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ニューヨーク時間(NY時間)のFXはスキャルピングで稼ぐ

ニューヨーク時間(NY時間)のスキャルFX戦略
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・ニューヨーク時間(NY時間)での値動きの特徴を知りたい方
・帰宅後の時間帯でのスキャルFXの戦略を探している方

本記事のテーマ

ニューヨーク時間のスキャルピングFX戦略

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

 FXの一番の稼ぎ場と言われている時間帯がニューヨーク時間です。ニューヨーク時間には、世界中の投資家が参戦しており注目イベントも多いため、強いトレンドが生まれやすいという傾向があります。

そのため、スキャルピングでもトレンドに乗ればしっかりとした利益を出すことができます。今回はニューヨーク時間の特徴に合わせたスキャルピングの戦略を考えていきたいと思います。

目次

ニューヨーク時間(NY時間)とは?

FXトレードは平日であれば24時間トレンドが可能ですが、為替相場の動きは時間帯によって異なります。特にニューヨーク時間と呼ばれる時間帯はレートが良く動く傾向にあります。

ニューヨーク時間とはニューヨーク株式市場がオープンしている時間帯のことです。日本時間で23時半~翌日の6時を指します。

ニューヨーク時間(NY時間)とは

ニューヨーク株式市場がオープンしている時間帯のこと
・サマータイム(3月~11月):日本時間22時半~午前5時まで
・冬時間(12月~4月):日本時間23時半~午前6時まで

ニューヨーク時間のFX相場の特徴

ニューヨーク時間の特徴は、とにかくレートが良く動くことです。日本のディナータイムにあたる19時~21時くらいにレートがほとんど動かない相場でも、ニューヨーク時間が近づくと急に動き出すことも珍しくありません。

これらの「ニューヨーク時間に相場変動が激しくなる背景と特徴」について説明していきます。

トレンドが生まれやすい相場

世界一の経済大国であるアメリカ関連の指標や発言の影響があることからニューヨーク時間は為替レートが大きく変化し、その流れに世界中の投資家が反応するためにトレンド相場になりやすい傾向があります。

一方で東京時間は、ヨーロッパやアメリカの就寝の時間帯にあたるため、一部のトレーダーが参戦しているに過ぎません。そのため、東京時間は値動きの小さいレンジ相場になりやすいのです。

東京時間は「前説」、ロンドン時間で「本番開始」、NY時間が「真打ち登場」といった感じ

なお、ロンドン時間に関する記事は下記からご覧になれます。

世界の「機関投資家+人工知能」が積極参加

ニューヨーク時間に為替レートがよく動く理由は、世界中の機関投資家がしのぎを削る時間帯であるからです。

ニューヨーク株式市場の規模が大きく、アメリカの機関投資家だけでなくAI(人工知能)ファンドが動かすその他の国のアルゴリズムもこの時間帯の値動きを狙ってくるので必然的にNY時間の相場は活況します。

特にニューヨーク時間の前半は、ロンドン市場など世界各国の市場がオープンしている時間帯と重なります。日本など東アジアでも、就寝前の時間帯に当てはまるため、これらの国のトレーダーも数多く参戦します。

大手ファンドがけん制し合う時間帯だから、一旦ブレイクするとそのまま相場が走りやすい!

インパクトの大きい経済指標や大統領発言

為替市場は経済指標の発表や要人の発言によって大きなレートの変化が起こります。特にニューヨーク時間では、世界的な影響力を持つアメリカの経済指標が発表されます。

特に経済指標の王様と言われる雇用統計の発表直後は、指標発表後に50pipsを超える値動きが起こることも珍しくありません。このよう注目度の高い指標は発表後に中長期トレンドも変える力を持っているため、こう着状態の時ほど大きなインパクトを持つと言えます。

「トレンドの発生」に全世界が注目しているから、指標発表が転換のキッカケになりやすい!

さらにはアメリカ大統領の発言も大半がニューヨーク時間にあります。最近は影響度の落ちたトランプ大統領のツイッター発言も、まだまだ市場の値動きに大きな影響を与えることがあります。

ニューヨーク時間を攻略するスキャルFX戦略

それでは、大きなトレンドが発生しやすいニューヨーク時間において、どのようなスキャルピングをすれば良いかの基本戦略をご紹介します。

ニューヨーク時間はノーポジで迎える

ニューヨーク時間は多くのトレーダーや機関投資家が参戦する時間帯、為替レートが良く動きます。それゆえ、危険性もはらんでいることを忘れてはいけません。

特にニューヨーク株式市場のオープン直前、指標の発表前や直後は、予測できないレートの動きが見られます。これまでチャートの法則に従って値動きしていたのに、急に当てはまらなくなるなど、非常にトレードしにくい状況に直面してしまいます。

NYオープン前後にはチャートが崩れる場面も多く、テクニカル分析が通用しなくなる。。

新規でポジションを持つことを避けるのはもちろんですが、すでに保有しているポジションがあれば、一度決済してしまいましょう。ニューヨーク時間をノーポジ(ポジションを持たない状態)で迎えて、気持ちも新たに次なるトレンドを狙うスタンスは重要です。

ニューヨーク市場オープン後のトレンドを狙う

オープン直前や主要な経済指標発表前後は、市場が荒れることが多々あります。市場が荒れている時というのは、そのあとの相場を予想することは困難です。

しかし、しばらく時間が経過すると乱高下が収まり、レートの変化の方向性が定まってきます。トレンドの方向感が定まれば、多くのFXトレーダーがその波に乗って参入するため予想がしやすくなります。

大きなイベントやニューヨーク市場がオープンしてしばらく経ってから発生するトレンドをフォローしていけば、利益を出しやすくなるでしょう。

「NYオープン後」や「イベント後」に   一度は発生する強いトレンドに乗る

ニューヨーク時間はボラティリティが高いので、為替相場の方向感が決まった後からトレンドをフォローしても、しっかりと利益を出せるでしょう。

明確なトレンドが生まれるまで焦らずに待てる人=勝てる投資家

「NYダウに見える市場心理」でトレンドをつかむ

ニューヨーク時間にはNYダウ・SP500指数などの株価指数と為替レートの動きが連動することが多くなります。株価指数の動きを参考にすると、より精度の高い予想が可能になります。

その際、ダウの値動きと為替レートの関係性を把握しておくことが大切です。株価と為替レートの相関関係は「いつでも同じ」という訳ではありません

例えば、コロナショック前ではダウの上昇とドル買いが連動していたのに対して、コロナショック後はダウが上昇するとドル売りが進行する傾向が見られました。

ここ数週間のNYダウと主要通貨ペアの関係性をまとめてみました。

<NYダウと主要通貨ペアとの相関関係>

NYダウの動きユーロドルユーロ円ドル円
リスクオン上昇上昇上昇大きな動きなし
リスクオフ下落下落下落大きな動きなし

リスクオン(強気相場)の状況とリスクオフ(弱気相場)など、それぞれの状況で株価と為替レートの関係を把握しておくと初心者の方でも迷わずトレードができます

その時々の株と為替の相関性を把握しておくことが大事!

なお、そのNYダウ自体もスプレッドが狭くスキャルピング向きの銘柄となります。詳しく下記の記事をご覧ください。

トレンドフォロー型のテクニカル分析で追随する

ニューヨーク時間に強い方向感が発生した場面では、トレンドフォロー型のインジケーターを利用するようにしましょう。押し目が分かりやすくなり、精度の高いトレードが可能になります。

移動平均線が交わるポイントでエントリー

トレンドの方向感に加えてトレンドの強さなどもウォッチするため、移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表などのトレンド型インジケーターを複数使い、エントリーの根拠を複数確認することをお勧めします。

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