・FXと株のどちらを始めようか迷っている方
・それぞれのメリットや注意点を知りたい方
本記事のテーマ
FXと株をこれから始めるならどっちがオススメ?
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>
近年、FXと株式は、気軽に始められる副業としてたくさんの注目を集めています。この2つには、効率的に稼ぎやすいという共通点がありますが、それぞれ異なる長所と短所もあります。また、軍資金の額や取引にあてられる時間帯によっても、どちらの投資方法を選べば良いのかが変わってきます。
今回の記事では、FXと株式の違いやそれぞれのメリット・デメリットを解説していきます。また、FXが向いている人や、株式が向いている人の特徴もご紹介します。
FXと株の9つの違い
FXと株には、大きく分けて9つの違いがあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
投資対象の違い
そもそもFXと株は、投資する対象が異なります。
FXは世界各国の通貨
FXは、世界各国が発行されている法定通貨同士のペアで取引を行います。法定通貨とは、日本でいうと「円」、アメリカでは「ドル」を指します。
通常、FXは1種類の通貨のみでは投資できません。通貨ペアと呼ばれる、2つの通貨の組み合わせを用いて投資を行います。
FXは「ドル円」や「ユーロ円」といった通貨ペアが取引対象
FXの通貨ペア数は約20~100種類以上
法定通貨は星の数ほど存在しますが、投資対象の通貨ペアはFX会社によって異なります。
20銘柄ほどの会社もあれば、100種類以上を取り扱う会社も存在するため、事前に取り扱い銘柄数を公式ホームページで確認することをおすすめします。
株は企業の株式
株とは、一般的に上場株式を指します。上場株式とは、証券取引所に上場している企業の株式のことです。特別な審査を通過した企業のみが、証券取引所に上場できます。
株の銘柄数は約3,800銘柄
証券取引所には数万件の企業が上場していますが、投資できる銘柄数は証券会社によって異なります。
証券会社によっては日本の企業のみならず、アメリカや中国など、海外の企業の株式にも投資可能です。
株は世界の上場企業の数だけ銘柄があるってことね
取引時間とマーケットの違い
FXと株は、取引を扱う場所が異なるため、取引できる時間帯が異なります。
FXは世界中の為替相場で取引されており、平日はどの時間帯でも、どこかしらの取引所がオープンしています。一方、株は日本の証券取引所でしか取り扱われていないため、短時間でしか取引できません。
FXは土日祝日を除く24時間取引できる>
FXは世界の主要都市で為替市場がオープンしているので、土日や祝日を除く24時間、取引できます。
なお、為替相場が活発になるのは日本時間の夕方から夜中です。日中の仕事を終えたサラリーマンの方でも参加しやすいタイミングなので、FXは副業としても高い人気を集めています。
株は平日9時から15時まで
株式の取引時間は、平日の9:00〜11:30、12:30〜15:00までです。
限られた時間での取引となるため、注文が集中し、値動きも活発になりやすいといえます。
FXは朝の通勤時間や深夜でもトレードできるけど、株は平日の日中のみ!
取引方法と利益が出る仕組みの違い
FXと株は、どちらも投資方法として有名ですが、取引方法や収益を得る仕組みが異なります。
FXは売買差益&スワップポイント
FXでは主に、為替変動による価格の差額で利益を獲得しています。ある通貨を、安いタイミングで買い、値上がりしたタイミングで売る、もしくは高く売って安く買う、だけの単純な方法です。
また、FXにはレバレッジ制度があるため、口座に預けている金額よりも多くの通貨を取引できます。取引量が増えれば利益も増えるため、効率的に稼げるでしょう。
他にも、FXではスワップポイントで利益を得る投資方法もあります。スワップポイントとは、通貨間の金利差を受け取ったり、反対に支払ったりする仕組みのことです。スワップポイントは土日を除く平日毎日もらるので、年間にするとかなりの額が受け取れます。
FXなら「ドル円」が下降していても、売りでエントリーして利益を得られる!
株は売買差益&オーナー権利
株式投資での収益は、基本的には株式を安く買って高く売ることでの差額です。
また、株式を購入すると、この企業の株主になります。株主になると、企業のオーナーとしての権限を一部持てるため、株主総会にも参加できるケースもあります。保有株数や保有割合などの条件を満たせば、議決権が与えられる場合もあります。
現物取引では「安く買って高く売る」の一択!
インカムゲインとは?
FXでも株でも、売買差益はキャピタルゲインと呼ばれています。キャピタルゲインとは、保有資産を売却して得た利益のことです。キャピタルゲインの対義語はインカムゲインです。
インカムゲインは、資産と保有している間に得られる安定的な利益を指します。一般的にキャピタルゲインはハイリスク・ハイリターン、インカムゲインはローリスクローリターンといわれます。
FXのインカムゲインは配当金やスワップポイント
先述した通り、FXではスワップポイントが貰えます。スワップポイントは投資する通貨によって、貰える額が大きく異なります。
為替変動の不安定な通貨ペアではスワップポイントも高い傾向がありますが、為替変動による売買差益で損をする可能性もあるためハイリスクです。反対に、為替変動が安定している通貨ペアはスワップポイントも低い傾向にあります。
そのため、通貨ペアによってはスワップポイント=インカムゲインとして捉えられるでしょう。
株のインカムゲインは配当金や株主優待
株のインカムゲインは、条件を満たせた受け取れる配当金や株主優待です。
配当金や株主優待を受け取るためには、権利確定日と呼ばれる基準日に、規定の株数を保有している必要があります。年に1〜2回の権利日に合わせて投資する手法も一般的です。
株主優待は「100株以上の保有」などの条件をクリアすると貰える
必要軍資金(元手)の違い
投資を始めるには、一定額の自己資金を軍資金にする必要があります。FXと株では、どのくらいの軍資金が必要なのかを確認してみましょう。
FXの初期費用は0円から
海外FXでは、口座を開設するだけで貰える「口座開設ボーナス」があるため、自己資金0円からでもトレードを始められます。
ボーナスとレバレッジとかけあわせれば、自己資金0円からでも大きな額で取引が可能です。
FXなら1万円から始めて月5万や10万のお小遣いを稼ぐことも可能!
株の初期費用は約10万円から
株式投資にはFXのようなボーナスがないので、初期費用として10万円〜数十万円が必要です。投資する銘柄によっては数十万円では足りないケースもあるでしょう。
ミニ株なら1万円で10株買えるけど、これだとお小遣いを稼ぐのは難しい…
1日の値動き幅の違い
FXと株は、1日の値動きにも大きな違いがあります。
FXの値動きは0.5~2%程度
FXには値幅制限がありません。しかし、法定通貨が大きな値動きを見せると、国の経済状況にも影響を与えるため、政府や中央銀行が介入する場合があります。
FXの値動きは0.5〜2%程度といわれており、1日の値動きは平均1%です。
株の値動きは1~3%以上
株には値幅制限がありますが、FXよりも大きな値動きを期待できます。1年で数十倍の値段になるような急成長株もあり、1〜3%程度が平均値です。
値幅制限とは、1日の値動きが一定額内で収まるように設定した数値のことです。前日の終値や気配値を基準にして決められています。
厳密には、FXは短期間で利益を上げる「投機」で、株は中長期的に利益を上げる「投資」だと区別されるぞ!
レバレッジの違い
レバレッジとは、自己資金を証拠金として預けると、数倍の量の取引が可能になる仕組みのことです。
レバレッジはよく「テコの原理」と表現されています。FXはレバレッジを利用した取引が特徴で、レバレッジのおかげで稼ぎやすくなっています。
FXは国内で最大25倍、海外は無制限
FXのレバレッジは、国内FXと海外FXで大きく異なります。
国内の最大レバレッジが25倍なのに対し、海外FXの最大レバレッジは無制限です。つまり何百〜何千倍ものハイレバレッジをかけたトレードが可能です。
海外FX業者なら最大レバレッジ1,000倍もあるよ!
株は信用取引
株には現物取引と信用取引の2種類があり、現物取引にはレバレッジがありません。信用取引では、現金や株式を担保として、預けた担保の数倍の取引ができます。
なお、信用取引で取引する株は証券会社から借り入れるものです。
株の最大レバレッジは国内で3.3倍?
信用取引では、借り入れる株の総額の30%を委託保証金として預けなくてはなりません。
そのため、担保の約3.3倍の取引が可能です。これをレバレッジの概念に取り入れると、株の最大レバレッジは3.3倍と計算されます。
信用取引は負債が残るリスクが高いから、初心者は現物取引がおすすめ!
取引手数料の違い
投資をする際には、取引にかかるコストを把握しておきましょう。FXと株のコストとは、主に取引手数料を指します。
FXにはスプレッドがある
スプレッドとは、売値と買値の差額のことです。ニュースでは「1ドル130円20銭から25銭で取引されています」と報じられていますが、この20銭〜25銭の差額がスプレッドです。
売値(BID) | 130.20円 |
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買値(ASK) | 130.25円 |
この場合、1ドルを購入する際は130円25銭ですが、1ドルを売却する際は130円20銭となります。差額の0.05円がFX会社の利益であり、トレーダーにとってのコストです。
株は証券会社や業者により異なる
株のコストは、証券会社によって大きく異なります。
株では、取引が成立した額の数パーセントを取引手数料を設定している証券会社もあれば、一律の取引手数料に設定しているケースもあります。コストを抑えて株式投資を行う場合には、取引手数料の安い証券会社を選択しましょう。
スプレッドは取引手数料は、業者や証券会社ごとに異なるから注意だね!
税金(確定申告)の違い
投資するなら避けては通れない、税金面の違いも確認しておきましょう。
FXも株も利益に対する税率は同じ
基本的に、FXと株で得た利益には同じ税率が適用されます。どちらも一律で20.315%となり、その内訳は所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税(地方税)5.0%です。
FXは年間20万円以上の利益で確定申告が必要
FXで利益が発生した場合は、原則、確定申告が必要です。しかし、以下の条件に該当する場合は確定申告は不要です。
・自営業やフリーランス、無職などで、年間の所得の合計額が48万円以下(基礎控除額)の場合
株は条件次第で確定申告の必要がない
株の売買で利益を得た場合にも、原則として確定申告が必要です。
しかし、特定口座(源泉徴収あり)で取引を行っていた場合は、確定申告は不要です。証券会社が譲渡益から税金を徴収し、税務署に納税してくれます。
基本的にはFXも株も、年間20万円以上の利益を上げたら確定申告が必要!
取引に必要な知識の違い
FXと株に投資する際は、それぞれの値動きに大きく影響を与える要因を知っておきましょう。
FXは世界経済と為替に関する知識
FXは世界中の通貨が複雑に絡まり合っているため、世界経済に注目する必要があります。自分の興味がある国やその為替相場だけを観察していても、FXで稼ぐのは難しいでしょう。
FXの変動要因は金融政策・経済状況・社会情勢
FXの為替変動には、その国の金融政策や経済状況が影響しています。2022年にロシアがウクライナに侵攻した際に、ルーブルが急落したのも記憶に新しいでしょう。
FXはトレードしていくと自然と世界情勢に強くなるぞ!
株は市場と企業に関する知識
株は株式市場の動向やその企業の業績によって、株価が変動します。株価変動の最大の要因は、その企業の売上や利益をあらわす業績です。
また、株式市場の売買動向も把握する必要があります。投資家の思惑や金融機関の動向が反映されるため、常にアンテナを張っておきましょう。
株の変動要因はマクロ経済・国内経済・政治状況
マクロ経済とは、経済社会全体の動きを表します。国内全体の景気や金利、政府の支持率なども株価に影響を与える要因です。
株では日本経済の方が重要になるんだね!
FXと株のメリット・デメリットの違い
FXと株はそれぞれに特徴があり、優劣はつけられません。それぞれのメリット・デメリットを把握し、自分に合った投資を見つけましょう。
FXの5つのメリット
FXの5つのメリット
・売りと買いの両方で利益を上げられる
・取引コストが安い
・取引時間が長く副業にも向いている
・高金利通貨ではスワップポイントが貰える
少額から大きな利益を狙える
FXは0円から取引を始められるので、口座開設ボーナスとレバレッジを活用すれば、少額投資でも大きなリターンが望めます。
売りと買いの両方で利益を上げられる
FXは「差金決済取引」の一種です。必要証拠金を担保として預ける代わりに、現在の為替レートと決済時の為替レートの差額を貰える権利と、いつか買い戻さなければならない義務が与えられます。
例えば、ドル円(USDJPY)を取引する際、実際にドルを持っていなくても「ドルを売って円を買う」注文ができます。そのため、FXは「売り」からでも始められます。
いきなり「売り」のポジションを持ち「買い」で利益を上げられるため、取引に参加するタイミングを選びません。下落相場であっても売りでエントリーすれば利益を上げられます。
0円からスタートできて、下落相場でも利益を上げられる、これが初心者にもFXが人気の理由!
取引コストが安い
FXは基本的に、スプレッドのみが取引コストです。毎月の口座維持費や売買手数料などはかかりません。
ただし、スプレッドが狭い代わりに、取引手数料がかかる口座もあるので、事前に確認しておきましょう。
取引時間が長く副業にも向いている
FXは平日24時間、いつでも取引できます。
特に平日の夜間に取引できるのは大きなメリットといえるでしょう。本業がある方や育児中の方でも、毎日コツコツと利益を積み上げられます。
FXならスキマ時間の副業としても最適!
高金利通貨ではスワップポイントが貰える
スワップポイントとは、2つの通貨間の金利差のことです。高金利通貨を保有し、その金利差がプラスの時には、毎日スワップポイントが貰えます。
FXの2つのデメリット
FXの2つのデメリット
・ハイレバはロスカットになる確率が高い
長期間保有する「塩漬け」ができない
FXには、含み損が一定額になると強制的に決済される「ロスカット」という仕組みがあります。自分の意志とは関係なく決済されてるケースがあり、含み損のポジションは長期的に保有できないため、FXでは「塩漬け」が不可能とされています。
「塩漬け」とは?
「塩漬け」とは、購入時よりも現在の価格が下がっていて、売るに売れない状況のことです。
株の場合は、塩漬けしていてもいずれ価格が上昇する可能性があります。また、含み損の状態でも、株を保有しているだけで配当金や株主優待が受けられるケースもあります。
FXでは塩漬けは難しく、むしろロスカットに遭うリスクが高まります。
時間が味方にならないのがFXの欠点…
ハイレバはロスカットになる確率が高い
ハイレバレッジをかけたトレードでは、ロスカットに遭う確率が高まります。なぜならハイレバトレードは、証拠金の額が少なくて済むからです。
証拠金が少ないと証拠金維持率を保つのが難しく、少しの値動きでロスカット水準に達するリスクがあります。
FXに追証なしのゼロカットシステムは必須
ゼロカットシステムとは、相場の急変動でロスカットが追いつかず、口座残高がマイナスになった場合に口座残高をゼロにリセットしてくれる仕組みです。
ゼロカットシステムは、多くの海外FXで採用されています。国内FXでは、ゼロカットシステムが認められていないため、口座残高がマイナスに転じると必ず追加入金しなくてはいけません。これを追証(おいしょう)といいます。
また、国内FXでは追加入金を迫られて借金を負ってしまうケースもあるため、FXトレードは必ず「追証なしのゼロカットシステム」を採用している海外FXで行いましょう。
海外FX業者なら借金を負うリスクがないから安心!
株の3つのメリット
株の3つのメリット
・銘柄数が多く選択肢も多い
・ミニ株なら少額から始められる
長期保有で配当金や株主優待が貰える
株式投資の主な収益は譲渡益ですが、長期的に保有していると配当金や株主優待が貰えます。特に株主優待は専門雑誌ができるほど、人気が高く、株主優待の内容で投資する株式を選択する人もいるほどです。
株なら長期保有の「塩漬け」ができて、保有しているだけでも恩恵がある!
銘柄数が多く選択肢も多い
現在、上場企業数は3,800社を超えています。自分の目的に合った銘柄や、応援したい企業を自由に選択して投資できることも、株式投資のメリットです。
ミニ株なら少額から始められる
最近では、1株から購入できる証券会社も誕生しています。100株では高額で手が出せなかった有名銘柄でも、1株ならハードルが低く、初心者でも挑戦しやすいでしょう。
初めて株に挑戦するなら、まずはミニ株から!
株の3つのデメリット
株の3つのデメリット
・取引時間が短く副業には不向き
・企業分析に多くの時間を必要とする
必要資金が大きい
株式投資は基本的に100株単位で取引されます。そのため、1銘柄を保有するのに数万円から数十万円が必要です。
取引時間が短く副業には不向き
株は証券取引所を介して取引されるので、証券取引所が開いている時間しか取引に参加できません。取引可能時間は平日の日中に限られるため、日中に本業を抱えている方の副業には向いていません。
ある程度の元手が必要で、しかも平日の日中しか取引できないから、なんだかんだ株のハードルは高い…
企業分析に多くの時間を必要とする
株式投資で最も重要なのが「銘柄選び」です。どの会社が将来有望かを見極める力があれば株で稼ぐのは簡単です。ただし、企業分析には多くの時間と正しい知識が必要となるため経験が少ない投資家が勝つ確率は低くなる傾向にあります。
FXと株はどっちが初心者向け?
結局のところ、FXと株はどちらが参入しやすいのでしょうか。投資初心者が始めやすいのはどちらなのか、詳しく解説します。
FXがおすすめな人 3選
FXがおすすめな人 3選
・少額から一攫千金を狙いたい人
・海外の情報(世界情勢など)が好きな人
副業のスキマ時間で稼ぎたい人
FXは取引可能時間が長いので、時間に制限のある人におすすめの副業です。
また、FXではスマホでの取引も可能です。移動時間やスキマ時間も有効に使えます。
少額から一攫千金を狙いたい人
FXの特徴であるレバレッジを利用すれば、少額の自己資金でも、一気に収益を上げられる可能性があります。さらにボーナスがある海外FXなら、自己資金を一切使わない取引も可能です。
FXでは1万円を一週間で10万円に増やす人もいるぞ!
海外の情報(世界情勢など)が好きな人
FXで稼ぐためには、世界情勢にアンテナを張っておく必要があります。海外の金融政策や経済状況に興味がある人は、FXの分析も苦にならないでしょう。
株がおすすめな人 3選
株がおすすめな人 2選
・負けが長く続く「塩漬け」に耐えられる人
・配当金や株主優待に魅力を感じる人
世の中の動向や企業の分析が好きな人
多数の銘柄の中から最適な企業を選び出すにはFX以上の細かな企業分析が必要となります。四季報や決算書を読み込み、企業の将来性を見極める分析力がある方には株式投資がお勧めです。
またFXと違って株式には「テーマ」と呼ばれる業界ごとの人気トレンドがコロコロと変わるため、ニュースや新聞などから話題となっている情報を収集するなど、日頃からアンテナを高く張っておく必要があります。
負けが長く続く「塩漬け」に耐えられる人
保有している株が暴落した場合でも、株では「塩漬け」が可能なので時間が味方をしてくれて、急騰して利益をもたらしてくれる可能性があります。
FXでは保有ポジションが暴落して強制ロスカットに遭った場合に資金は戻って来ませんが、株の場合は価値が下がったというだけで価値がゼロになることはないので、塩漬けは株だけのメリットといえるでしょう。
配当金や株主優待に魅力を感じる人
配当金や株主優待は、株式投資の最大の魅力ともいわれています。
その企業の商品や施設を無料でお試しできたり、クオカードやクーポン券が貰えたりと、充分すぎるオマケが楽しめます。ただし、すべての企業が実施しているわけではないので、事前にどのような特典が得られるのか確認しておきましょう。
株の最大の魅力は「塩漬け」できること!だからお小遣い稼ぎではなく、資産運用に向いてるぞ!
FXトレーダーが株を始めるのはあり?
これまでにFXで実績を積んだトレーダーが、株に投資したら稼げるでしょうか?
FXも株もメンタル管理やテクニカル分析は共通
FXと株に共通して必要なのは、冷静に分析・対処できるメンタルと大衆心理を読むテクニカル分析の能力です。
FXも株も、十分な勉強をせずに勝ち続けられるほど甘い世界ではありません。FXトレードで培ったメンタル管理やテクニカル分析力は、株式投資でも必ず役立つでしょう。
「他の投資家は何を考えているか」が分かるトレーダーは株式でも通用する
ファンダメンタル分析は株の方がより重要に
世界経済の大きな動きを分析するFXと、企業の個別銘柄を調べる株式投資の分析手法はまったく別です。株式では長期投資になるほど企業分析や業界分析の重要度が増すため、分析力の差が収益の差となって現れやすいと言えます。
ただし、各国の主要銘柄を総合的に評価した株価指数の場合は世界経済の動向を読むFXのファンダメンタル分析を応用できるため、FXトレーダーがFXから株に移行する際にはお勧めのステップです。
各国の「通貨の強弱を示すのが為替」で「経済成長の強弱を示すのが株価指数」
海外FXなら個別株や株価指数にも投資できる
ここまで読み進めてくれた人の中には「FXも株も興味があるから両方挑戦してみたい」と考えている方もいるかもしれません。
実は海外FXの中には、通貨ペアはもちろん、株価指数の取り扱いがある会社もあります。
特に「日経225」のトレードは、本格的に株の取引を始める前の最適なレッスンになるからおすすめ!
海外FXのXMならFXのメリットを株の取引に活かせる
海外FXにもたくさんの会社がありますが、日本人に最も人気なのはXM(XMTrading)です。豪華なボーナスや丁寧な日本語サポート、確かな信頼性があります。
XMで取引できる株価指数は、全24種類です。そのうち14種類は現物で、残りの10種類は先物です。
XMでは株価指数の取り扱いがあり、レバレッジもかけられます。株価指数とは、取引所の全体値や特定の銘柄群の平均値を表すものです。XMで取引できる株価指数は全24種類で、14種類は現物、残りの10種類は先物となります。
株価指数 | シンボル |
---|---|
日経225 | JPN225 |
ダウ平均株価指数 | US30 |
S&P500 | US500 |
ナスダック100指数 | US100 |
ロンドン100 | UK100 |
ドルインデックス | USDX |
欧州50 | EUSTX50 |
ドイツ株価指数 | GER40 |
仏40 | FRA40 |
スイス株価指数 | SWISS20 |
AEX株価指数 | NETH25 |
FTSE MIB | IT40 |
IBEX | SPAIN35 |
豪200 | AUS200 |
香港ハンセン株価指数 | HK50 |
FXと株の違いのまとめ:投資初心者はFXがおすすめ
ここまで解説した通り、FXと株には、投資の対象や利益を得る仕組みに大きな違いがあります。株は企業の株式を売買して利益を得ますが、FXは世界の通貨を2種類組み合わせた通貨ペアの売買で収益を得ます。
どちらも多くのメリットがありますが、投資初心者にはだんぜんFXがおすすめです。少額から始められる上、取引可能時間も長いため気軽に取引が行えます。
スキマ時間で効率的に大きく稼ぐなら、まずは海外FXで口座開設してみよう!
簡単に稼げるのはFX!だけど塩漬けできない点には注意
株に投資する際は、株価チャートを継続的にチェックしなくてはなりません。企業成績や関連企業の情報入手も必要です。
反対に、FXは取引開始のタイミングを選ばず、たくさんの通貨ペアから選択もできます。少額から投資できるため、ローリスクローリターンで始められるでしょう。
しかし、FXは塩漬けできません。相場の回復を待つうちに、強制的に決済されるロスカットの心配があります。安全にFXを進めるためには、しっかりとした事前学習が必要です。もちろん、資金管理やメンタル管理も忘れずに行いましょう。