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与沢翼がFXで使うテクニカル分析ツールとは?

与沢翼がFXで使うテクニカル分析ツールとは?
このような方にオススメの記事

・トレードで使用するテクニカル分析を探している方
・カリスマ投資家の分析手法を知りたい方

本記事のテーマ

与沢翼さんのテクニカル分析を真似してFXで稼ぐ

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

与沢翼さんはFXトレーダーとして巨額の財産を築くことに成功しました。一体与沢さんはどのような手法でFXトレードを行っているのでしょうか。

成功するためには、成功者の方法を真似ることが一番の近道です。幸い、与沢翼さんがYouTubeでも公開しているテクニカル分析はシンプルで難しくなく、誰にでもすぐ参考にできます。

今回は、与沢さんが実際に活用するMT4でのテクニカル分析の使い方を詳しく解説していきます。

目次

与沢翼さんのテクニカル分析

与沢翼さんのテクニカル指標と分析方法

こちらのYouTube動画で「テクニカルなノウハウは何を大切にしていますか?」という質問に対して、与沢さん自身が使用するテクニカル指標について回答しています。

トレンド系とオシレーター系の指標を1個ずつ身につけましょう、と提唱しています。(0:28~1:22)

与沢翼さんが使用するテクニカル指標&ツール一覧

テクニカル指標:GMMA(複合型移動平均線)RSI
分析方法:出来高マルチタイムフレーム分析

与沢さんが使用するテクニカル指標は、GMMAとRSIの2つだけです。GMMAはトレンド系で、RSIはオシレーター系のテクニカル指標です。

テクニカル指標はそれぞれ計算条件が異なるため、少ないものを固定して利用した方が良いという与沢さんの考えがあります。

他にも与沢さんは、分析方法として出来高やマルチタイムフレーム分析を自身のトレードに活かしています。

得意とする分析指標に絞って活用するのが与沢流!

与沢翼さんのテクニカル指標 ①GMMA

与沢さんがトレンド系指標で使用しているものは移動平均線、特に指数平滑移動平均線を複数表示させるGMMA(複合型移動平均線)です。

GMMA(複合型移動平均線)とは?

短期線と長期線を6本ずつ、計12本の指数平滑移動平均線を表示し、移動平均線の傾きでトレンドの方向性、幅で相場の強弱を判断するトレンド系テクニカル指標。

▶︎与沢翼さんのテクニカル指標をMT4で試す

GMMA(複合型移動平均線)の表示方法

GMMAはMT4に標準搭載されていませんが、2つの方法で表示させることが可能です。

1つ目は、自身でインジケーターファイルをMT4に導入する方法です。2つ目は、MT4に標準搭載のMoving Averageを自身で複数表示させて、GMMAを表示させる方法です。

インジケーターファイルをMT4に導入する方法

1. インジケーターをダウンロードしてコピー(ex4かmq4)
2. MT4内部フォルダ「Indicator」を開き、ペースト(MetaTrader4→MQL4→Indicators)
3. MT4を再起動
4. メニューバー「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「インジケーター」を選択

Moving Averageを複数表示させる方法

Moving Averageを複数表示させる方法

Moving Averageの表示方法

①「挿入」⇒②「インディケータ」⇒③「トレンド」⇒④「Moving Average」

期間の設定は、以下のように行いましょう。

短期グループ:3・5・8・10・12・15
長期グループ:30・35・40・45・50・60

パラメーターの設定は、以下のように行います。

Moving Averageのパラメーターの設定方法
期間:3
表示移動:0
移動平均の種別:Exponential
適用価格:Close
スタイル:任意の色

これで、Moving Averageを1つ表示させられます。他期間についても、同様の手順でMoving Averageの設定を行いましょう。

期間の「3・5・8・10・12・15」を同じ色で表示させれば、短期線の設定は完了です。

長期線の設定も同じように行いましょう。

GMMA(複合型移動平均線)の活用方法

GMMAの最も大きな利点は、相場の環境認識に非常に役立つ点です。

相場環境を①上昇トレンド、②レンジ相場、③下降トレンドの3つに分けた場合、GMMA短期グループとGMMA長期グループの位置関係から、ざっくりと以下のように判断できます。

相場環境からの判断方法

①上昇トレンド:短期グループが上にある
②レンジ相場:短期グループと長期グループの位置関係が頻繁に入れ替わる
③下降トレンド:長期グループが上にある

これらの分類をドル円4時間足のチャートで確認してみましょう。

GMMAの使い方

短期グループ(赤色の移動平均線)、長期グループ(青色の移動平均線)の位置関係に注意して、3つの相場環境を確認します。

一本一本の線の幅を見れば、トレンドの強弱が把握可能です。また、線の間の幅が広いときは、トレンドが強いと判断できて、狭いときはトレンドが弱いと判断できます。

GMMAはトレンドの方向から強弱まで把握できるのね!

さらにGMMAは、トレンドの継続期間の予想にも役立ちます。長期グループと短期グループの幅が広いとトレンドが長期的に継続する可能性が高く、幅が狭いとトレンドが早期に終了する可能性が高いと判断可能です。

▶︎与沢翼さんのテクニカル指標をMT4で試す

GMMA(複合型移動平均線)のトレード手法

GMMAは相場環境の認識に役立ちますが、GMMA自体もトレード手法に活かせられます。最も有効な手法は、トレンド転換時のエントリーサインを読み取ってエントリーするものです。

「トレンド転換時」、あるいは「レンジ相場→トレンド相場への移行時」にエントリーを行うことで、トレンド開始から終了までの値幅を得られます。

GMMAのトレード手法

上のチャートは、ユーロドル4時間足です。短期グループが長期グループを上抜けしたポイントで買いエントリーを行えば、上手に上昇トレンドの波に乗れます。

短期グループが長期グループの上にある間は、ポジションを持ち続けて利益を伸ばしましょう。短期グループが長期グループを下方向に抜けたら、利益確定の決済を行います。

トレンド継続中は利確したい気持ちを抑えて、ポジションを持ち続けることが大切!

与沢翼さんのテクニカル指標 ②RSI

RSIとは逆張りトレードに有効とされるオシレーター系指標です。過去一定期間の上げ幅を、上げ幅の合計と下げ幅の合計で足した数字で割り、100を掛けて算出されます。

RSIとは?

「買われすぎ」か「売られすぎ」を判断するオシレーター系のテクニカル指標。

RSIの表示方法

RSIをMT4/MT5で表示させる方法をご紹介します。

RSIの表示方法

RSIの表示方法

①「挿入」⇒②「インディケータ」⇒③「オシレーター」⇒④「Relative Strength Index」

次にパラメーターの期間を設定しましょう。

パラメーターの期間は「14」に設定します。14は多くのトレーダーが使用する標準的な数値です。

パラメーター以外は触らなくてOK

RSIの活用方法

RSIは、一定期間の終値ベースで上昇変動と下落変動、どちらの勢いが強いのか計測する指標です。0%~100%の間で推移するので、RSIの値を見れば相場における「買われすぎ」と「売られすぎ」を判断できます。

RSI値と相場の関係

70%以上:買われすぎ(高値圏)
30%以下:売られすぎ(安値圏)

レンジ相場では、これ自体をエントリーサインとして、「RSIが30%以下で買いエントリー」または「RSIが70%以上で売りエントリー」と仕掛けることもできます。

ただし、トレンド相場では「買われすぎ」や「売られすぎ」の状態が長く続くこともあります。そのため、レンジ相場のボックスを見極める必要があり、逆張りでエントリーを行うのは危険といえるでしょう。

RSIは基本的に相場環境を認識するためのツールと考えておこう

▶︎与沢翼さんのテクニカル指標をMT4で試す

RSIのトレード手法

RSIの代表的なトレード手法は、ダイバージェンスを狙っていくものです。ダイバージェンスとは、日本語で逆行現象と呼ばれるように、ローソク足とRSIが反対方向に動くことをいいます。ダイバージェンスは、トレンドの終了が近づくと現れやすくなるのが特徴です。

RSIのトレード手法

チャートでは、上昇トレンドの最終局面でローソク足が上昇傾向にある一方、RSIが下落傾向にあることが分かります。これがダイバージェンスです。

ダイバージェンスの出現は、トレンドが終了しかけていることを意味します。含み益が出ているポジションがあれば、利確を行う準備をしましょう。反対にトレンド転換時のエントリーを狙っていれば、エントリーの準備を行いましょう。

RSIで確認するダイバージェンスの出現とトレード手法は下記の記事で詳しく紹介しています。与沢翼さんの稼ぎ方を真似したい方はご参照ください。

与沢翼さんの分析ツールと分析方法

与沢さんはGMMAやRSIといったテクニカル指標以外にも、出来高チャートやマルチタイムフレーム分析を自身のトレードに活用しています。

出来高チャート分析

出来高とは?

出来高とは、取引量のことです。出来高が多ければ、たくさんの投資家が取引を行ったことを意味します。一方、少なければ、あまり多くの投資家が取引を行わなかったことを意味します。

出来高の表示方法

出来高の表示方法

出来高の表示方法

①「チャート」⇒②「出来高」

出来方の活用方法

出来高のチャート

MT4のチャートは、出来高はローソク足の下側に緑の線で表示されます。緑の線が長いほど出来高が大きく、短いほど出来高が小さいことを意味します。

出来高はトレンドの強弱と関係していると覚えておきましょう。出来高が多いほど、トレンドが強く、トレンドが継続する可能性が高くなります。逆に出来高が少ないと、トレンドがすぐに終了する可能性が高くなります。

トレンドの信頼性を確認するのに「出来高の把握」はとても重要

マルチタイムフレーム分析

マルチタイムフレーム分析とは>

マルチタイムフレーム分析(MTF)とは、複数の時間軸のチャートから、相場状況やトレンドの方向性を把握してエントリーポイントを探る分析法です。

異なる時間軸のチャートを表示する方法

異なる時間軸のチャートを表示する方法

チャートの追加方法

①「ファイル」⇒②「新規チャート」

MT4では、1つの画面に複数のチャートを表示させることが可能です。

追加したチャートは、それぞれ自由に時間軸を変更できます。変更したいチャートをクリックして、メニューから時間軸を選択しましょう。

マルチタイムフレーム分析の活用方法

複数チャートの時間軸の変更方法

チャートにさまざまな時間軸を表示させることで、長期的なトレンドの流れ、中期的なトレンドの流れ、短期的なトレンドの流れなど、異なる時間軸の流れが把握可能です。

短期的には上昇トレンドであっても、中長期的なトレンドが上昇か下落かでは、意味合いが違ってきます。短期的なトレンドと中長期的なトレンドが同じ方向にあるときの方が、より強く信頼度の高いトレンドであると判断可能です。

与沢翼さんのトレードスタイル

押し目や戻り目を狙ったスキャルピング

ここまで紹介した分析ツールを用いて、与沢さんはどのようなトレードを行っているのでしょうか。与沢さんのトレードスタイルは、分析ツール同様、シンプルで一般的なものです。

まず時間軸ですが、与沢さんは数分から長くても1時間以内には取引を完結させるスキャルピングを行っています。

エントリーの狙い目としては、押し目や戻り目です。移動平均線などで中期的なトレンドを把握した上で、一時的にトレンド方向と反対に動いたポイントが絶好のエントリーチャンスとなります。

エリオット波動の第3波を意識していることは間違いない

局所的には逆張りとなりますが、中期的なトレンドの波に乗ることを意識しているようです。短期的にトレンドと逆行している局面でエントリーを行えば、再度トレンド方向に動き出せば含み益が出ます。

ただし、エントリー後、この思惑が外れた場合は直ちに撤退すると決めています。チャンスとあればしっかりロットを張っていく大胆さを持ち合わせている半面、慎重さも持ち合わせているのが与沢さんの強みと言えるでしょう。

テクニカル分析の活かし方

与沢さんのトレードを真似るのであれば、今回紹介した分析ツールや分析手法を以下のように活用できます。

GMMA:トレンドの方向性や強弱を見極める
RSI:短期的な「買われすぎ」や「売られすぎ」をチェックして、押し目や戻り目となるポイントを予測する
出来高:押し目や戻り目を形成せずにトレンドの終了もあるため、トレンドの信頼性をチェックする
マルチタイムフレーム分析:4時間足で中期的なトレンドの方向性を探り、15分足で押し目や戻り目(中期的なトレンドとの逆行)の形成をチェックする

このように与沢さんのトレードスタイルを真似るのも良し、自分なりのトレードスタイルを編み出すのも良しです。

自分の勝ちパターンを見つけることが大事だね

最後に、これまで与沢翼さんがFXで稼いだ方法のまとめ記事をご紹介して終わります。

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