・ノックアウトオプションの強みや話題の理由を知りたい
・ノックアウトオプションでスキャルピングしたい
本記事のテーマ
お得なスキャルピングはノックアウトオプション?海外FX?
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>
国内FXのIG証券が提供する「ノックアウトオプション」は、リスクを限定しながら利益を追求できるため、多くのトレーダーから注目を集めています。
今回は、ノックアウトオプションの基礎知識やメリット・デメリット、スキャルピングとの相性などについてご紹介します。
ノックアウトオプションとは
ノックアウトオプションの基礎知識
ノックアウトオプションとは、リスク(損失額)が限定されたオプション取引のことです。
エントリーするときに損失額を決めることで、「最大損失額を固定した状態」で取引できます。
あらかじめ損失額を固定できる!
通常のFXトレードでも、ストップ(逆指値)注文を入れることで最大損失額を限定できますが、ストップ注文を入れるかはトレーダーの任意です。
FXのストップ注文は、自分で入れるか・入れないか選べる!
さらに、FXの場合はストップ注文を入れた後に注文を取り消したり、指定レートを変更したりできるため、損失を限定するかどうかはトレーダー次第といえるでしょう。
一方で、ノックアウトオプションは、エントリーすると自動(損失額は選択可能)で最大損失額が限定されるため、エントリーと同時に「強制的なストップ注文」が発注されることになります。
ノックアウトオプションの仕組み
ノックアウトオプションは、取引銘柄(FX通貨ペア・日経平均など)を選択した後に、エントリーの方向性(ロングorショート)を決めます。
エントリー時に、ノックアウト価格(損失ライン)を設定するよ!
ロングを選択する場合は、現在価格よりも低いレートでノックアウト価格(損切りライン)を設定します。保有ポジションがノックアウト価格を下回れば、自動的に損失が確定する仕組みです。
上記の画像は、ロングを選択した場合のノックアウト価格の設定例です。金融商品の価格が22,000円のときにエントリーしています。(ノックアウト価格21,500円を下回れば損失が確定)
シンプルな仕組みだね!
ショートでエントリーする場合は、現在価格よりも高いレートでノックアウト価格を設定します。同様に、レートがノックアウト価格を上回れば、自動的に損失が確定される仕組みです。
ノックアウトオプションの取引手順
ノックアウトオプションの取引手順は、以下の通りです。
ノックアウトオプションの取引手順
②ノックアウト価格を選択
③取引ロット数を入力
④指値・逆指値を設定(必要であれば)
⑤注文の確定
基本的にはFXトレードと同じ流れですが、取引銘柄を選ぶ際にブル(上昇)・ベア(下落)を選択するという違いがあります。
ブル(上昇)を選択した場合はロングでエントリー、ベア(下落)を選択した場合はショートでエントリーすることになり、この時点でノックアウト価格を設定します。
詳細については、以下のようにIG証券の公式サイトに記載されています。
IG証券ってどんなFX業者?
IG証券の基本情報
IG証券は1974年に創業した老舗のFX会社です。
世界15カ国、23万人以上の顧客を抱えているIGグループ(イギリス・ロンドンが本拠地)の日本拠点の法人になります。
ロンドン取引所にも上場してるから信頼性が高い!
IG証券を利用するメリット
IG証券を利用すると、多種多様な銘柄で取引できます。例えば、FX通貨ペアは101銘柄も取り揃えており、株価指数・個別株・CFDなども取引可能です。
また、バイナリーオプション・ノックアウトオプションなどのオプション取引もできます。
相場状況に合わせて銘柄を選択できる!
なお、ノックアウトオプションは、FX・株価指数などの160銘柄も用意されています。
IG証券で取引可能な銘柄
・株価指数CFD=約40銘柄
・バイナリーオプション=21銘柄
・ノックアウトオプション=160銘柄
IG証券を利用するデメリット
IGグループはイギリス発祥の金融ブローカーですが、IG証券は日本の金融庁の管轄に置かれており、国内FXという扱いになります。
そのため、最大レバレッジ25倍に規制されるので、最大レバレッジ500倍~1000倍の海外FXに比べると資金効率は低いといえます。
世界的にみると、レバレッジの低さは大きなデメリット!
また、IG証券は最小取引単位が1万通貨なので、少額取引をしたい・細かく分割してエントリーしたい場合には向いていません。
IG証券の「ノックアウトオプション」でスキャルピングするメリット
スキャルでコツコツ稼ぎやすい
スキャルピングでロット数を大きくすると、損失(含み損)の苦痛に耐えられず、すぐに損切りしてしまったり、逆に損切りが遅れてしまったりするケースがあります。
FX初心者にありがちですが、損切りが遅れてしまうと「せっかく積み重ねてきた利益を吹き飛ばすほどの大損失」につながる可能性もあります。
適切に損切りできないと稼げないよ…
スキャルピングは短期間でトレードを繰り返し、利益をコツコツと積み重ねていく手法です。そのため、一度の大きな損失は大きなダメージになります。
一方で、ノックアウトオプションの場合は、エントリー時にトレード1回あたりの最大損失額が決まっており、自動的に損失が確定します。
最大損失額=許容リスク
つまり、積み重ねた利益を一度の損失で吐き出してしまう「コツコツドカン」を防ぎやすいのが、ノックアウトオプションでスキャルピングをするメリットになります。
リスクリワードを計算しやすく、資金管理できるため、ロット数を張って大きなリターンを狙えることが特徴です。
心理的に損切りしやすい
金融商品を取引する際、損失を出すことは避けられません。ここで問題なのは、含み損のときに「損失を確定したくない」という心理が強く働き、適切な損切りができなくなることです。
心理的な抵抗を防ぐことが重要!
通常のFXトレードであれば、事前に損失額を決定する必要はありません。
もちろん、エントリーと同時にストップ注文を入れることは可能ですが、ストップ注文は取り消したり注文レートを移動させたりすることができます。
そのため、FXは心理的に損切りしづらい状況であると言えます。
ノックアウトオプションは、機械的なトレードができるとも言えるね!
損切りに対する迷いや、「もう少しで反転するかも」という期待は、取り返しのつかない大きな損失につながる可能性があるので注意が必要です。
一方で、ノックアウトオプションは、事前に損失を出した場合の金額を把握・設定できるため、気持ちの整理をつけやすく、損失に対する心理的な苦痛を和らげてくれます。
追証(おいしょう)が発生しない
ノックアウトオプションは最大損失額が決まっているため、追証が発生することはありません。
想定外の損失は発生しない!
一方で、フラッシュクラッシュのような市場の急変に巻き込まれると、FXの場合はストップ注文が本来のレートで執行されず、大きな損失が発生した状態で強制執行される場合があります。
FXでは自己資金以上の損失が発生し、口座残高がマイナスになると、追加の証拠金(追証)を求められることがあるので注意が必要です。
国内FXの場合、追証が発生する!
スキャルしながら値幅も狙える
ノックアウトオプションは、エントリー時に最大損失額(損切りライン)を設定しますが、利益確定のタイミングは自由に決められます。
「損失は固定・利益は変動」ってことだね!
エントリーした後に、想像以上に相場の勢いが強い場合などは、相場の流れを見ながら臨機応変に利益確定のタイミングを決められるため、スキャルでも大きな値幅を狙うことができます。
「損小利大」を実現しやすいトレード環境が整っている!
とくに、トレード1回あたりの損失額は小さく設定することで、損失を抑えながら利益を伸ばせるため、スキャルピングと相性が良いといえます。
ノックアウトオプションの注意点3つ
損切り貧乏になりやすい
ノックアウトオプションは、エントリーと同時にノックアウト価格(損切りライン)を決めるため、損切りが遅れることはありません。
ただし、ノックアウト価格を狭く設定すると、すぐにノックアウト価格まで到達してしまうため、無駄な損切りを繰り返す可能性があります。
過度な損切りはダメ…
損切り1回あたりの損失額は小さくても、頻繁にノックアウト価格に引っ掛かってしまうと、資金はどんどん目減りしてしまいます。
損失は小さく・利益は大きくという意識は重要ですが、相場状況に合ったノックアウト価格を設定する必要があります。
ノックアウトオプション専用の損切りルールを作ろう!
仮に、頻繁にノックアウト価格に引っ掛かってしまうのであれば、テクニカル分析を見直しながら、損切りになる原因を把握して対策を練りましょう。
価格の設定が難しい
ノックアウト価格はリスク管理という点では優れていますが、初めてノックアウトオプションを利用する場合などは価格設定の難易度が高い傾向です。
ノックアウト価格の基準が分からない…
とくに、瞬間的な判断力が求められるスキャルピングにおいては、ノックアウト価格を設定するという作業によってエントリーが難しくなることがあります。
スピード感が求められるスキャルピングを行うのであれば、10pipsで損切りする・金融商品のレート価格が5%動いたら損切りするなど、事前に損切りルールを決めておきましょう。
FXと同様に、取引ルールが必要だね!
資金がマイナスになる可能性がある
ノックアウトオプションは追証は発生しませんが、特殊なケースにおいて「資金がマイナス」になることはあります。
資金がマイナスになるケース
②日本円以外の通貨ペアを保有して、不利な方向に動いた場合
特殊ケースの1つ目は、他のポジションの含み益を必要証拠金に充てて、新規ポジションを保有する場合です。新規ポジションがノックアウトされると、資金がマイナスになることがあります。
なお、十分な証拠金を入れるだけで対策できます。また、他のポジションの含み益を差し引いても、新規ポジションを保有するための必要証拠金があるのかを確かめることが重要です。
普段なら起こりえないけど、投資リスクとして覚えておこう!
特殊ケースの2つ目は、日本円以外の通貨ペアを保有して、決済時にエントリーしたときと比べて不利な方向に変動していた場合です。
資金を守るために対策できるよ!
とくにマイナー通貨の場合は、日本円とのレートが急変動するリスクがあるので注意が必要です。
十分な証拠金を入れること、さらに米ドル/円やクロス円のみを取引することで対策できます。
無謀な取引をしなければリスクにならないね!
このように資金がマイナスになる可能性はありますが、きちんと対策を行うことでリスクを防ぐことができます。
ノックアウトオプションよりも海外FXの「XM」がおすすめの理由
レバレッジが高い
IG証券のノックアウトオプションは魅力的な取引システムですが、スキャルピングをするならXMのほうが圧倒的におすすめです。
ここからは、XMと比較した情報を紹介するよ!
ノックアウトオプションは最大レバレッジ25倍ですが、XMは最大レバレッジ1,000倍で取引できます。レバレッジの高さは、証拠金が少なくても大きなロット数を張れることを意味します。
少額資金から始めても、スキャルピングでより大きなリターンを狙っていけるのは、XMの魅力と言えるでしょう。
XMは独自サービスも提供してる!
また、口座開設ボーナスなどを利用すれば、ノーリスクのハイレバレッジ取引も可能です。
リスク管理しやすい
ノックアウトオプションは、リスク管理という点では優れたシステムです。
ただし、通常のFXトレードでも含み損に狼狽することなく、自分の取引ルールを順守して取引できるトレーダーであれば、問題なくリスク管理を行うことができます。
FX経験者ならXMが有利!
XMではストップ注文はもちろん、強制ロスカットシステムやゼロカットもあるため、リスク管理をしやすいトレード環境が整っています。
損切りラインを動かせる
ノックアウトオプションは、一度決めたノックアウト価格(損切りライン)を変更できません。
相場の流れは常に変わるため、エントリー後にほんの少しロスカットラインをずらして、損切りラインに引っ掛かりにくくしたほうが良い局面が訪れることもあります。
取引の自由度が高いほうが有利だね!
もちろん、何の根拠も無く、ただ単に損失を出したくないという気持ちからロスカットラインをずらすのはNGです。
しかし、ある程度トレードスキルがある方であれば、臨機応変に損切りラインを再設定できたほうが有利になり、実践的な損切りルールを構築することもできます。
注文方法が多い
XMには多様な注文方法がありますが、ノックアウトオプションはエントリー時の指値・逆指値注文、IFD注文などを利用することができません。
仕事・家事・学業などで忙しく、チャートに張り付いていられない場合、エントリーする際に指値・逆指値注文を入れる方が多いでしょう。
注文方法の多様性もXMに軍配が上がる!
また、指値・逆指値と同時に決済注文もできる「IFD注文」を利用すれば、エントリーから決済までの期間が短いスキャルピングにも応用できます。
スキャルピングと相性が良いのは「XMのボーナストレード」
スキャルピングは、短期でドカンと稼げる手法と相性が良いといえます。
XMのボーナスを活用したトレード手法は、資金がマイナス(借金)になるリスクがない状態で、ハイレバレッジ取引(最大1,000倍)が可能です。
ノーリスク・ハイリターンを実現!
XMでは豪華なボーナスキャンペーンを開催しており、取引回数が多い人ほどお得に利用できます。
なお、筆者がXMのボーナス(XMポイント)を使って1億円の資産を築いたプロセスを下記の記事にまとめているので興味がある方はご覧ください。
獲得したボーナスは証拠金として使える!