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ヘッジファンドの「ストップ狩り」はスキャルパーの儲け時

「ストップ狩り」はスキャルパーの儲け時
このような方にオススメの記事

・FXで大きく儲けるポジション取りの方法を知りたい
・ヘッジファンドやFX会社が利益を稼ぐビジネス手法が気になる

本記事のテーマ

大口投資家が仕掛けた時に稼ぐスキャルピングFXとは

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

  突然ですが、FXは株と違いインサイダー情報がありません。 プロも個人投資家にも情報格差が少ない、平等な投資環境だとも言われます。

だが、本当はFX市場も「ヘッジファンド」と言う名の大口投資家に支配され、市場をコントロールされています。

ヘッジファンドとは

機関投資家や富裕層等から私的に集めた資金を、デリバティブや空売りを含めた様々な手法で運用する基金や組織のこと。

スキャルピングを採用する投資家は、このような大口投資家の動きによる損失は受けづらい方ですが、このような事実を知ることは非常に重要です。 ヘッジファンドの手口を把握し、彼らの「養分」とならないように注意しましょう!

ポジションの保有時間が長いほど、ヘッジファンドにターゲットにはなりやすい。

目次

FX相場を意図的に動かすヘッジファンドとは?

マーケットを意図的に動かすヘッジファンドとは?

大きな相場を作り利益を上げるヘッジファンド

FX関連のニュースで「マクロの買いが出た」「モデル系の売りが出た」という言葉を見ることがありますが、それらはすべてヘッジファンドのことを指します。 「ヘッジファンド」は、さまざまな投資手法を用いてリターンを追求しているのです。

世界のヘッジファンドの運用額は3兆ドルに達しており、市場関係者だけではなく個人投資家もその動向を注視する必要があります。

ヘッジファンドはその膨大な資金力で相場を一方向に決めて、継続的な買い・売りを行うことで数ヶ月に渡る大相場を作るのが彼らの常套手段となります。

ヘッジファンドの戦略「ストップ狩り」とは

ヘッジファンドの戦略「ストップ狩り」とは

想像や期待を大きく裏切るヘッジファンドの手口

当然、これ以外にもさまざまな戦略がありますが、最近、為替市場で注目されるのが「ヘッジファンドによるストップ狩り」と呼ばれる相場です。

アルゴリズムを使用したシステム取引を行うファンドは資金の流れを瞬時に読み取り短期的な相場を作り上げてきます。

皆さんも、マーケットが突然、短期間のうちに一方向に大きく動く場面に遭遇したこともあると思います。

たとえば、為替レートが1ドル=112円だとしましょう。 ここから徐々に円高が進み、1ドル=110円を割り込んだ途端、一気に109円、108円、107円というように円高が加速していくイメージです。

個人投資家のポジションを誘導

<個人投資家のポジションを誘導>

もちろん、なかには純粋にマーケットの動きによって、ドル売りが加速するケースもありますが、意図的に売りを仕掛ける連中もいます。これがヘッジファンドの「ストップ狩り」と呼ばれる戦略です。

たとえば、1ドル=108円にストップロスの売りが大量にあるとしましょう。 これは、ドルを買っている投資家が、1ドル=108円になったところで、これ以上の損失を被らないようにするため、リスクヘッジとして置いてある売り注文です。

投資家の思惑とは逆のトレンドを形成

<投資家の思惑とは逆のトレンドを形成>

為替レートが1ドル=110円前後で推移している場合、ヘッジファンドはドルを大量に売り浴びせ、力業でドルを下げます。

こうして1ドル=108円にタッチすれば、一斉にストップロスのドル売り注文が執行され、ドルはさらに下がります。

107円80銭、107円50銭というように、さらに下に置いてあったストップロスのドル売り注文も執行され、ドル売りが加速していきます。

<個人投資家のパニック売りで利益確定>

個人投資家のパニック売りで利益確定


そうなると、ストップロスのドル売りポジションを持っている投資家以外も、もう一段のドル下落に乗じて利益を上げようとして、ドル売りに回ります。

こうして、壮大なドルの下落トレンドが醸成され、ストップ狩りをしたヘッジファンドは、大きな利益を手中に収めるのです。

2019年の1月3日に起きた「フラッシュ・クラッシュ」では日本の祝日を狙ったヘッジファンドのストップ狩りが見事にハマった事例となり、多くの個人投資家が損失を出し、ヘッジファンドが利益を上げたと思われます。

またヘッジファンドによるストップ狩りとは別に、FX会社が小さな利益を得るために行うストップ狩りも日常的に横行しています。同じ名称ですがまったく別物になります。

なお、「FX会社のストップ狩り」も残念な事実として日常で横行していることなので、下記の記事をご参照して認識しておきましょう。

ファンドの買い戻し時にスキャルパーは利益をあげる

ファンドの買い戻し時にスキャルパーは利益をあげる

底打ち後の反発は大きく戻す

もちろん、ストップロス狩りのためにドル売りポジションを持っていたヘッジファンドも、利益を確定させるためには、どこかの段階でドルを買い戻さなければなりません。

このタイミングを見誤ると、相場がドル高に転じるなかで、今度は大量のドル売りポジションを持っていたヘッジファンドが窮地に追い込まれます。

この時、追い込まれたヘッジファンドは少しでも損失を小さくしようとして、一気にドルの買い戻しを進めます。

結果、ドルが底を打った時点で、今度は一気にドル高トレンドが出現する可能性があるのです。この時に生まれる新しいトレンドは、スキャルパーとしては逃せません。

ストップ狩りされても十分に取り返せる

短時間で大きく値を戻すヘッジファンドの買い戻しは大きな利益を生むチャンスです。

仮に、ストップ狩りによってポジションを狩られた人も、そこで諦めてはいけません。底を打って反転する段階でドルの買いポジションを持ち、損失を取り戻すチャンスです。

大底を打った相場は大きく戻す!そのチャンスを逃さないことが重要!

このようにヘッジファンドの戦略を把握することで、大きな損失を生む側か、大きな利益を生む側に別れることを知っておきましょう。

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