EORの最終候補として、DeelとRemoteで迷う企業は少なくありません。どちらも主要なグローバルEORで、料金も近い価格帯です。
違いは「対応国の広さと統合機能」を取るか、「自社実体のみの監査証跡の明確さ」を取るかにあります。この記事では両社を中立に比較し、どんな企業にどちらが向くかを整理します。各社の詳細はDeel・Remoteもご覧ください。
結論:対応国と統合のDeel、監査証跡のRemote
先に要点を言うと、対応国の広さ・契約者管理の手厚さ・機能の統合を重視するならDeelが向きます。一方、第三者パートナーを使わない自社実体のみの体制でコンプライアンスの監査証跡を重視するならRemoteが向きます。
料金はいずれも手数料で、給与・現地の法定費用は別という点は共通です。
| 比較項目 | Deel | Remote |
|---|---|---|
| 対応国 | 150カ国以上と広い | 自社実体ベース(雇いたい国の対応を要確認) |
| 最低料金(手数料) | 月額599ドル〜(エンタープライズ899ドル) | 年額契約で月599ドル/月額契約で699ドル |
| 提供モデル | 対応国が広い(国により体制が異なる場合あり) | 第三者を使わない自社実体のみ。監査証跡が明確 |
| 契約者(業務委託)管理 | 手厚い(無料提供との分析あり) | 対応(条件は要確認) |
| 初期費用・デポジット | プランにより異なる | 初期費用・デポジット不要 |
| 為替の開示 | — | 為替レートを請求書で開示 |
| 向く企業 | 複数国に雇用、契約者と正社員を一元管理したい | 監査証跡を重視、初期費用を抑え為替を見える化したい |
DeelとRemoteを4つの観点で比較
対応国
Deelは150カ国以上をカバーするとされ、対応国の広さは主要サービスのなかでも上位です。
Remoteは自社実体ベースで、EORの対応国は幅があるため、雇いたい国がカバーされているかの確認が必要です。
- 複数国にまたがって雇用したい場合は、Deelの広さが判断材料になります。
- 特定国で確実に雇いたい場合は、Remoteの自社実体が判断材料になります。
提供モデル(コンプライアンス)
最大の違いが提供モデルです。Remoteは第三者パートナーを使わず自社子会社のみで雇用するため、コンプライアンスの監査証跡が明確で、パートナー起因のリスクを避けやすいとされます。
Deelは対応国の広さを持つ一方、国によって体制が異なる場合があります。
規制の厳しい業界やコンプライアンスを最重視するならRemoteの自社実体型が安心材料になります。
料金
料金は近い水準です。
- DeelのEORは1名月額599ドルから(エンタープライズ899ドル)
- Remoteは年額契約で月額599ドル・月額契約で699ドル
違いが出るのは付帯部分です。Deelは契約者管理(1名月額49ドルから)とEORを一元管理でき、Remoteは初期費用・デポジットが不要で為替レートを請求書で開示します。
いずれも手数料であり、総額は雇う国の法定費用で変わります。
こんな企業にはこちら
- Deelが向く:複数国にまたがって雇用したい、契約者と正社員を混在して管理したい、機能を一元化したい
- Remoteが向く:コンプライアンスの監査証跡を重視する、初期費用・デポジットを抑えたい、為替を見える化したい
どちらを選ぶか決めるには
最終的には、雇いたい国への対応と、対応国の広さ・監査証跡のどちらを優先するかで決まります。
各社の詳細はDeelの詳細とRemoteの詳細、3社を含む比較はEORサービス比較で確認できます。費用はEORの費用相場もあわせてご覧ください。
よくある質問
DeelとRemoteの料金はどのくらい違いますか?
両社の料金は近い水準です。DeelのEORは1名月額599ドルから(エンタープライズは899ドル)、Remoteは年額契約で月額599ドル・月額契約で699ドルです。いずれも手数料であり、給与や現地の法定費用は別途かかります。
RemoteがDeelより優れている点は何ですか?
Remoteは第三者パートナーを使わず自社子会社のみで雇用するため、コンプライアンスの監査証跡が明確で、パートナー起因のリスクを避けやすいとされています。また、初期費用・デポジットが不要で、為替レートを請求書で開示する点も特徴です。
複数の国で同時に採用したい場合、どちらが向いていますか?
複数国にまたがって雇用したい場合はDeelが向いています。Deelは150カ国以上をカバーするとされ、対応国の広さは主要サービスのなかでも上位です。また、契約者と正社員を混在して管理したい場合や機能を一元化したい場合にも適しています。
コンプライアンスを最重視する業界ではどちらを選ぶべきですか?
規制の厳しい業界やコンプライアンスを最重視する場合はRemoteが安心材料になります。Remoteは自社実体のみで雇用するモデルのため、監査証跡が明確に保たれます。Deelは国によって体制が異なる場合があります。
まとめ
DeelとRemoteは、対応国の広さと統合のDeel、自社実体の監査証跡のRemote、という違いで選び分けます。料金は近く、いずれも手数料で給与・法定費用は別です。Deel・Remoteの詳細で最終確認してください。
本記事は、Deel・Remoteの公式情報および複数の独立した分析をもとに、当サイトの編集ポリシーに沿って中立に作成しています。スコアや評価に報酬・提携の有無は反映していません。料金は手数料であり給与・現地法定費用は別です。情報は2026年4月10日時点のものです。
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