・Tradeviewのスプレッドが本当に狭いのかを確認したい方
・取引コストが安い理由や他社との比較をしてみたい方
本記事のテーマ
Tradeviewの狭スプレッド&安い手数料の秘密
<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>
Tradeviewはスプレッドが狭いと有名なので、口座開設を考えている人も多いと言えるでしょう。実際にTradeviewのスプレッドは狭いですし、取引手数料も安いので他の海外FX会社と比べて取引コストを大きく削減できます。
ただ実際に他の海外FXとの比較した結果がわからなければ、スプレッドが狭いと実感するのは難しいですし、「なぜ取引コストを減らせるのか」という理由が明確でなければ、他のことで損するかもしれないといった不安は消えません。
そこで今回はTradeviewのスプレッドや取引コストについて詳しく解説していきます。またTradeviewはスキャルピングに向けであることについても触れているので参考にしてください。
Tradeviewの口座タイプとスプレッド
Tradeviewには5種類の口座タイプが存在します。それぞれスプレッドが異なりますが、Tradeviewは口座ごとで取引条件が大きく違うので注意しましょう。
<Tradeviewの口座タイプ>
X Levarage | ILC | MT5 | cTrader | |
---|---|---|---|---|
注文方式 | STP | ECN | ||
プラットフォーム | MT4 | MT5 | cTrader | |
レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 100倍 | 200〜400倍 |
最小取引単位 | 0.01 lot | 0.1 lot | 0.01 lot | 0.1 lot |
取引手数料 | なし | 往復5ドル(1ロット) |
*機関投資家やヘッジファンド向けのCURRENEX口座を除く。
MT5はレバレッジが低いため選択肢から除外しよう!
スキャルピングは大量注文をすることを多いので、証拠金を減らせるハイレバのほうが有利です。そのためTradeviewでスキャルピングをする場合、MT5は不向きと言えるでしょう。
こちらはTradeviewのスプレッドです。
<Tradeviewのスプレッド>
X Leverage | ILC | cTrader | |
---|---|---|---|
USDJPY | 1.8pips | 0.1pips | 0.1pips |
EURUSD | 1.7pips | 0.2pips | 0.2pips |
EURJPY | 1.9pips | 0.4pips | 0.4pips |
GBPUSD | 2.0pips | 0.5pips | 0.5pips |
スプレッドが狭いと言われてますが「X Leverage」のスプレッドは高いので要注意!!
STP方式である「X Leverage」は取引条件だけで比較すれば、他の海外FX会社よりスプレッドが高いです。またレバレッジも500倍と高くはないので「X Leverage」を利用するメリットはあまりないと言えるでしょう。
しかし「ILC」と「cTrader」に関してはスプレッドが狭く取引手数料も安いため、取引コストを大きく下げることが可能です。ただ「cTrader」ではMT4を利用できないので、取引前に「cTrader」に慣れる必要があります。そのためTradeviewでスキャルピングを行う場合、MT4が利用できて取引コストを下げれるILC口座をお勧めします。
スプレッド以外の面でもTradeviewはスキャルピング向きの海外FXです。詳しい理由を知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ILCの特徴&スプレッド紹介
ILC口座には以下のような特徴があります。
ILC口座の特徴
- 取引コストが安い
- 約定力が高い
- MT4が利用できる
- レバレッジが200倍
- 最低入金額が10万円
資金があればTradeviewをメイン口座にするのもアリ!
ILC口座はスプレッドが狭い+取引手数料が安いため、スキャルピングように取引する量や回数が多いトレードスタイルの場合だと、取引コストを大きく削減できます。
<TradeviewのILC口座で取引できる主要通貨のスプレッド>
通貨ペア | 往復5ドル(1ロット) |
---|---|
USDJPY | 0.1 pips |
EURJPY | 0.4 pips |
GBPJPY | 0.5 pips |
AUDJPY | 0.5 pips |
EURUSD | 0.2 pips |
EURAUD | 0.8 pips |
EURGBP | 0.1 pips |
EURCHF | 0.5 pips |
AUDUSD | 0.2 pips |
GBPUSD | 0.6 pips |
USDCHF | 0.4 pips |
USDCAD | 0.2 pips |
NZDUSD | 0.5 pips |
ドル円が0.1pips+5ドルで取引できるのは魅力的だね!
またECN方式であるため約定力が高く、多くのカスタムインジケーターが使えるMT4を利用できるといった特徴があります。
ただし「レバレッジ200倍」「最低入金額が10万円」なので他の海外FX会社と比べて多くの資金を必要とします。またTradeviewすべての口座に言えることですが、維持率100%でロスカットとなるため、取引開始後は余剰資金も多めに必要となるでしょう。
Tradeviewと海外FX会社のスプレッド比較
TradeviewのILC口座と他の海外FX会社の低スプレッド口座と比較してみます。
<スプレッドの比較表>
ILC | ZERO(XM) | ブレード(Titan) | |
---|---|---|---|
USDJPY | 0.1 pips | 0.1 pips | 0.2 pips |
EURJPY | 0.4 pips | 0.6 pips | 0.6 pips |
GBPJPY | 0.5 pips | 1.1 pips | 1.4 pips |
AUDJPY | 0.5 pips | 0.8 pips | 1.0 pips |
EURUSD | 0.1 pips | 0.1 pips | 0.1 pips |
GBPUSD | 0.6 pips | 0.4 pips | 0.5 pips |
AUDUSD | 0.2 pips | 0.6 pips | 0.4 pips |
主要通貨ペア6つにおいて、ILCのスプレッドが最も狭いことがわかります。今回はXMとTitanを比較対象としていますが、他の海外FX会社と比較してもILC口座のスプレッドは狭いと言えます。
Tradeviewの取引手数料を比較
Tradeviewと他の海外FX会社で取引手数料を比較してみます。
<取引手数料の比較>
ILC | ZERO(XM) | ブレード(Titan) | |
---|---|---|---|
取引手数料 | 500円 | 1,000円 | 700円 |
Tradeviewの取引手数料は人気がある海外FX会社より全然安い!
こちらがスプレッドと取引手数料を足した取引コストの比較表です。
<取引コストの比較表>
ILC | ZERO(XM) | ブレード(Titan) | |
---|---|---|---|
USDJPY | 600円 | 1,100円 | 900円 |
EURJPY | 900円 | 1,600円 | 1,300円 |
GBPJPY | 1,000円 | 2,100円 | 2,100円 |
AUDJPY | 1,000円 | 1,800円 | 1,700円 |
EURUSD | 600円 | 1,100円 | 800円 |
GBPUSD | 1,100円 | 1,400円 | 1,200円 |
AUDUSD | 700円 | 1,600円 | 1,100円 |
*1ドル100円として計算
トータルのコストはすべての主要通貨においてILCが安いです。また通貨によっては倍近くの差が出ることもあるので、取引する量や回数が多いスキャルピングをする場合、大きくコストを削減できます。
Tradeviewのスプレッドを時間帯別で比較
スプレッドは時間帯によって変わるため、すべての時間帯でILCの取引コストが安いとは言いきれません。そこで時間別のスプレッドとトータルで掛かるコストについて検証しましたので確認してみましょう。
流動性が高い時間帯のスプレッド
まずは流動性が高い時間帯(各市場が開く時間)のスプレッドを比較してみます。
<スプレッドの比較表ー流動性が高い時>
ILC | ZERO(XM) | |
---|---|---|
USDJPY | 0.3 pips | 0.1 pips |
EURJPY | 0.5 pips | 0.2 pips |
GBPJPY | 1.0 pips | 1.4 pips |
EURUSD | 0.2 pips | 0.1 pips |
GBPUSD | 0.8 pips | 0.4 pips |
流動性が高い時間帯ではILCのスプレッドは高くはありませんがXMよりは高くなります。
こちらはトータルで掛かる取引コストの比較表です。
<取引コストの比較表ー流動性が高い時>
ILC | ZERO(XM) | |
---|---|---|
USDJPY | 800円 | 1,100円 |
EURJPY | 1,000円 | 1,200円 |
GBPJPY | 2,000円 | 2,400円 |
EURUSD | 700円 | 1,100円 |
GBPUSD | 1,300円 | 1,400円 |
流動性の高い時間帯はILCで取引したほうがお得だよ!
流動性が高い時間帯はXMのスプレッドが狭くなります。しかしトータルのコストはILCのほうが安いです。「流動性が高い=値動きが激しい=短時間でも大きく稼げる」となるので、スキャルピングをやる人にとってはILCのほうが有利と言えるでしょう。
流動性が低い時間帯のスプレッド
流動性が低い時間帯(ニューヨーク市場閉場から東京市場開場するまで)でのスプレッドを比較してみます。
<スプレッドの比較表ー流動性が低い時>
ILC | ZERO(XM) | |
---|---|---|
USDJPY | 1.3 pips | 0.4 pips |
EURJPY | 2.6 pips | 2.5 pips |
GBPJPY | 10.0 pips | 10.9 pips |
EURUSD | 1.4 pips | 0.2 pips |
GBPUSD | 10.0 pips | 6.0 pips |
流動性の低くスプレッドが変化しやすい相場のため、どちらもスプレッドが大きく広がっています。
こちらはトータルで掛かる取引コストの比較表です。
<取引コストの比較表ー流動性が低い時>
ILC | ZERO(XM) | |
---|---|---|
USDJPY | 1,800円 | 1,400円 |
EURJPY | 3,100円 | 3,500円 |
GBPJPY | 10,500円 | 11,900円 |
EURUSD | 1,900円 | 1,200円 |
GBPUSD | 10,500円 | 7,000円 |
流動性の高い時間帯はILCで取引したほうがお得だよ!
流動性が低い時間帯ではそもそものコストが上がりますし、ILCが安いというわけでもありません。また「流動性が低い=値動きが少ない=短時間では稼ぎにくい」となるため、スキャルピングには不利な時間帯と言えます。
Tradeviewのスプレッドが狭い理由
ボーナスがない
Tradeviewにはボーナスやキャッシュバックなどのキャンペーンがないため、運営費用を抑えることができます。その分取引コストを削減することが可能となります。
ボーナスがあるとスプレッドが高くなる理由
NDD方式の会社はユーザーの資金を運用して利益を出すのはほぼ不可能!
運営資金のベースはスプレッドと取引手数料になるため、ボーナスを行う場合はそれらを上げなければ運営ができなくなります。しかしTradeviewはボーナスが一切ないので狭いスプレッドや安い取引手数料でも運営に問題はありません。
私が推奨している海外FXのボーナスを使ったトレードをするにはXMがベストですが、ボーナスを求めずにスペックだけで考えるとTradeviewの方が優れている部分が多くあります。
それらのXMとTradeviewの強みを比較した記事があるので興味がある方は下記をご覧ください。
ロスカットが100%で経費の削減
維持率20%でロスカットとなる海外FX会社が多い中でTradeviewは維持率100%でロスカットなので、他よりもゼロカットを防ぎやすくなります。そのため運営への負担が少なくユーザーへ還元しやすくなると言えます。
維持率100%だとゼロカットになる前にロスカットになっちゃうからね!
ゼロカットシステムのおかげでユーザーが借金をすることはありませんが、本来ユーザーが支払うべきであるマイナス分を代わりにFX会社が支払うことになります。そのため会社側としては「ゼロカット=損失」となるので、できればゼロカットは減らしたいところでしょう。
Tradeviewがどのような理由でロスカットを100%にしているかは不明ですが、損失が少なくなるのは事実なので、取引コストが安くなる1つの要因と言えるでしょう。
人件費を削減している可能性アリ
Tradeviewでは他の海外FX会社と比べて多少不便な部分があり、通常に人件費にあてる部分をユーザーへ還元してる可能性があります。
人員が少ないと思える理由
- 入金から反映までの時間が長い
- 日本版のサイトにチャットサービスがない
Tradeviewは取引以外で時間を取られることが多い…
入金処理は不正な入金ではないかを1つずつ確認しなければなりませんが、対応できる人が少ないと時間が掛かります。TradeviewはbitwalletやSTICPAYなどで入金した場合、即時反映されることはほとんどなく、数時間から1日待つ必要があります。
また他の海外FX会社ではチャットでの問合せに対応してることが多いですが、Tradeviewの日本版のサイトではチャットの利用ができないことから人員が足りてないことが予想できます。
ただその分をユーザーに還元してるとも言えるので、慣れてしまえば大きな問題ではないでしょう。
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