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XMのスプレッドを他の海外FX会社と比較検証

XMのスプレッドを他社比較で検証
このような方にオススメの記事

・XMに興味はあるけどスプレッドの広さが気になっている方
・海外FXで掛かるコストを出来るだけ抑えたい方

本記事のテーマ

XMトレーディングのスプレッドを比較検証

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

海外FXは国内FXに比べるとスプレッドが広いので取引する時の手数料が多く掛かります。海外FXの中でも人気の高いXMのスプレッドも例外ではありません。

XMには「XMポイント」があり、取引回数が多くなればなるほどボーナスポイントとして還元されるようになっています。この取引還元のサービスは魅力的ですが、「XMポイント」によってXMのスプレッドコストが曖昧になってはいます。

結論としては海外FX他社が提供する「狭いスプレッド(+取引手数料)」より、XMの「広いスプレッド&XMポイント」の方が取引コストは下がる、というお話です。

この内容をXMポイントを含めたXMのスプレッド>と<他社スプレッド>とで比較してみました。

目次

XMポイントとスプレッドの関係

XMポイントとはどのような仕組みになっているのかを解説します。またスプレッドが発生するタイミングについても触れていきます。

XMポイントとは?

XMポイントとは「ロイヤルティプログラム(XMP)」で貯まるポイントのことで、一定の条件で取引するとボーナスポイントがもらえます。

「ロイヤルティプログラム」とは、取引した日数が多いほどにステータスと呼ばれるランクが上がり、1回の取引で獲得できるXMポイントが増えるXM特有の仕組みのことです。

取引日数と獲得できるXMポイント

最高ランクのエリートになると1ロット (10万通貨)の取引で20XMポイントが貯まり、ボーナスに交換すると、約740円分の証拠金として口座に振り込まれます。XMポイントの詳しい説明は下記のページをご参照ください。

XMで取引を続けると1ロットの取引で740円のボーナスが毎回貯まる!

XMポイントを貯めるには「10分以上のポジション保有が必要」といった独自ルールがあります。それらの要点は下記ページにまとめているので取引の前に確認しておいてください。

XMのスプレッドについて

スプレッドとは取引する時に掛かる手数料のことです。

スプレッドが発生する条件

  • 通貨を購入した時
  • 決済した時

スプレッドは取引する通貨によって違いますので、取引する前に確認するようにしましょう。

スプレッドは常に変化してるから一定ではないよ

XMのスプレッドの一覧(一部)

XMの平均スプレッド一覧

以上のようにXMのスプレッドは広い(取引コストが高い)です。しかし、このスプレッドには取引ごとにキックバックされるXMポイントは考慮されていません。

本来は取引をするたびにXMポイントとしてボーナスが戻ってくるので、実際に掛かる手数料よりも安く済ませることができます。

XMポイントを効率よく貯めるためにランクアップして最高位のエリートに早くなるようにしましょう。

XMのスプレッドを日本円に換算する方法

スプレッドの数値だけでは実際にどのくらいのお金が手数料として取られているのかわかりません。日本円に換算する方法について詳しく解説します。

スプレッドの計算方法

日本円に換算する時は取引する通貨によって単位が変わります。

通貨の単位の単位

  • 米ドル/円のような、円で決済する通貨(〇〇/JPY)=スプレッド×0.01円
  • 豪ドル/ドルのような、ドルで決済する通貨(〇〇/USD)=スプレッド×0.0001ドル
  • その他の通貨で決済する場合=スプレッド×0.0001(決済する通貨)

またスプレッドも通貨ごとに単位が違いますが、最小単位を「1」として計算します。

例 0.001=1 0.00001=1

すべての単位を合わせてから以下の計算式でスプレッドの金額を出します。

スプレッドの金額=スプレッドの数値×通貨の単位×ロット数

具体的な例

  • 米ドル/円の場合:スプレッド1.8×0.01×3ロット(300,000通貨)=5400円
  • 豪ドル/ドルの場合:スプレッド1.9×0.0001×2,5ロット(250,000通貨)=47.5ドル

1ドル110円で計算すると47.5×110=5225円

その他の通貨に関してはその都度、円換算をしなければならないので、計算が難しくなると言えるでしょう。

XMのスプレッドと他の海外FX業者を比較してみる

スプレッドは各業者によって設定されていて統一されているわけではありません。スプレッドが狭い=手数料が安くサービスが良いとも言えます。XMと他のFX業者のスプレッドを比較してみましょう

海外FXの中でも人気のある業者のスプレッド

FX会社ごとの「ドル円の平均スプレッド」一覧

スプレッド
XMTrading1.60pips
exness1.10pips
HFM1.75pips
FXGT1.61pips
BigBoss1.40pips

XMと他のFX業者のスプレッドを比べてみると、決して狭いわけではないことが分かります。しかしXMにはXMPがあるで、最終的には同等かそれ以上の対価を得られる可能性があると言えるでしょう。

XMの取引コストをスプレッドだけで計算してはダメ

米ドル円を1ロット取引した場合

  • XM=1.60×0.01×1ロット(100,000)=1,600円-900円(20XMP)=700円
  • Exness=1.10×0.01×1ロット(100,000)=1,100円
    *1ドル135円で計算

XMポイントとしてキックバックされるボーナスを考慮するとXMの取引コストは低い。

ゼロ口座のスプレッドはどの業者もほぼ変わらない

どの海外FX業者も「ゼロ口座(ZERO口座)」と言われる、スプレッドが狭いタイプの口座が作れるようになっています。

ただし、そのゼロ口座と呼ばれる狭いスプレッドに加えて「取引手数料」が発生します。取引手数料は「入札」「決済」と1度の取引で2回発生するので往復分と記載されていることが多いです。

取引手数料は1ロット当たり往復で6~10ドル前後発生します。スプレッドは狭いのでお得なようにも感じますが、メリット・デメリットを把握していないと損する可能性があると言えるでしょう。XMの取引手数料は1ロット当たり往復で10ドルですが、ゼロ口座ではXMPを貰うことが出来ませんので注意しましょう。

XMでスプレッドが狭いゼロ口座ではなくスタンダード口座を選ぶ理由

「狭いスプレッド+取引手数料」より「広いスプレッド-XMP」

最終的に手数料を安く済ませることが出来るのはスタンダード口座です。

米ドル円を1ロット取引した場合

  • 1.6×0.01×1ロット(100,000)=1,600円-740円(20XMP)=860円(スタンダード口座)
  • 0.1×0.01×1ロット(100,000)=100+1100(取引手数料)=1,200円(ゼロ口座)
    *1ドル110円。スプレッドはスタンダード口座が1.6、ゼロ口座が0.1で計算。

始めて間もなくはゼロ口座のほうが手数料は安く済みます。しかし継続して取引をしていると状況は変わってきます。

XMP ステータスがGOLDの場合

  • 1.6×0.01×1ロット(100,000)=1,600円-476円(13XMP)=1,124円

XMPのステータスがGOLD以上になってしまえばZERO口座よりスタンダード口座のほうが手数料は安くなります。またエリートになれば最大で20XMPを貰えるようになりますので、さらに手数料の削減出来ると言えるでしょう。

XMには取引の総コストがゼロ口座よりも安いKIWAMI極口座(KIWAMI口座)があります。しかし、XMポイントで相殺した場合は、やはりスタンダード口座の方がお得に取引可能です。また、XMのマイクロ口座は1ロットの取引量が小さいため、スキャルピングには不向きといえます。

スプレッドが変わりやすい時間帯

スプレッドは取引量が多くなると狭くなり、少なくなると広がりやすいと言われています。なので時間帯によってスプレッド幅が変わってくるので、その点も把握しておきましょう。

スプレッドが狭くなりやすい時間帯

下記の時間帯は、取引量が多いのでスプレッドが狭くなりやすいです。

スプレッドが狭くなりやすい時間帯

・AM8:30~14:00(東京市場)
・PM16:30~20:30(ロンドン市場)
・PM22:00~26:00(ニューヨーク市場)

ただし市場が開いた瞬間などはスプレッドが広いこともありますので、確認してから取引するようにしましょう。

市場が開いてから数時間は取引が続きますのでスプレッドが狭い状態が続くことが多いと言えるでしょう。

スプレッドが広がりやすい時間帯

下記の時間帯は、取引量が少ないためにスプレッドが広がる傾向にあります。

スプレッドが広がりやすい時間帯

・経済指標の発表前
・AM4:00~8:00

経済指標が発表される前は取引量が少なくなります。理由は発表内容によって値動きの方向が変わるため、多くの人は取引を中止して動向を確認している可能性が高いからです。

また日本時間で夜明け前後の時間帯はニューヨーク市場も落ち着き取引量が減るため、スプレッドが広くなりやすいです。

特に注意したほうが良い時間帯は月曜日の朝です。土日に止まっていたレートが動き出すのでスプレッドの幅が大きく広がっていることが多くなります。

月曜日の朝は窓が開くこともあり狙い目ではあるものの、値動きをじっくり観察してから取引するようにしましょう。

XMのスプレッドは広いがスタンダード口座なら手数料を削減可能

XMは他の海外FX業者と比較した場合、スプレッドが広く損をしてしまう印象を受けます。

しかしXMPや他のボーナスが充実しているので、長くやればやるほど手数料を抑えることが出来ます。なお、レバレッジも高く少額の資金でも十分取引ができる点でもXMの口座タイプは「スタンダード口座」をおすすめします。「スキャルピングはZERO口座で」という誤った情報もあるので注意してください。

スプレッドが狭い時間帯にスタンダード口座で上手にトレードすることでXMポイントが貯まり、XMのボーナスを利用した大きな勝負を実現することができるのです。

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