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FXが楽しいと思える時に経験すべきこと

FXが楽しいと思える時期に経験すべきこと
このような方にオススメの記事

・いまFX取引をしている時間が楽しい方
・これからFXの技術を向上させて利益を伸ばしたい方

本記事のテーマ

FXが楽しいと思える時に経験すべきこと

<スキャル歴12年の専業_億トレーダーがお届け>

FXを始めたばかりの頃は、誰もが24時間動く為替相場が新鮮で、そのすべてが楽しいと感じるのではないでしょうか。この記事をご覧になっている方の中には「まだまだFXは楽しい」と感じている方も多くいらっしゃると思います。

ちなみにこの楽しい時期に、「しっかりと成長して利益を残す人」と、「ついつい調子に乗ってしまいコツコツドカンで負けてFXから手を引く人」に分かれていきます。

最初はみんなが同じスタートラインに立っているのに、いつの間にか違いが出てきます。では、その違いとは何なのでしょうか?

私はその「違い」とは「楽しい時期にどのような経験をしたか」ではないかと思っています。

性格的な向き不向きはあるものの、性格とは別の「経験で得る成長」が勝つトレーダーと負けるトレーダーを分けているのではと考えています。

今回は、現在では専業トレーダーとして生計を立てている私が思う「FXが楽しいと思える時期に経験しておくべきこと」をまとめてお伝えしたいと思います。

目次

FXが楽しい理由

まず、FX初心者の頃はFXが楽しいと感じる理由を私の実体験からご説明していきたいと思います。

世界情勢&ニュースに興味がわく

為替相場という世界は日常とは縁遠く、海外旅行に行く時ぐらいしか注目することがなかったものですが、FXを始めるとグッと身近なものになりました。

それまで興味や関心がなかったトランプ大統領の発言や原油の採掘量などにも、ドル円などのFX相場にダイレクトに影響するので自然と意識が向いていくものです。

これにより、世界の経済ニュースも身近になり、今までとは違った視点を持ってニュースを見ている自分に驚きました。

学ぶことがたくさんある

FXを始めたばかりの時はFX用語から取引の方法、相場分析のテクニックなど学ぶことがたくさんあります。

それらは学校で学ぶこともなく、普段の生活でも使わないことばかりで新鮮さに加えて、学ぶ楽しみを覚えます。

あとでもご紹介しますがFX(特にスキャルピング)の場合は、学びが成長につながり結果的には利益が増えるものなので学習にも身が入ります。

暇にならない

為替相場は24時間動き続けるので、ポジション保有時は常に損益が上下します。レートやチャートの変化だけでなく、要人発言や指標発表のチェックなど注目すべきポイントが常にあり目が離せません。

仕事から帰る途中も携帯でチャートやニュースのチェックばかりしてました

日々の仕事にも慣れていたサラリーマンの私にとって、FXに出会ってからは暇になることはなく、常にオンランゲームをしているような感覚でした。

利益が出る

FXが楽しいと思えるのは何よりも利益が出ている時です。

自分の予想通りに相場が動き、しっかりと利益を確定できた時は誰もが最高の気分になると思います。

パソコンやスマホを触るだけで出せた1万円の利益は、仕事で稼ぐ1万円とは違った感覚があり、言葉では言い表せない幸せを感じる瞬間でした。

この喜びが「良くも悪くも」人をFXに夢中にさせるね

スキャルピングFXが楽しい理由

次に私がFXでのスキャルピングを始めてから感じた楽しさをご紹介します。超短期トレードとなるスキャルピングは、普通のFXトレードとはまた違った楽しみがあります。

どんな相場でも勝負できる

スイングトレードやデイトレードなどのFXの場合はある程度のボラティリティがないと利益も取れず楽しくありません。

一方でスキャルピングの場合は小さな値動きでも細かく利益を取る手法なので相場状況に関わらず楽しめます。

またファンダメンタルズも関係ないので、チャートの形状がよければどの通貨ペアにもエントリーできる点が魅力です。

ゲーム感覚でお金を得られる

チャートを分析しながら型にハマった(得意の)タイミングでエントリーし、素早く利益確定をするというスキャルピングの手順はゲームに似た感覚の楽しみがあります

スキャルピングをする人にゲーマー出身者が多い理由でもあると思うのですが、損切りを躊躇なくするためにも、むしろスキャルピングはゲーム感覚で取り組む必要があるとも言えます。

技術の向上が利益につながる

スキャルピングの場合もやはり利益が出てこそ楽しいと思えるものです。

スキャルピングの場合はテクニカル分析のみで勝負をして、素早い利益確定&損切りが重要となるため「スキャル特有の取引テクニック」が必要になります。

失敗をしながら手に入れる技術なので大変ではありますが、その技術の向上が利益に直結しやすい点がスキャルピングの良い点でと私は思っています。

得意なチャートパターンが増えて、的確なエントリーができるようになれば利益も増えて楽しいので、モチベーション管理がしやすい手法であるかもしれません。

自分の予測通りの動きをして利益を得た時の快感は格別だね

FXが楽しいときに経験しておくべきこと

では、この多くの人が経験するこの「楽しい時期」を経て、勝てるトレーダーと負けるトレーダーの違いはどこで出てくるのでしょうか?

私が思う「その後の優劣をつける経験値」をご紹介したいと思います。

感情的なFXトレードが良い結果を生まないこと

利益が出ている時よりも損失が膨らんだ時こそ、その人の本性が出てくるものだと私は思っています。

損失が出た時にヤケになって、無計画なナンピンをしてみたり、損失確定後に負けを取り返そうとすぐに再エントリーをするなどの経験をお持ちの方もいると思います。(少なくとも私はそうでした)

ただ、それらの施策が良い結果を産むことは少ないです。偶然に成功することはあってもそれを100回、1,000回と続けていけば確実に負け越します。

なので、これらの「感情的なトレード」では勝てないことを知ることが重要です。感情的で感覚的なエントリーで偶然に利益を得て、そのラッキーで得た成功体験がFXの楽しみとなっているトレーダーは早い段階で引退することになるはずです。

負けの大部分は無駄なポジション保有が原因であること

FXは「利益を出すことが最大の楽しみ」であるため、なかなか「負け」に意識が行きません。トータルで利益が出ている時なら、損失が出たポジションのことなど気にも掛けないと思います。

ただ、この楽しい時期に負けの理由を分析して、ご自身の特徴を把握できるFXトレーダーは強い人だと思います。

FXが楽しい時期にこそなってしまう通称「ポジポジ病」ですが、その病から脱却するためには「無駄なポジション保有でどれだけの損をしたか」を知ることしかないと私は思っています。

負けた理由を分析する人は、「裏付けの少ないエントリー」や「なんとなく持ったポジション」が損失につながっていることに気づくはずです。

勝ちパターンを持つことの重要性を知ること

FXに限らず、物事の成長のために成功体験はとても重要です。FXの場合でも、一度体験した勝ちのパターン(似たようなチャート形状)は必ずまた訪れるので、その成功体験からチャンスを逃さないようになります。

つまり、勝ちパターンを持つことで無駄なポジション保有が減り、その勝てるチャートパターンをじっくりと待てるようになります。

成功体験を積むことでエントリーの確実性が高まり、さらに勝ちのパターンを増やすことが成長につながるので、早い段階で勝ちパターンを持つことは後々の成長にも影響すると思います。

以上が、私が思う「FXが楽しいと思える時期に経験しておくべきこと」です。本当の正解が何なのかは分かりませんが、この3つの「気づき」はFXの経験量に関わらず、常に心に留めておくべきことかもしれません。

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