・秒スキャFXの定義を知りたい方
・秒スキャでの勝ち方やテクニックを知りたい方
本記事のテーマ
秒スキャFXで稼ぐためのコツとトレード手法
<スキャルFX歴12年の専業_億トレーダーがお届け>
秒スキャは、海外FXでは特に有効なトレード手法です。リスクを最大限に抑えつつ突発的に稼げる相場はたくさんあるので、秒スキャはスキャルパーに限らず全てのFXトレーダーがノウハウを押さえておくべきといえます。
今回の記事では、秒スキャの基本ルールや秒スキャを活かせる相場の見つけ方などを解説していきます。
秒スキャとは?
1秒〜10数秒で利食いするFX手法
秒スキャ(1秒スキャル)と呼ばれる手法は、その名の通り、通貨ペアに関わらず数秒で決済するスキャルピングFXを指します。
「秒スキャで儲けた」という書き込みをネット上で目にすることがありますが、別に特別なことではありません。利益が出れば手堅く決済するスキャルパーにとって、秒スキャで儲けることは日常的なことです。
スキャルピング取引では、相場が大きく動いている時に、取引ルールに従って1秒〜数秒でポジションをクローズすることが多くあります。つまり、結果的に秒で決済することになったものが秒スキャであり、スキャルパーからすると特別な手法ではありません。
ただし、秒スキャは、トレード手法やスタイルに関わらず、誰もが意識すべきFX取引スタンスではあるといえます。
秒スキャのチャンスに気づくように、最低限の知識は押さえておこう!
「スキャルピングは儲からない」と言われる理由
このサイトで何度もお伝えしている通り、スキャルピング手法は損失を最小限に抑えて、手堅く利益を重ねる投資手法です。なので、相場が思惑と逆に動いた際に素早く(秒で)損切りをする姿勢が重要になります。
「スキャルピングは儲からない」と言うトレーダーさんも多くいますが、私からすると「それは損切りがうまくできていないだけでは?」と内心で思っています。
損切りができず損失を拡大させてしまって退場、となるのが多くのFX初心者トレーダーであることからも、「秒スキャ」の意識はとても重要といえるのです。
秒スキャはローリスク・ハイリターン!
秒スキャの3つのメリット
秒スキャの3つのメリット
・リスクを限定できる
・通常のスキャルピングより勝率が高い
隙間時間で稼げる
秒スキャは、数秒から数十秒で、慣れてくるまでは3〜5pipsほどの利益を抜くトレード手法です。
たまたまチャートを開いた際に、秒スキャのチャンスがあった際には、最短1分もかからずに利益を上げられます。
まず3〜5pips抜きを狙って、慣れてきたら臨機応変に利確ラインを決めよう!
リスクを限定できる
FXスキャルピング初心者から中上級者まで、基本的に秒スキャの損切りラインは3〜5pipsが良いとされています。
最大限にリスクを抑えることが秒スキャの鉄則なので、エントリー後はすぐに決済ボタンを表示させておくのがおすすめです。
通常のスキャルピングより勝率が高い
大きな利益を狙わない分、秒スキャはポジション保有時間が数分秒から数十分のスキャルピングよりも勝率が高くなります。
秒スキャで取引回数を増やしてコンスタントに小さい利益を積み重ねていき、得た利益は大きく勝負する際のスプレッドや取引手数料と相殺するのもおすすめです。
秒スキャでコツコツ負け分を取り返すのも有効!
<ドル円 リアルタイムチャート:1分足>
<ユーロドル リアルタイムチャート:1分足>
<ポンド円 リアルタイムチャート:1分足>
秒スキャの3つのデメリット
秒スキャの3つのデメリット
・スプレッドの影響を顕著に受ける
・通常のスキャルピングより大きな利益を狙いにくい
判断スピードが問われる
秒スキャは瞬発力が必須なので、少しでも遅れるとスプレッド負けのリスクが大きくなります。
FXには「頭と尻尾はくれてやれ」という格言がありますが、迷いすぎてしまった時には、リスクを最大限に抑えられるという秒スキャの利点を活かせられなくなるので、エントリーを控えるなど対応がおすすめです。
スプレッドの影響を顕著に受ける
秒スキャは1回で狙える利益が少ない分、スプレッド負けしないか慎重になる必要があります。特に初心者の方は注意しましょう。
そのため、秒スキャは、海外FX業者の中では、スプレッドが狭いXM(XMTrading)のKIWAMI極口座やAXIORYのスタンダード口座やナノスプレッド口座がおすすめです。
通常のスキャルピングより大きな利益を狙いにくい
秒スキャは、通常のスキャルピングよりもリスクを抑えられる分、狙える利幅が少なくなります。
そこは秒スキャの短所として受け止めた上で、あくまでも小さな利益を積み重ねていくことに集中しましょう。
メリット・デメリットを押さえて、秒スキャを自分のものにしよう
秒スキャの基本ルールと成功させるテクニック
値動きが活発な時間帯を狙う
秒スキャは取引量に関わらず数秒から数十秒で決済を行うため、値動きが活発な時間帯しか有効ではありません。
米ドル/円(USDJPY)やユーロ/ドル(EURUSD)の場合、米国市場が活性化する日本時間の9時頃〜がおすすめです。
ローソク足のプライスアクションで判断
テクニカル分析は、スキャルピングの基本です。また、得意とする分析手法で最適なエントリーポイントで注文するのがスキャルピングといえます。
秒スキャをする場合は、そのスキャル技術に加えてさらにプライスアクションの知識と技術が必要になります。
プライスアクションとは?
テクニカル分析から示されるシグナルに加えて、数本のローソク足でのプライスアクションを見極めれば秒スキャの精度は格段と上げられます。
トレンド転換の節目などはインジケーターより先に、プライスアクションとしてローソク足に現れる!
また、5分足移動平均線やボリンジャーバンドをマスターしておけば、さらに勝率を上げられます。
1分足チャートが基本&損切りラインは追随
秒スキャのエントリー手順や利確/損切りの手順は以下の通りです。
秒スキャでの損切り手順
2. 損切りの逆指値を追加(損切りポイントは3〜5pipsを推奨)
3. 利益が伸びたら損切りラインを変更(トレール注文も有効)
4. 逆に動いたら損切りポイントを動かさず、できれば逆指値の前に決済
これが結果的に「秒」で損切りになれば残念な結果になりますが、「秒」で想定したポイントまでチャートが伸びて収益が取れれば十分な成果といえます。
トレール注文の活用は、逆指値をただ置くよりも利益を伸ばす方法になるので有効活用しましょう。トレール注文を使ったことがない方は下記の記事を参考にしてください。
「スキャルピングは利食いも常に素早く」という誤解がありますが、必ずしもそうとは限りません。。大きく伸びる期待の低いエントリーポイントでは即決済しますが、相場が跳ねる要因が重なった際は、1ポジションで30pipsほどは抜きにいきます。
できる限り利益を伸ばして利食いしよう!
秒速で損切りを行う
スキャルピングでは利益の深追いを基本的にはしませんが、明確なトレンドを掴んだ際は数時間のポジション保有も行い、大きな利益を取りにいくこともあります。
利益は大きいに越したことはないので、収益可能性の高いプラスのポジションを泳がせることに躊躇する人は少ないと思います。
一方で、正しいエントリーポイントを掴める技術を持ってからは、損切りは早いに越したことはありません。
相場が逆に行った時点で想定していた方向感が間違っていたことになるので、希望的観測でポジションを保有すべきではなく、思惑が外れた時こそ秒スキャで損切りすべきといえます。
NDD方式の海外FX業者を利用する
国内FX会社の多くがDD方式を採用しており、顧客の利益が会社の損失となる仕組みです。
その結果、継続的に利益を出す可能性の高いスキャルピングは、会社への損失をもたらす要因となるため、スキャルピングをNGとする会社が多くあります。
そのような会社での秒スキャの実行は、すぐにFX口座凍結という判断をされるので注意が必要です。
なお、スキャルパーに限らない話ですが、DD方式ではなくNDD方式を採用する会社を選ぶことをお勧めします。また、取引ツールはMT4/MT5がおすすめです。
秒スキャFX手法のまとめ
エントリーのタイミングを見図る力が重要
秒スキャを意識することで躊躇なく損切りができるようになれば、立派なスキャルパーといえるでしょう。
後は、適切なエントリーポイントが来るのを辛抱強く待てる力が備われば、その多くの方は毎日コツコツとpips数を稼いでいけるといえます。
私の経験上、大きく負けないトレードが出来るようになると、分析力や経験値に応じた利益がついてきます。
秒で損切りできれば、スキャルの利益は積み上がる!
「FXは運で稼ぐものではなく、実力で稼ぐ投資手段だ」と思えるのは、秒で損切りができてからといえるでしょう。