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FXスキャルピングで勝てない3つの理由と勝てるようになる方法

FXスキャルピングで勝てない人の3つの理由
このような方にオススメの記事

・「スキャルピングは勝てない」と言われる理由を知りたい方
・FXはデイトレードやスイングトレードでしか勝てないと考える方

記事のテーマ

FXのスキャルピングでなぜか勝てない人の共通点は?

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

FX関連のサイトやブログでは「スキャルピングは勝てない」「FXは中長期のトレードを考えるべき」などといった記事をよく見かけます。

ですが、これらの記事に「スキャルピングが勝てない理由」がちゃんと書かれていることを目にしたことがありません。

10年以上スキャルピングFXを続けてきた私の場合、毎年着実にスキャル技術は向上し獲得pips数も伸びており、むしろスキャルの方が勝てると感じています。

そのときどきの相場観より、自分の技術やチャートに関する知識・経験を信用できるようになってきました。では、なぜ「スキャルピングは勝てない」といわれるのでしょうか?

目次

スキャルピングで勝てない理由は3つだけ

スキャルピングをしていて勝てない理由は、下の3つだけです。

勝てない3つの理由

・スキャルピングに適した環境でトレードしていない
・勝てるタイミングでエントリーしていない
・スキャルピングの経験値不足

スキャルピングに必要な環境が整っていない

まず大前提として、スキャルピングに適した環境を整えていないのでは、いつまで経っても勝てるようにはなりません。

押さえておくべきポイントは以下の3点です。

最適な環境の3要素

・約定力が高くスプレッドも低めのFX業者を選ぶ
・流通量が安定していてテクニカル分析がしやすい米ドル/円で順張りをする
・22時以降などボラティリティが高くエントリーチャンスが多い時間帯を狙う

スキャルピングにおける最重要項目は、約定力の高さです。

多少スプレッドが広くても、常に安定して取引が成立するFX業者を選びましょう。取引の肝心な場面でスリッページが発生するのでは、技術を磨いても安定した利益を生むことはできないためです。

スキャルピングに向いている通貨ペアや時間帯を選ぶだけでも、勝率は上がる!

スプレッドについては、コストに絡むので仕組みを理解しておくことが大切です。

例えば、米ドル/円を1万通貨で1日10回取引した場合、0.2銭のスプレッドでも200円のコストがかかります。

1日10回取引した場合のコスト

1日分:10,000米ドル×0.2銭×10回=200円(20,000銭)
1ヶ月分:10,000米ドル×0.2銭×10回×20日=4,000円

1万通貨だと米ドル/円の1pips分の利益は100円なので、利確幅・損切り幅をともに10pipsに設定し、10回取引して勝率60%なら、利益は2,000円です。つまり、利益の1/10がスプレッド分のコストで消えてしまうのです。

スプレッドが広くなればそれだけコストも膨らむので、取引回数が増えるスキャルピングでは利益とコストのバランスは常にチェックしましょう。

XMはXMポイントでスプレッド分を相殺できるから、スプレッドが低いほど良い、には当てはまらない!

適切なエントリータイミングまで待てない

勝率の高いタイミングまで待てず、分析不足のエントリーを繰り返すことも、スキャルピングで勝てないトレードの共通点です。

スキャルピングの「短期間に(小さい利益の)トレードを多くする手法」というイメージが一人歩きしたことで、近年は本質的な意味からかけ離れた定義が通ってしまっています。

そのため、「やみくもに感覚的な短期トレード」を繰り返す手法も、スキャルピングに含まれてしまっているのが現状といえます。

また、利益が出たことでテンションが上がり、ポジションを持たない時間をやり過ごせない、いわゆる「ポジポジ病」にかかっているFX初心者の場合もスキャルピングで負けてしまいます。

ポジションを持っていないと落ち着かないために、勝率の低いエントリータイミングでも構わず勝負してしまうわけです。

「スキャルピングが勝てない」のではなく、「やみくもにポジションを持ち続けるFXでは勝てない」ということを意識しましょう。

やみくもなFXトレードでは勝てない!

圧倒的にスキャルピング経験が足りない

私は、1日に100回近い取引を行う日もあれば、数回のエントリーで終わる日もあります。

勝率を上げるために一番大切なのは、チャートを監視していて「ここだ!」というタイミング以外は、絶対にエントリーしないことです。その真剣な1トレード(エントリーから決済まで)をどれだけ多く経験したかも重要になります。

スキャルピングはテクニカル分析をベースしているものの、感覚的な要素も多いトレード手法です。私自身、市場心理の節目が引き起こすテクニカル的な癖など、経験から学んできたことが多くあります。

失敗を減らすためには、失敗をたくさん経験するしかないのです。

損失が出ても動揺せずに、すぐに損切りの判断ができるようになるにも経験が必要!

FXスキャルピングで勝てるようになるには

スキャルピングで勝てるようになるためのポイントは、以下の3つです。

勝てるようになる3つの極意

・リスクリワードを決めてルールを遵守する
・テクニカル分析をもとにエントリータイミングを見定める
・デモトレードで実践的な練習をしておく

リスクリワードを決め10pipsを目安に利確する

最初にリスクリワードを決め、利確と損切りのpips幅を明確にしましょう

リスクリワードと勝率のバランスは、下の表で◯になっている組み合わせならトータルの収支でプラスが見込めます。

リスクリワード勝率
10%20%30%40%50%60%70%80%90%
1:1×××××
2:1×××
3:1××

例えば、10回取引するという前提でリスクリワードと勝率のバランスを見てみると、このようになります。

リスクリワードと勝率の関係性

勝率50%で利確10pips:損切り10pipsだと収支は±0pips
勝率70%で利確10pips:損切り10pipsだと収支は+40pips
勝率30%で利確30pips:損切り10pipsだと収支は+20pips
勝率30%で利確20pips:損切り10pipsだと収支は-10pips

スキャルピングでは1日に15pipsも稼げば十分なので、最初は利確幅を10pips前後に設定しておくのがおすすめです。仮に、リスクリワードを1:1に設定しても、勝率60%以上をキープしておけば、10回取引して10pipsは手元に残ります。

逆に、損切り幅をトレードの度に変更するなどルールを守れずにいると、リスクリワードと勝率のバランスが崩れて利益を出すことは非常に難しいです。

テクニカル分析をもとにタイミングを待ってトレードする

スキャルピングFXは、エントリーポイントが全てです。

適切なタイミングでポジションを持ち、損切り設定をした上で欲張り過ぎず着実な利益を重ねるのがスキャルピングです。勝てる確率が高い場面のみエントリーして、ポジション数が増えすぎないトレードが理想といえます。

そのためには、マルチタイムフレームによる上位足の把握を含む、細かなテクニカル分析が欠かせません特にスキャルピングはテクニカル分析のみに頼ることになるため、デイトレやスイングトレードよりも精密なエントリー時期の検証が求められます。

そして、複数のテクニカル分析ツールからエントリーのシグナルが出たら信ぴょう性を確認し、やっとエントリーを決めるのです。

感覚的に思われがちなスキャルピングは、実は分析が中心のトレード手法!

私も1日中モニターを前にして何十回も取引を繰り返しますが、ほとんどはチャートを眺めている時間です。スキャルパーの1日とは、適切なエントリータイミングを見計らう「待つ時間」がほとんどなのです。

瞬発的な能力でトレードをしているように見えても、勝つスキャルパーほど短い時間の中で分析し、慎重にエントリーをしていることを覚えておきましょう。

事前にデモトレードで練習しスピード感に慣れておく

これからスキャルピングFXを始める人は、まずはFX会社のデモ口座を開設してトレーニングしてみましょう。

取引するロットの設定方法や注文の種類、損切りの設定方法、pipsの見方など、実際にトレードしてみなければ分からないことは山ほどあります。本番前に、スキャルピングのスピード感に慣れておくことも大切です。

そして操作方法を学びながら、「1時間の間に上限3回のエントリーで5pipsを確実に獲得する」などの目標を設定してトレードしてみると、エントリーの重要性と利食いの価値が見えてくるかもしれません。

真剣にこの目標を達成しようとすれば損切り設定も自然とできるようになり、乱暴なポジション取りも減ってくるはずです。

まずはデモ口座を開設(最短30秒)!

XMの公式ホームページへ

ただし、デモ環境で緊張感を持って持ち続けることは難しいので、成長スピードを上げたいのであれば本番環境での取引もおすすめです。

今ならXMTradingでのFX口座開設で13,000円のボーナスを使って無料で取引経験ができるので、最小ロットでリスクを抑えた真剣なスキャルピングを数多く経験すれば、経験値やスキルは段違いの速さで向上するでしょう。

スキャルピングで勝てない理由と勝ち方 まとめ

スキャルピングは、頻繁にトレードする「忙しい取引手法」だと誤解されることがあります。

しかし実際には、適切なタイミングが来るまでジッと待ち続ける時間が大半です。知識を身につけず、ポジポジ病のままで分析不足のトレードを繰り返していては、一向に勝てるようにはなりません。

スキャルピングで勝てないと悩んでいた方は、自分のトレードスタイルを見直した上で、勝てるようになる方法を実践してみましょう。

技術が上がればスキャルピングが一番稼ぎやすく、勝てるトレーダーになれる!

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