ |
USD/RUB | 米ドル/ロシアルーブル |
USD/SEK | 米ドル/スウェーデンクローネ |
USD/SGD | 米ドル/シンガポールドル |
USD/TRY | 米ドル/トルコリラ |
USD/ZAR | 米ドル/ランド |
ユーロ関連通貨ペア 15種
シンボル | 内容 |
---|---|
EUR/AUD | ユーロ/豪ドル |
EUR/CAD | ユーロ/加ドル |
EUR/CHF | ユーロ/スイスフラン |
EUR/DKK | ユーロ/デンマーククローネ |
EUR/GBP | ユーロ/ポンド |
EUR/HKD | ユーロ/香港ドル |
EUR/HUF | ユーロ/ハンガリーフォリント |
EUR/NOK | ユーロ/ノルウェークローネ |
EUR/NZD | ユーロ/NZドル |
EUR/PLN | ユーロ/ポーランドズロチ |
EUR/RUB | ユーロ/ロシアルーブル |
EUR/SEK | ユーロ/スウェーデンクローネ |
EUR/SGD | ユーロ/シンガポールドル |
EUR/TRY | ユーロ/トルコリラ |
EUR/ZAR | ユーロ/ランド |
ポンド関連通貨ペア 8種
シンボル | 内容 |
---|---|
GBP/AUD | ポンド/豪ドル |
GBP/CAD | ポンド/加ドル |
GBP/CHF | ポンド/スイスフラン |
GBP/DKK | ポンド/デンマーククローネ |
GBP/NOK | ポンド/ノルウェークローネ |
GBP/NZD | ポンド/NZドル |
GBP/SEK | ポンド/スウェーデンクローネ |
GBP/SGD | ポンド/シンガポールドル |
豪ドル・NZドル関連、他通貨ペア 9種
シンボル | 内容 |
---|---|
AUD/CAD | 豪ドル/加ドル |
AUD/CHF | 豪ドル/スイスフラン |
AUD/NZD | 豪ドル/NZドル |
NZD/CAD | NZドル/加ドル |
NZD/CHF | NZドル/スイスフラン |
NZD/SGD | NZドル/シンガポールドル |
NZD/USD | NZドル/米ドル |
CAD/CHF | 加ドル/スイスフラン |
CHF/SGD | スイスフラン/シンガポールドル |