・海外FXのスキャルピングで大きく稼ぎたい方
・スキャルパーによる海外FXの活用方法を知りたい方
本記事のテーマ
海外FXの特性を活かしたスキャルピング手法とは
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>
FXの取引スタイルには様々なものがありますが、海外FXで大きく稼ぐならメインの取引スタイルはスキャルピング一択です。しかし、海外FXのスキャルピングには、独特のコツや勝つためのポイントがあるため、それらをしっかりと把握した上でトレードに挑む必要があります。
今回の記事では、海外FXで勝てるスキャルピング手法について徹底解説します。おすすめの通貨ペアや時間帯、勝率を上げるためのポイントなど、初心者の方にも分かりやすくご説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
海外FXのスキャルピング手法とは?
海外FX業者を利用したスキャルピング手法とは、ハイレバレッジで小さなpipsを獲得していくトレードです。
スキャルピングでは、1日のうちに何度もFX取引を繰り返すことになります。そのため、ハイレバレッジをかければ、資金がわずか数万円であっても、数日で50万円以上、相場環境によっては100万円以上の利益を出すことも十分に可能です。
スキャルピングでの一攫千金は海外FXの醍醐味!
海外FXのスキャルピング手法の3つのメリット
海外FXのスキャルピングのメリット
・短時間でいつでも大きな利益を狙える
・リスクを限定できる
ハイレバトレードと相性が良い
海外FXでは平均400pips程度のレバレッジをかけられます。例えば、海外FXのレバレッジ500倍と国内FXを比べると、同じ証拠金でも保有できるポジション量は20倍も異なります。
スキャルピングでは高いレバレッジをかけて、10pips~20pips程度の為替差益を狙うのが一般的です。そのため、高いレバレッジをかけられる海外FXを利用すれば、資金を増やすスピードが圧倒的に速くなります。
短時間でいつでも大きな利益を狙える
ハイレバレッジをかけてスキャルピング取引を行えば、雪だるま式に資金が増えていきます。もちろん、損切りを行なければならない場面も訪れるでしょうが、優位性の高いエントリーに絞っていけば、全体の勝率を利益は上げられます。
10万円程度の取引であっても、手法がハマれば数日で10倍の100万円まで増やすことも十分に可能です。また、スキャルピングはどのような相場でも効果を発揮する手法なので、スキマ時間を活用しやすいというメリットもあります。
負けることがあっても、利益が積み重なっていればOK!
リスクを限定できる
スキャルピングでは、損切りラインを必ず設定するので海外FXのハイレバ環境でも常にリスクを限定したトレードとなります。損切りラインはエントリーポイント近くに設定するため、大きな為替変動が起こっても、損失を最小限に留められます。
さらに海外FXにはゼロカット制度があるため、少ない資金で大きな資金を動かせる海外FXでのスキャルでは「投入資金以上の損失は発生せずに、大きな利益が狙える」というメリットもあります。
海外FXのスキャルピング手法の3つのデメリット
海外FXのスキャルピング手法のデメリット
・ハイレバレッジ環境に振り回される
・ゼロカット依存のギャンブルトレードになる
スプレッドのコストがかかる
スキャルピングは1日に何度も取引を繰り返す手法なので、どうしても売値と買値の差であるスプレッドが負担になってしまいます。
海外FXはハイレバで稼ぎやすいがスプレッドは広い…
スプレッドは業者によって異なるので、スキャルピングを行う際は、なるべくスプレッドの狭い海外FX業者を利用しましょう。
ハイレバレッジ環境に振り回される
海外FXのスキャルピングでは、ハイレバを活かすことで短時間で大きな利益が稼げるため、負けが続いても一発逆転を狙ったハイリスクトレードを続けてしまうことがあります。
熱くなると損切りできなくなったり、ポジポジ病になってしまったりと、冷静なトレードを続けるのが難しくなります。メンタル面への影響は避けられず、人によってはメンタル面が原因で収益を上げることが難しくなるでしょう。
メンタルへの影響が少ないEA(自動売買)もおすすめ
メンタル面が原因でトレードルールを守れない方には、EA(自動売買)もおすすめです。EAでは、あらかじめ設定されたロジックに従って、プログラムが自動的に売買を行ってくれます。
まずは自分が熱くなりやすいタイプなのか把握しておくことが大事だ!
ゼロカット依存のギャンブルトレードになる
スキャルピングは短期間にトレードを繰り返すため、ギャンブル的なトレードを行ってしまう人が多い傾向にあります。さらに海外FXの場合は「ハイレバ+ゼロカット」環境が整っているため、上がるか下がるかだけを予測する半丁博打のようなトレードになることもあります。
海外FXではスプレッドもかさむため、戦略を持たないトレードではトータル収益はマイナスになる可能性も高いでしょう。
海外FXのスキャルピング手法の6つのポイント
海外FXのスキャルピングで勝つポイント
・エントリー前に利確と損切りルールを決める
・ローソク足のメインは1分足か5分足
・スキャルピングに適した時間帯を狙う
・トレンド相場での順張りから始める
・インジケーターを利用したテクニカル分析を行う
・インターネットの通信環境にも注意する
通貨ペアはドル円やユーロドルがおすすめ
スキャルピングを成功させるためには、テクニカル分析を有効活用することが必要不可欠です。スキャルピングを行う際は、テクニカル分析が効きやすい通貨ペアでトレードした方が良いでしょう。
スキャルピングにおすすめの通貨ペアは、ドル円(USDJPY)やユーロドル(EURUSD)です。ドル円とユーロドルは取引量が多いため、突発的な動きが発生しにくい傾向があります。そのため、結果としてテクニカル分析を行いやすくなります。
また、ドル円やユーロドルはダマシが発生しにくいので、海外FXのハイレバを活用すれば「リスクを抑えたまま勝ち逃げする」ことが、国内FXよりも簡単といえます。
スキャル初心者には特にドル円やユーロドルがおすすめ!
エントリー前に利確と損切りルールを決める
FXでは、感情に流されて売買して失敗するケースが往々にしてあります。これを防ぐためには、あらかじめ利確ポイントと損切りルールを決めておき、機械的にトレードしなければなりません。
特に海外FXでは、「ハイレバだから一発逆転できる」と損切りのタイミングを逃して、ロスカットに遭ってしまうことも少なくありません。また、一度強制ロスカットに遭ってしまうと、損失を取り戻そうと冷静な判断ができなくなる可能性もあります。
複数の根拠があり勝率が高い時にハイレバを活用して、初めて利大損小が実現できます。なのでエントリー前には必ず利確と損切りルールを決めて、ハイレバを理由に感情的なトレードを行わないように注意しましょう。
ローソク足のメインは1分足か5分足
スキャルピングはそもそも短期的な値動きを狙う手法です。特に海外FXのハイレバでは、エントリーから決済まで数分程度で完結する場合がほとんどです。
10分以内の場合はメインを1分足に、10~20分程度の場合は5分足に設定して、ハイレバのスキャルピングに最適なトレード環境で利益を狙いましょう。
5分足スキャルは海外FXトレードの王道だ!
スキャルピングに適した時間帯を狙う
スキャルピングではある程度のボラティリティがなければ、まとまった利益を狙うことが難しくなります。そのため、ボラティリティが小さい日本時間の早朝やお昼過ぎは避けた方が良いでしょう。
東京市場がオープンしてから1、2時間後、ロンドン市場のオープン前後2時間、ニューヨーク市場のオープン1時間前以降など、値動きしやすい時間帯を狙うことをおすすめします。
トレンド相場での順張りから始める
他の手法と同様に、スキャルピングでもトレンド相場の順張りが最も利益を上げやすいとされています。特にハイレバの逆張りでは、強制ロスカットに遭う確率も高くなるので注意しなければなりません。
初心者の方は、トレンドフォローのスキャルピングからスタートしてみましょう。ただし、ただ単にトレンドフォローするだけでは、急な値動きに巻き込まれて勝てないことも多くあります。なので、値動きが比較的安定している時に、押し目や戻り目を狙って勝率をアップさせることがおすすめです。
押し目買いや戻り売りを徹底することでダマシに遭いにくくなる
インジケーターを利用したテクニカル分析を行う
スキャルピングなどの短期売買では、テクニカル分析が非常に重視されます。テクニカル分析では、インジケーターを利用することで、相場の流れや売買ポイントを掴みやすくなるでしょう。
トレンドの性質を把握するためのトレンド系、相場の過熱感を把握するためのオシレーター系の指標を最低1つずつ使用すれば、スキャルピングをより優位に進められます。
おすすめのインジケーター
オシレーター系:RSI・MACD・ストキャスティクス
インターネットの通信環境にも注意する
スキャルピングは一瞬の遅れで利益を逃してしまうため、ある程度速い回線でトレードを行う必要があります。特に一瞬の時差が命取りになりかねないハイレバ環境では、速い回線は必須です。
なので、ポケットWi-Fiや4G接続など、不安定な回線は避けた方が無難でしょう。光回線で、できれば1MBの回線スペックがおすすめです。
スキャルピング手法で勝つポイント<まとめ>
海外FXで勝てるスキャルピング手法のまとめ
時間帯:9時30分〜10時30分・21時~23時・23時〜
ローソク足:1分足・5分足
トレンド系:移動平均線・一目均衡表・ボリンジャーバンド
オシレーター系:RSI・MACD・ストキャスティクス
初心者は21時以降、ドル円かユーロドルに絞って経験を積んでいこう!
海外FXのスキャルピング手法の損切りルール
スキャルピングのおすすめ損切りルール
・逆指値を入れて機械的に損切りを行う
・勝率が高ければ損切り幅の方が大きくてもOK
pips数をあらかじめ決めておく
スキャルピングでは、エントリー前に損切りの値幅を決めておきましょう。というのも、損切りルールを決めておかなければ、損切りの際に瞬時の判断が難しくなるからです。
損切りはリスク管理のために非常に大切です。特に海外FXのハイレバ環境では、判断を誤ると取り返しのつかない損失に繋がることもあります。「損切りは10pips」というように、損切り幅を決めておけば確実に安全なトレードができます。
逆指値を入れて機械的に損切りを行う
手動で損切りしようとすると、事前に損切りポイントを決めていても、損失を出したくないという気持ちが強く働き、ルール通りに執行できないことがあります。
エントリー時に逆指値を入れておけば、機械的に損切りを実行してくれます。トレードで感情的になりやすい方も、安心してトレードに挑めるのでおすすめです。
一般的にはレバレッジが高いほど強制ロスカットになる確率も高くなるので、ハイレバを理由に一発逆転を狙ってポジションを持ち続けないように注意しましょう。
損切り後は同じミスを繰り返さないために、トレードを振り返ることも重要!
勝率が高ければ損切り幅の方が大きくてもOK
損切り幅は利確幅より狭くした方が良いというのが定説ですが、狭くすると勝率が下がり、損切り貧乏になってしまう可能性があります。
損切り幅を広く設定して、勝率が70%や80%を達成できるのであれば、利確幅よりも損切り幅が広くてもトータルで利益を上げられます。
利益が積み重なっていくのであれば、多少損切り幅が大きてもOK
海外FXのボーナスを活かしたスキャルピング手法
海外FXの大きな特徴は、国内FXと違ってボーナスが豊富である点です。多くの場合、ボーナスは条件をクリアすることで獲得できます。ボーナス自体は出金できませんが、取引には利用可能です。もちろん、ボーナスを利用して得た利益は出金できます。
海外FXの主なボーナスの種類
・入金ボーナス
・その他ボーナス(取引還元ボーナスなど)
この中でも、特に人気なのが口座開設ボーナスです。口座開設ボーナスは口座へ未入金のままでも利用できるため、ノーリスクで取引を行えます。
例えば、海外FX業者のXMでは、口座開設ボーナスが13,000円分付与されます。たった13,000円分の口座開設ボーナスでも、XMの最大レバレッジ1,000倍をかければ、資金を一気に増やすことが可能です。
XMの口座開設ボーナスで保有できるポジション量
→ ドル円:約9.1万通貨<1ドル130円換算>
口座開設ボーナスのみでドル円を9.1万通貨(約1ロット)を保有した場合、仮に1円(100pips)の値動きがあった場合は、約10万円の利益を得られます。
「口座開設ボーナス+ハイレバ取引」の組み合わせでノーリスクで大きく稼げるぞ!
口座開設ボーナスを利用するのは、フルレバレッジでの全力トレードで勝負できる最高の機会といえます。ただし、口座開設ボーナスが付与される機会は1つのFX業者につき1回のみです。ここぞというトレードチャンスをじっくり待ちましょう。
ファンダメンタルで動く大相場を狙った投機トレード
ボーナスで一攫千金を狙う場合、おすすめなのは相場が大きく動く指標発表時を狙ってトレードすることです。
スキャルピングではテクニカル分析が重要視されますが、指標発表時には相場が一方的に大きく動くことが多いので、少ない資金でも大きなリターンを得られます。また、ハイレバを活用できる海外FXなら、同じ条件でも国内FXより大きな利益獲得が可能です。
特に毎月第一金曜日の夜に発表される「雇用統計」は重要な指標なので毎月のスケジュールもしっかりチェックしましょう。
ファンダメンタルズで相場が大きく動く場面
・雇用統計など重要指標の発表時
短時間で一気に資金を増やせるチャンス!
ファンダメンタルズで相場が大きく動く場面のトレード例について、ドル円1分足チャートで確認してみましょう。日本時間1月27日午前4時に開催されたFOMCで、パウエル議長が利上げに対して積極的な発言を行った後、ドル買いが進行しました。
発言後、ドル円レートは30分間で50pips程度の上昇を見せます。上昇し始めたら買いでエントリーを行います。値幅をすべて取るのは難しくても、30pips〜40pips程度を抜くことは決して難しくありません。
XMの場合、口座開設ボーナス13,000円をフルレバでトレードすると、30pips抜くだけで約29,900円の利益を得られた計算になります。
「大きなトレンド」に狙いを定めよう!
海外FXのハイレバを活かしたスキャルピング手法
先述した通り、海外FXといえば、ハイレバレッジをかけられることが最大の特徴です。また、ハイレバで海外FXスキャルピングを行う最大のメリットは資金効率が良く、技術があれば資金を何倍にも増やせられる点です。
はじめは資金が少なくても、手法がハマれば雪だるま式に資金を増やせられます。最初は10万円ほどの投資資金の場合、1日で20万円、1週間で100万円に増やすことも十分に可能です。
投資資金を雪だるま式に増やせるのが海外FXの魅力
海外FXの標準的な口座レバレッジは、400倍〜1,000倍です。最低でも400倍のレバレッジをかけられるFX業者を利用しましょう。
次に、ハイレバで取引を繰り返すと、どれだけ資金が増えるのか計算を行ってみます。口座レバレッジ500倍、投資資金10万円でフルレバをかけて、毎回10pips獲得するとしましょう。
口座残高 | ポジション量 | 獲得利益 | |
---|---|---|---|
1回目 | 10万円 | 3.7ロット | 3万7000円 |
2回目 | 13万7000円 | 5.1ロット | 5万1000円 |
3回目 | 18万8000円 | 6.9ロット | 6万9000円 |
4回目 | 25万7000円 | 9.5ロット | 9万5000円 |
5回目 | 35万2000円 | 13ロット | 13万円 |
最終の口座残高 | 48万円2000円 | – | – |
10万円でスタートし、500倍のレバレッジで5回のトレードでそれぞれ10pips獲得した場合、最終的な残高は48万2,000円まで膨れ上がります。
実際にはフルレバトレードは1回の損失で失う金額が大きくなるため、レバレッジは控えめにすることをおすすめします。
現実的には、勝ったり負けたりを繰り返しながら資金を増やしていくことになる可能性が高い!
ただ、これだけ資金を増やせるポテンシャルがあることは事実です。フルレバまでいかなくても、実効レバレッジ200〜300倍でスキャルピングを行っていけば、1か月で2倍〜3倍に増やすことは現実的に考えて十分に可能です。
レンジ相場の水平線の反発を狙うハイレバスキャル手法
ハイレジバレッジをかければ、小さな値幅であっても、取引回数を積み重ねていくことで利益を大きくできます。コツコツとスキャルピングを行うのに適した相場環境が、レンジ相場です。
下のチャートのようにレンジの上限と下限で綺麗に反転している場合は、反転ポイントで逆張りを行うことで小さな利益を積み重ねていきましょう。
明確なレンジ相場は簡単な稼ぎ場だ!
チャートでは、15pips~20pipsの値幅ですが、相場によっては5~10pips程度の値幅であったり、30~40pips程度の値幅であったりと様々です。
上限付近では売りでエントリーを行い、レートが下限に近付いたら利益確定を行います。損切りは上限の水平線よりも少し上で行いましょう。
レンジブレイクには注意が必要
逆もまた同様のルールで、「コツコツと機械的に」ハイレバでのスキャルピングを狙います。利益確定と同時に反対方向にエントリーすれば、利益をより積み重ねていきやすいでしょう。
海外FXのゼロカットを活かしたスキャルピング手法
海外FXの魅力の1つが、ゼロカットの存在です。ゼロカットは、口座残高がマイナスになった場合、FX業者がマイナス分を補填してくれるシステムのことです。
海外FXのハイレバレッジトレードで勝負する場合は、ロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになってしまうリスクが高くなります。
ゼロカットシステムがないと、口座残高がマイナスになり、FX業者から追加証拠金を求められる事態になりかねません。特に2015年に発生したスイスフランショックのような相場の大変動が起こると、マイナス残高が極端に大きくなる危険性があります。
ゼロカットがないと一発で多額の借金を背負ってしまう可能性も・・・
このような大変動が発生することのあるFX相場ですが、ゼロカットシステムがあれば最大損失額を口座資金に限定することができます。
ゼロカットがあれば安心してリスクを取ったトレードできるね
オーバーシュートからの巻き戻しを狙った反転トレード
最大損失額を口座資金に限定できると利点を活かして、リスクを取ったトレードが可能です。1つの例として、行き過ぎた相場(オーバーシュート)からの巻戻しを狙う手法を紹介します。
ファンダメンタルズ要因によって相場が大きく動く時、ロスカットを巻き込みながら、行き過ぎた値動きが見られることがよくあります。そして行き過ぎた相場では、必ず大きな値戻しが発生します。
2020年コロナショック時のドル円日足チャートをご覧ください。リスク回避的な円買いが進行し、一日で3円以上下落した後、一気に巻き戻しが起こっています。
オーバーシュート発生後、底打ち&巻き戻しが始まったことを確認してからエントリーを行いましょう。このような時は反発が非常に大きいため、スキャルピングであっても100pips近い利益を獲得できます。
この手法は逆張りになるため、行き過ぎたポイントを見極められなければ、相場の波に飲み込まれて大損失を出す可能性もあります。そのため、一般的にはリスキーな手法とされています。
しかし、ゼロカットシステムがあれば、万が一相場の流れを読み違えたとしても口座残高がマイナスになり、借金を追うリスクはありません。この「ハイレバ+ゼロカット」手法は、海外FXでのみ可能な一攫千金トレードといえます。
ゼロカットの後ろ盾があるからこそ、思い切ったトレードができる
また、口座資金は「これだけなら失ってもよい」という金額に留めておくことで、リスクを限定して大きなリワードを狙っていくことができます。
海外FXのスキャルピング手法:中上級者向けおすすめ3選
中上級者向けおすすめスキャルピング手法3選
・移動平均線を利用した5分足スキャルピング
・RSIとトレンド系の指標を併用した1分足スキャルピング
ボリンジャーバンドを利用した王道スキャルピング
海外FXのハイレバ環境におけるスキャルピングで王道ともいえる手法が、ボリンジャーバンドを利用したトレードです。下のチャートでは、ドル円5分足チャートに±2σのボリンジャーバンドを表示させてみました。
レンジ相場では、±2σで逆張りエントリーを行うのがセオリーです。一方で、バンド幅が広がりトレンドが発生した場合、順張りでエントリーしましょう。
上のチャートの右側では、-2σバンドに沿って値動きするバンドウォークが発生しているため、順張りで売りを仕掛けます。
バンドウォークは順張りエントリーのサイン
「レンジ相場では逆張り」「トレンド相場では順張り」というように、相場に合わせて手法を変えるのが、ボリンジャーバンドを使いこなすコツです。
移動平均線を利用した5分足スキャルピング
移動平均線を使ったスキャルピングでは、5分足チャートを表示させて、押し目や戻り目を狙っていきます。
下のチャートでは、ユーロドル5分足に移動平均線(5MAと20MA)を表示させてみました。ローソク足が20MAにタッチしたら、戻り売りの要領でエントリーを行いましょう。
また、ローソク足が20MAを上に突き抜けても、再び20MAの下側に戻ってきたら売りでエントリーを行うのがおすすめです。
一方で、5MAが20MAを上抜けたポイントはゴールデンクロスと判断できるため、上昇トレンドに転換する可能性が高くなります。ハイレバだからこそやみくもなトレードは厳禁です。エントリーは見送り、含み益のポジションがあれば利益確定の決済を行いましょう。
RSIとトレンド系の指標を併用した1分足スキャルピング
下のチャートでは、ドル円1分足チャートに移動平均線(20MA)とRSIを表示してみました。まず移動平均線とローソク足が頻繁にクロスしていることから、方向感のないレンジ相場であることが分かります。
まずはトレンド系指標で環境認識を行おう!
移動平均線とローソク足が頻繁にクロスするレンジ相場では、逆張りエントリーが有効です。RSIで買われ過ぎの水準の70以上で反転したら売りエントリー、売られ過ぎの水準30以下で反転したら買いエントリーを仕掛けましょう。
ちなみに1分足チャートではRSIが反応しにくいため、一般的な設定値の14ではなく、7〜10程度に設定しておくと、程よく売買サインが出現してくれます。
また、移動平均線の代わりに、一目均衡表やボリンジャーバンドなどのトレンド系指標を使用してもOKです。
海外FXのスキャルピング手法の4つの注意点
スキャルピングの注意点
・スプレッドが広すぎる業者は避ける
・最大レバレッジ値が低い業者は避ける
・ナンピンやポジポジ病は厳禁
指標発表や月曜の窓空けは避ける
海外FXでは、指標発表や月曜の窓空け時はハイレバトレードを避けた方が無難といえます。
指標発表時は、結果次第でどのような値動きが発生するか分かりません。急にレートが飛ぶことも珍しくないので、スキャルピングの場合は致命傷になりまねません。
また、月曜の窓空け時も、同じ理由でトレードは避けることをおすすめします。ギャンブル要素が大きくなる時間帯なので、ポジションはもたない方が良いでしょう。
スプレッドが広すぎる業者は避ける
スプレッド(取引手数料)は業者間で、1.5pips~2pips程度の差が出ることは珍しくありません。また、同一業者でも、口座タイプでスプレッドが大きく異なることもあります。
海外FXは国内FXよりもスプレッドが広い傾向があるため、国内から海外へ乗り換えをする人は、海外FXでのトレードに早く慣れるためにもスプレッドが狭い業者を選ぶことがおすすめです。
10pips程度の利益を狙っていくスキャルピングにおいては、1pipsスプレッドが広がるだけでも痛手となります。スプレッドが広い業者や口座タイプは利用しないようにしましょう。
スプレッドが広いと手数料負けにも繋がるから注意!
最大レバレッジ値が低い業者は避ける
前述したように、海外FXでスキャルピングを行う大きな魅力は、ハイレバレッジトレードが可能なことです。
ただし、海外FXでも100倍~200倍程度のレバレッジしかかけられない業者も存在します。最低でも400倍のレバレッジをかけられる業者を選ぶようにしましょう。
ナンピンやポジポジ病は厳禁
スキャルピングでは、メンタル面のコントロールが非常に大切です。一瞬の判断が勝負を分けるため、熱くなりやすくなる傾向もあります。
特に海外FXには強制ロスカットがるので、一度ロスカットに遭ってさらに熱くなる、または戦意を喪失するトレーダーも少なくありません。
また、熱くなると不要なナンピンを行ったり、ポジポジ病にかかってしまったりします。トレード中は常に冷静でいられるように、ロットを控えめにしたり休憩を取ったりするようにしてください。
冷静にもくもくとpipsを抜き続けることがスキャルピングの鉄則!
海外FXのスキャルピング手法でメンタル管理するコツ
海外FXのスキャルピングでメンタル管理をするコツ
・ストレスを抱えた時の気持ちの切り替え方を決めておく
精神的に不安定な時はトレードしない
スキャルピングでメンタル管理するには、自分が冷静かどうかを客観的に判断し、精神的に不安定な時にはトレードを控える自制心が重要になります。
特に海外FXのスキャルピングでは、メンタルが安定していない状態でトレードすると、普段しないようなミスをしがちです。少しでもイライラや不安を抱えているような時は、その日のトレードを一切止めるなどのルールをあらかじめ決めておくことが大切です。
常に冷静な判断力を保てるようにしよう!
ストレスを抱えた時の気持ちの切り替え方を決めておく
時にはトレード中にストレスを抱えることもありますが、訓練することで素早くスムーズに気持ちを切り替えられるようになります。
ストレスを感じたら深呼吸をする、立ち上がるなど、トレードと関係のない行動を取り入れて、意識的に取り組んでみましょう。気持ちを切り替える行動をルーティン化すると、トレードで負けた時も焦らず、平静を保ちやすくなります。
海外FXのスキャルピング手法 よくあるご質問
スキャルピングにおすすめの海外FX業者は?
スキャルピングにお勧めしたい海外FX業者は、XM・ThreeTrader・Exness(エクスネス)です。これらの業者はスプレッド、約定力(約定スピード)、レバレッジという点で、申し分ないでしょう。
海外FX初心者の方は、まずはレバレッジ1,000倍のXMがおすすめ!
スキャルピングにおすすめの通貨ペアと時間帯は?
スキャルピングで使用する通貨ペアは、スプレッドが狭いものを利用しましょう。基本的に海外FXでは、メジャー通貨のドルストレート通貨ペアのスプレッドが狭い傾向にあります。
おすすめの通貨ペア
海外FXのスキャルピングには、狙い目となる時間帯があります。参加者の多い時間帯は不規則な値動きが発生しにくいため、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場がオープンしている時間帯を狙いましょう。
ただし、市場のオープン前後や重要指標発表前後は値動きが荒れることが多いため、これらの時間帯は避けたほうが無難です。
スキャルピングにおすすめの取引プラットフォームは?
スキャルピングに適した取引プラットフォームは、全世界で最も普及しているMT4やMT5で申し分ありません。
またはcTraderがおすすめです。ワンクリック決済の機能があったり、板情報を閲覧できたりと、cTraderを利用するメリットは大きいといえます。
cTraderが利用できればcTraderを選択し、cTraderが利用できなければMT4やMT5でトレードすることをおすすめします。
海外FXのスキャルピング手法 まとめ
海外FXとスキャルピングの相性は抜群です。まずは、スキャルピングに適した業者とFX口座を選び、トレード環境を整えてみましょう。
その上で、ライントレードやインジケータを利用して、売買ポイントを探してみてください。ある程度手法が確立してきたら、ハイレバレッジをかけてトレードをしてみましょう。
ただし、ハイレバレッジでスキャルピングトレードを行うと、リスクも大きくなります。今回紹介した注意点に気を付けながら、ボーナスも上手に活用してできるだけ安全なトレードを行いましょう。
海外FXのメリットをスキャルピングに活かそう!