・ボリンジャーバンドでのスキャルピング方法を知りたい方
・スキャルにおけるエントリーポイントの基軸が欲しい方
本記事のテーマ
ボリンジャーバンドで稼ぐFX 3つの方法
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届けします>
ボリンジャーバンドを使ったテクニカル分析している方は多いと思いますが、ここではそのボリンジャーバンドを用いた「3つの高勝率のエントリーポイント」を公開します。
ボリンジャーバンドの特色は順張りと逆張りどちらでも利用ができ、活用方法もいろいろなパターンを紹介されることも多いテクニカル分析手法です。ただ、私の経験上、スキャルピングでのボリンジャーバンド利用は今回ご紹介する3パターンだけを狙えば高い確率で利益を取れると考えています。
ボリンジャーバンドは「価格の可動領域を示す」

ボリンジャーバンドが何を目的としたテクニカル分析法なのかというと、平たく言えば「価格の可動領域を示すもの」です。つまり、買われすぎ(売られすぎ)だから標準的な値幅に収まる(価格が反転する)という動きをチャート上で教えてくれるテクニカル分析法です。

「買われすぎ」「売られすぎ」で動く値幅をスキャルで狙うんじゃ
具体的には、トレンド系テクニカル指標のボリンジャーバンドは移動平均線をベースにしたインジケーターの一種で「指定した期間の平均値を結んだ線」を指しています。一般的にベースにされる移動平均線は20smaであり、過去20日間の為替レートの合計を20で割って算出された平均値を、結んでいくことで作り上げられた線を使います。
※画像は実際にボリンジャーバンドの1〜3σ(σは「シグマ」と読みます)をチャートに表示させたものです。一番の真ん中の赤いラインがベースとなる20smaです。


理論的には非常に複雑な面もあるのですが、一般的にはボリンジャーバンドの各バンドには以下のような意味があります。
ボリンジャーバンドの各役割
- ±1σ(画像赤バンド)内に価格はおよそ68%留まる
- ±2σ(画像緑バンド)内には価格がおよそ95%留まる
- ±3σ(画像青バンド)内には価格がおよそ99%留まる
というのが、ボリンジャーバンドの基礎的な理論となります。


つまり価格は2σや3σのバンドの中に高い確率で収まり、収まらなかった場合はなんらかの「異常値」が出ているということになります。
その「異常値」が出た箇所がエントリーポイントとなります。
ボリンジャーバンドを使った「逆張り」スキャルピング手法
ここからは具体的な手法について書いていきます。まずは逆張りでのスキャルピング手法です。
「ボリンジャーバンドは本来順張りに用いるものであり、逆張りで使うものではない」という意見をよく耳にしますが、私のスキャルピングでは「ボリンジャーバンドでの逆張り」を狙うことが多くあります。
±3σ(画像青バンド)は、99%の確率で標準価格に戻るという事実からもエントリーポイントとしての信頼性は高いと考えています。
では、ボリンジャーバンドを使った逆張り手法はどのような場合に使用出来るのかを具体的にご紹介していきます。
画像はドル円5分足に、ボリンジャーバンドの3σを表示させたものです。


チャートの真ん中辺りに大きな上ヒゲをつけ、かつ実体のない足がありますね。このポイントが、逆張りスキャルピング(ここでは売りポジション)を仕掛けるポイントとなるのです。
エントリーは前述のような足が確定し、次の足の寄り付き時を狙います。損切りと利益確定はボラティリティにもよりますが、(余程値幅がある時以外は)私の場合、損切りも利確も5pipsほどに指値をおきますが、出来ればヒゲよりは余裕を持たせた位置にストップロスを置きましょう。
もちろん、利益確定幅を伸ばせばリスクリワードは高くなりますが、スキャルピングは勝率を重視するのが基本です。
利益確定幅を伸ばせば勝率が下がるため、あまり欲張らず着実に利益を確定させていく方法がスキャルピングの王道トレードとなります。



出現頻度が少ない分、利益をあげやすいパターンだから覚えておこう!
ボリンジャーバンドを使った「順張り」スキャルピング手法①
次は順張り編です。こちらが一応王道の使い方と言われています。チャート画像を見ていきましょう。


こちらはドル円5分足チャートに、ボリンジャーバンドの2σを表示させたものです(3σでも可)
基本的にボリンジャーバンドを順張りで使うには、まずセンターバンドの角度を確認します。そして角度が下向きなら下降トレンド、上向なら上昇トレンドと考えます。
この画像ではセンターバンドが下を向いているのがお分かり頂けると思います。そして順張りでのエントリー手法は、「センターバンドの角度がついていて、一度センターバンド付近まで反発した足がセンターバンドの角度の方向に反発した時」を狙います。
画像の真ん中の辺りで、一度センターバンド付近まで戻した足が(109.945辺りが高値の足です)次の足で反発し中くらいの陰線を付けて再度センターバンドの下に入っていますね。このような足を見て、次の足の寄り付きで順張りの方向に仕掛けます。
このような場合、利益確定と損切りは順張りですので両方10pipsほどに置くことが多いです。ここでもスキャルピング手法ですので、あまり欲張りすぎない方が良いと思いますが、状況を見て判断しています。
ボリンジャーバンドを使った「順張り」スキャルピング手法②
もう一つ、頻度は少ないですが非常に高勝率のエントリーポイントをご紹介します。


画像はユーロドル5分足にボリンジャーバンドの2σを表示させたものです。真ん中の辺りにご注目してください。
センターバンドの角度が上昇しているにも関わらず、−2σに価格が飛び込んでいますね。そしてこの瞬間が買いエントリーを仕掛ける絶好のチャンスとなります。
こちらは利益確定が10pips、損切りを5pips程に設定するのが良いと思います。ある程度条件が揃わないと出来ない形ですが、高勝率かつ高リスクリワードの、ボリンジャーバンドを用いた手法としては最高のエントリーポイントとなります。思い切ってエントリーする事をおすすめします。



このパターンは「欲張らずに手堅い利確」を心掛けよう
ボリンジャーバンドの「スクイーズ」を使ったブレイクアウトエントリー
ここまで紹介した3パターンはいずれも「バンドが広がっている状態」での手法です。しかしスキャルピングでもう一つ狙いたいのが、バンドが極端に収縮した「スクイーズ」状態からのブレイクアウトです。
スクイーズとは、上下のバンドが中央線に向かってぎゅっと縮まった状態のことです。相場が方向感なくレンジに入っているときに起こります。
このスクイーズは、バンドが広がる(エクスパンション)前の予兆として機能します。エネルギーが溜まっていた相場が一気に動き出すタイミングをいち早く捉えられるので、スキャルピングでも有効な手法です。
スクイーズの見分け方
目視で「バンドが狭くなっているな」と感じたら、それがスクイーズのサインです。
以下のポイントを合わせて確認すると精度が上がります。
スクイーズの見分け方
・中央線(20SMA)がほぼ横ばいで推移している
・ローソク足がバンドの内側でこじんまりと動いている
バンドが狭くなってきたらブレイクアウトの準備をはじめよう!
スクイーズからのエントリー手順
エントリー前の準備
まず15分足や1時間足でトレンドの方向を確認します。スクイーズのブレイクは元のトレンド方向に出ることが多いため、方向を事前に把握しておくとエントリーの判断が速くなります。
エントリーのタイミング
ローソク足が±2σのバンド外に終値ベースで確定した次の足の寄り付きがエントリーです。ヒゲだけが出た場合は見送りが鉄則です。



終値確定を必ず確認してからエントリーするのが鉄則!
損切りと利益確定の目安
私の場合、スクイーズのブレイクアウトでは以下の設定を基本にしています。
損切り・利益確定の目安
・利益確定:バンドの反対側(買いなら+2σの付近)、またはATRの値を目安
スクイーズは出現頻度がそれほど高くありませんが、出た時の値幅が大きい分、一度の利益が他のパターンより大きくなりやすいというメリットがあります。
スクイーズ手法で気をつけること
スクイーズで最も注意したいのが「にせブレイク(だまし)」です。一度バンドの外に出たように見えて、すぐに戻ってくる動きが起こることがあります。
だましを避けるために私が重視しているポイントが2つあります。
だましを避けるための2つのポイント
②上位足のトレンドと一致する方向のブレイクのみを狙うこと
5分足でスクイーズが出ても、1時間足が明確な上昇トレンドの場合は下方向のブレイクは見送ります。



上位足のトレンドと逆方向のブレイクは見送るのが基本!
スクイーズをマスターすると、今まで「レンジで退屈」と感じていた時間帯が「ブレイク待ち」の準備時間に変わります。ぜひ3σタッチやバンドウォークと組み合わせて使ってみてください。
優秀なボリンジャーバンドを使いこなして勝率アップ
ここまで、ボリンジャーバンドを用いた基本的なスキャルピング手法をご紹介していきました。ボリンジャーバンドは非常に優秀なインジケーターで、上手く使いこなせば勝率アップを図ることが出来ます。
最後に注意点をいくつかまとめておきます。
1.センターバンドの角度に注意
センターバンドの角度に逆らうエントリーが逆張りで、センターバンドの角度に乗るエントリーが順張りとなります。ここを意識しておくのは非常に重要です。また、センターバンドの角度がどちらにも向いていない時は狭いレンジ相場です。そのようなレンジ相場は難しいのでエントリーを見送るのが基本です。
2.利益確定と損切りは指値と逆指値で
「もっといける」や「反発するかもしれない」と考えてズルズルと決済を先延ばしにするのは危険ですし、スキャルピングの趣旨からもそれてしまいます。
3.損切り&利益確定の幅は状況に応じて
損切りと利益確定の幅はあくまで参考です。その時のボラティリティや地合い等も考慮して、変えていきましょう。
以上が、私のボリンジャーバンドとの付き合い方です。少しでも参考になれば幸いです。
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