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海外FXはやめた方がいいと言われる理由<デメリット紹介>

海外FXはやめた方がいいと言われる理由<デメリット紹介>
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本記事のテーマ

海外FXまたは海外FX業者のデメリットについて

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

「海外FXは危険なのでやめた方がいい!」

このような情報がインターネット上にはあるため、海外FXに興味を持っても、今一歩踏み出せない方もいるでしょう。

確かに海外FXにデメリットがあるのは事実です。そのため、デメリットを知らずに取り組むのはおすすめできません。

そこでこの記事では、海外FXのメリット・デメリットを詳しくお伝えしていきます。「海外FXって実際どうなの?」という方に役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

海外FXはやめた方がいいと言われる理由<7つのデメリット>

海外FXはやめた方がいいと言われる理由は、以下のようなデメリットがあるからです。

海外FXのデメリット7つ

1.スプレッドや手数料のコストが高い
2.入出金が複雑で手間がかかる
3.税金が総合課税でかかる
4.トラブル時に日本の法律や金融庁に守られない
5.危険なFX会社がある
6.信託保全でない
7.日本語が不自由

以下でそれぞれ解説していきます。

スプレッドや手数料のコストが高い

海外のFX会社は、国内のFX会社よりもスプレッドや手数料のコストが高い傾向にあります。

スプレッドが狭いほどトレーダーは有利に取引できるよ!

例えば、ドル円のスプレッドを比較してみましょう。(2023年現在)

FX会社名スプレッド
国内FXSBIFXトレード0.1pips0.2pips
DMMFX0.2pips
GMOクリック証券0.2pips
海外FXXMTrading1.60pips
exness1.10pips
HFM1.75pips

国内FXであれば0.2pips以下もあり、これは業界最狭水準です。一方で、海外FXは1.0pips以上と国内に比べると広くなっています。

スプレッドが広いほど取引コストが増えるため、トレーダーにとってはデメリットです。例えば、1万通貨で100回トレードした場合を比較すると、以下の取引コストの差になります。

1万通貨で100回トレードした場合の取引コスト

国内FX会社 → 0.2pips:4,000円(往復)
海外FX会社 → 1.5pips:3万円(往復)

トレードは往復(買い・売り)でスプレッドが発生するため、1回の取引では小さなコストでも、積み重なると大きな差になります。

入出金が複雑で手間がかかる

海外FXは入出金に細かなルールがあるケースが多く、やや手間がかかります。とくに縛りが多いのは出金時であり、以下のようなルールが設定されていることもあります。

例)海外FXの出金ルール

・クレジットカードへの出金は入金した分まで
・海外送金でしか出金できない
・入金してから○○日以内は出金不可(一部の海外FX業者)

また、出金手続きしてからすぐに反映されるわけではなく、数日かかるケースが多くあります。海外送金の場合は2,000円~5,000円程度の手数料がかかるのもデメリットです。

税金が総合課税でかかる

海外FXで上げた利益には総合課税がかかるため、国内FXよりも税金が高くなるケースがあります。一方で、国内FXで上げた利益の税金は「一律20.315%」です。

海外FXで上げた利益は、以下のように総合課税がかかります。

所得課税税率排除額
20万円以上~195万円以下15% (所得税5%+住民税10%)0
195万円超~330万円以下20% (所得税10%+住民税10%)97,500
330万円超~695万円以下30% (所得税20%+住民税10%)427,500
695万円超~900万円以下33% (所得税23%+住民税10%)636,000
900万円超~1.800万円以下43% (所得税33%+住民税10%)1536,000
1.800万円超~4,000万円以下50% (所得税40%+住民税10%)2796,000
4,000万円超55%(所得税55%+住民税10%)4796,000

330万円超の利益では税率が30%以上になり、国内FXの利用時よりも高くなってしまいます。

そのため、せっかく稼いだ利益が税金でもっていかれ、国内FXでトレードしているときよりも、純利益が減ってしまうことがあるのです。

利益は税金も含めて考える必要があるよ!

トラブル時に日本の法律や金融庁に守られない

日本国内でFX会社として運営するには金融庁の許可が必要ですが、多くの海外FXは金融庁の許可を得ていません。

他国のライセンスは保有しているけどね!

そのため、トラブル等に巻き込まれても日本の法律や金融庁に守られないのです。

海外FXの利用自体は違法ではありませんが、利用に関してはすべて自己責任になってしまいます。

危険なFX会社がある

現在ではサービス向上の流れが強まり、危険な海外FXは軒並み減少していますが、過去には海外FXの中に詐欺まがいの危険なFX会社もありました。

海外FXの詐欺まがいの行いとは

・規約違反などを理由に出金を拒否する
・勝ちすぎると適当な利用をつけて口座を凍結する
・顧客にとって不利なレートで取引させる

そうしたことから、口座開設する際はネットの口コミなどを確認し、信頼できるFX会社を選択しないといけません。

信託保全でない

海外FXは「信託保全」ではないため、万が一FX会社が破綻した場合、口座に預けた資金が100%戻ってくるとは限らないリスクがあります。

信託保全とは、FX会社が顧客から預かったお金を信託銀行で管理するというものです。これによって、FX会社が破綻した場合でも、顧客が預けたお金は守られることになり、信託銀行がきちんと返金してくれます。

国内FXは信託保全が義務化されているけど、海外FXは義務化されていない

とはいえ、海外FXも「分別管理(顧客の資産を自社だけでなく、他と分別して管理すること)」であるケースが多いです。

そのため、「利用しているFX会社が破綻して預けたお金が戻ってこない・・・」というケースは考えにくいと言えるでしょう。

日本語が不自由

海外FXの場合、日本人スタッフが在籍しておらず、日本語が通じないこともあります。

メールやチャットで問い合わせてもこちらの意思が上手く伝わらないことや、返信が来てもカタコトの日本語で返信がくるケースも多くあります。

サポートが不十分では利用しづらいよね

そうしたことから、利用する海外FXは日本人スタッフが在籍しているところがおすすめです。口座開設前に、日本語サポートや日本人スタッフが在籍しているかをチェックしましょう。

海外FXはデメリットだけじゃない!メリットのほうが大きい

ここまで海外FXのデメリットをお伝えしましたが、海外FXはデメリットだけではありません。

むしろデメリットよりもメリットのほうが大きく、FXを始めるなら海外FXのほうがおすすめです。ここからは、海外FXのメリットをお伝えしていきます。

レバレッジが高い

海外FXの魅力は、最大レバレッジが高く設定されていることです。

国内FXはレバレッジ25倍までに規制されていますが、海外FXに関しては規制がありません。

最大レバレッジロスカットラインゼロカット
XMTrading1,000倍20%あり
exness無制限0%あり
HFM1,000倍10〜20%あり

レバレッジが高いことのメリットは「証拠金(トレードするための担保金)」が少なくすむことです。

ドル円がレート価格で100円のとき、レバレッジ25倍では1万通貨で43,582円の証拠金が必要です。それに対して、海外FXなら以下のように証拠金を抑えられます。

レバレッジ証拠金
10010,896
3003,632
5002,179
8001,362
1,0001,090

つまり、国内FXよりも海外FXのほうが少ない資金で取引することが可能です。

情報感度の高い人、FXで大きく稼いでいる人は積極的にハイレバの海外FXを利用しているよ!

ボーナスが貯まる

海外FXの場合、お得なボーナスキャンペーンを開催していることがあります。例えば、XM Tradingでは次のようなボーナスがあります。

XMTradingのボーナス

・口座開設ボーナス=13,000円
・入金ボーナス=最大105万円

これらのボーナス自体は出金できないものの、そのまま証拠金として取引に使えます。

また、XM Tradingnihaには取引するごとにポイントが貯まる「XMTradingロイヤルティプログラム」もあり、獲得したポイントが取引に使えるため、非常にお得です。

このようなボーナスがあるのは海外FXならではのメリットであり、国内FXにはありません。

ボーナスを証拠金として使えるからロット数を増やせるよ!

ゼロカットシステムがある

海外FXの多くが「ゼロカットシステム」を採用しています。

ゼロカットシステムとは、相場の急変等により口座残高にマイナスが出たとしても、ゼロにリセットしてくれるシステムです。

国内FXにはゼロカットシステムがないため、相場の急変等により、口座残高がマイナスになる可能性があります。

最近ではスイスショックなどの大暴落により、国内FXで大きな借金を負ってしまった人もいるよ…

一方で、ゼロカットシステムを採用している海外FXなら、口座残高にマイナスが出るような事態になりません。

口座残高がゼロになった時点で強制的に決済されます。

海外FXのハイレバレッジはハイリスク&ハイリターンだけど、ゼロカットがあることで借金を背負う可能性がない!

取引の透明性が高い

海外FXの多くは、NDD方式(ノン・ディーリング・デスク)を採用しているため、取引の透明性が高いといえます。

NDD方式とは、トレーダーが出した注文が直接インターバンク(金融機関)に流される注文方式のこと。

NDD方式のFX会社の場合、トレーダーが出した注文を機械的にインターバンクに流すだけなので、途中でFX会社の裁量は入りません。

そのため、不利なレートの提示や約定拒否などが起こりにくいというメリットがあります。

一方で、国内FXのほとんどはDD方式(ディーリング・デスク方式)を採用しています。

DD方式とは、トレーダーが出した注文がまずはFX会社に行く注文方式のこと。
その後、注文をインターバンクに流すかはFX会社の裁量になります。

DD方式の場合、トレーダーが出した注文が直接インターバンクへ行くわけではありません。トレーダーの注文はFX会社に行くことなり、約定させるかの判断はFX会社次第です。

つまり、FX会社との直接取引になるので取引内容が不透明となり、不利なレートの提示や約定拒否などをFX会社の判断でできてしまうのです。

NDD方式(海外FX)は約定力が高いというメリットもある!

MT4/MT5が使える

海外FXは、MT4/MT5が使えるのもメリットです。

MT4/MT5とは、MetaTrader(メタトレーダー)の略であり、無料で使えるトレードツールです。チャートやテクニカルツール、自動売買などを簡単に設定することができます。

MT4は世界で最も使用されているトレードツールだよ!

国内FXの場合、そのFX会社独自のツールを使って取引するのが基本です。よって、FX会社によっては「使いづらい」「自分には合わない」などの問題点があります。

一方で、海外FXは基本的にMT4/MT5を使えますので、同様の環境で取引することができます。

とくに瞬時の判断が求められるスキャルピングでは、トレードツールが使いやすいか否かはとても大事です。

トレードツールが使いやすいとストレスなく取引できることだけでなく、誤註文や見間違えなどのうっかりミスを減らすことに繋がりますので、取引成功の可否にも関わってきます。

そのため、使いやすく高性能なMT4/MT5が利用できることは、海外FXのメリットといえます。

MT4/MT5は一度使い方に慣れると他にはもう戻れないかも。

強制ロスカットの水準が低い

海外FXは、国内FXよりも強制ロスカットの水準が低い傾向にあります。

国内FXだと低くても50%ほどですが、海外FXはさらに低くなり、20%というFX会社もあります。

FX会社名強制ロスカットの証拠金維持率
国内FXSBI FXトレード50
DMM FX50
GMOクリック証券50
海外FXXMTrading20%
exness0%
HFM10〜20%

強制ロスカットはトレーダーを守るためのシステムとはいえ、強制的に決済されますので、場合によっては不本意な取引になることも多いです。

しかし、海外FXは強制ロスカットの水準が低いため、強制ロスカットされるまで余裕があります。

「大きく逆行して強制決済されそうになったけど、すぐに反転してロスカットされずに助かった」というケースもあるため、ロスカット水準の低さはメリットと言えるでしょう。

まとめ

海外FXには次のようなデメリットがあります。

海外FXのデメリット

・スプレッドや手数料のコストが高い
・入出金が複雑で手間がかかる
・税金が総合課税でかかる
・トラブル時に日本の法律や金融庁に守られない
・危険なFX会社がある
・信託保全ではない
・日本語が通じないことがある

そのため、取り組む前にデメリットの詳細を確認しておかないといけません。

一方で、海外FXには次のようなメリットもあります。

海外FXのメリット

1.レバレッジが高い
2.ボーナスが貯まる
3.ゼロカットシステムがある
4.取引の透明性が高い
5.MT4/MT5が使える
6.強制ロスカットの水準が低い

これらのメリットはデメリットを上回るため、FXをするなら海外FXのほうがおすすめです。とくにハイレバレッジやボーナス、ゼロカットシステムは海外FXならではのメリットです。

しっかりとデメリットを理解して利用すれば、デメリット以上のメリットを得られますので、海外FXの口座開設を検討してみましょう。

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